ユー・イングリッシュ

ユー・イングリッシュ 中山裕木子 ブログ

Just some thoughts while looking at the flowers


災害や豪雨が続いた中、被害にあわれた方がたには、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

ユー・イングリッシュも雨の地域にありましたが、大きな影響を受けずに、過ごすことができました。

ご心配のお声をいただきました方々にも、お礼を申し上げます。

 

影響を受けた地域の方がたに、平穏な日々が戻ることを、祈っています。

 

 

 

さて、本日はjust some thoughts…です。

 

Things change as time passes.

 

 

このことを、いつでも心に留めています。どのようなことも、すべてが、変わりゆく。

 

このごく自然で当たり前のことに抵抗を感じるとすれば、それは人の性なのでしょう。

変わりゆくことを自然なことととらえ、変化に対して何をすべきで、そして何ができるか、それを考え行動し続けることが大切と思っています。

 

 

今このときに、特許翻訳のご依頼をいただけていること、講師のご依頼もいただけていること、そして当社の定番活動ともなってきました執筆のほうも、すすめさせていただけていることに、とても感謝をしています。

 

 

先日の豪雨の中でご来社くださったお客様から、お花をいただきました。

 

 

素敵・・・。

 

 

Just some little thoughts while looking at the beautiful flowers…

知らないことが沢山ある


随分広く技術分野の翻訳を経験した、と思っていても、知らないことが沢山あります。

 

案件ごと、仕事ごとに、新しい技術に出合う、といってもよいくらいです。

 

例えば比較的新しいスタッフが訳している案件は、そのスタッフが、自分が特許の経験が比較的浅いから、知らない技術分野が多く、調べものをたくさんしなくてはならない、ということではないです。

 

新しい翻訳者も、ベテランと思われる翻訳者も、そして自分も、常に、翻訳やリライトの過程を通じて、その技術を新しく学び、調べる時間が多く必要です。

 

翻訳やリライトが終わるころには、技術の中身を英語・日本語の両方で、理解ができ、説明ができるようになっているものです。

 

 

そして第一翻訳者にとって大切なことは、Be professional about the topic you are translating.

 

ですから、私のリライト時には、第一翻訳者に、できるかぎり、技術のことを口頭で教えてもらうようにしたいと思っています。

 

第一翻訳者が、最もその技術内容についてよく調べ、よく理解をしているためです。

 

これまでの経験と知識や勘に頼る自分ではなく、その翻訳にしっかりと向き合い、実際に訳した第一翻訳者のことをいつでも信頼し、教えてもらうようにしたいと思っています。

 

 

ですから翻訳者は、

Be professional about the topic!

 

 

ときには知財担当者や技術者とも語り合える、または提案ができるほどに、Be professional about the topic!

 

そしてリライタの私も、エンジンがかかるのが遅いながらも、リライトが終わる過程において、being professional about the topic.となっていくことができるのです。

 

 

今回のリライトでは、今やっと、技術内容の理解ができてきました。

第一翻訳者に教えてもらった内容と、自分が理解した内容、調べた内容、がつながってきました。

 

 

こうなってくれば、あとは、もう大丈夫です。リライトの出口が見えた。

 

第一翻訳者の特徴をとらえ、必要箇所を修正します。読みやすい英文、正しい英文へと導くのがリライタの仕事でしょう。

 

Learning is a gift.

 

 

何年たっても新しいことを学べる翻訳の仕事は、素晴らしい。

 

 

初心者もベテランも、みなが「自分、自分」と推すのではなく、みなが謙虚であり続けたい。そして目的に向かって日々努力し、翻訳とリライトを通じて学び続ける、そして願わくば仕事を通じて幸せになり続ける、そんな会社でありたいと願っています。

 

セミナー2件


中山が講師のセミナーはありますか?

と聞いていだだけることがありましたので、近い外部セミナー2つの情報を掲載させていただきます。

 

 

●京都商工会議所 開催 技術英語基礎セミナー

2018年6月21日(木)9時半~16時半(京都開催)

http://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/international/sm_109197.html

 

スタンダードな技術英語の基礎セミナーとなります。

拙著「技術英語ライティング教本」の内容も一部含めています。

直近ですが、まだ申し込みが出来るようです。

 

 

●日本翻訳連盟(大阪)開催 日英特許翻訳レッスン―読みやすくチェックしやすい英文を書く

2018年7月27日(金)14時~17時(大阪開催)

https://www.jtf.jp/west_seminar/index_w.do?fn=search

 

特許英語の基礎セミナーです。こちらも比較的スタンダードな基礎セミナーとなります。

拙著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」の内容も一部含めています。

こちらは懇親会も開催されるようです。

 

 

2件のセミナーにつきまして、どうぞよろしくお願いいたします。

英語、だんだん上手くなってきた!


久しぶりのブログです。

 

私の好きな言葉の一つに、次のものがあります。改めて、ここにご紹介。

 

All things are difficult before they are easy. (Thomas Fuller)

 

当たり前のことを言っているのですが、これが、真理を突いている。

 

難しい、難しい、と思って、何度も、何度も、続ける。

 

ああ、難しい。

難しい、難しい。

 

そこに自分が感じているのは、強烈な不安と、自信の無さ。そして自分の無能さ。

 

ダメだ。まだダメだ。全然ダメ。

頑張らなければ。

そんなことを、繰り返し、続ける。

 

また今回も、難しい。

今回はどう? また難しい。

果てしなく続く難しさに、驚愕しながら、それでも、続ける。続ける。続ける。

 

そうしたら、ある日、ふとした時に、「あれ? 私、少し、上手くなってる?」と気づく瞬間があるのです。

 

それは今さっき、私が感じたこと。

 

「あれ? 私、少し、上手くなってる?」

 

「ダメだと思っていたけれど、結構いいじゃない、自分!」

 

・・・

さて、何が上手くなったか・・・?

 

 

それは、相も変わらず、英語。

具体的には、「特許翻訳」です。

 

 

他にも色々と勉強したり、少しでも前に進みたいと思っていることが、色々とあります。

 

例えば技術講座。

 

本日の日中は社内講座(機械)で、「ネジ」「バネ」を勉強しました。

とても面白かった。

英語と日本語の両方で説明を見ていると、心もワクワクしました。

はるばる弊社へ来て下さる先生にも、感謝。

 

次に例えば、知財の勉強。

商標・意匠・特許、そしてついでに民法も・・・。

 

そんな風に、色々とかじっているけれど、一向に、上達したとは感じない。

 

難しいままで、分からないまま。頭が悪いまま・・・。

 

そこで私、気づきました。

 

絶対時間数が、全然、足りていない。

いくらかじってみても、「かじり」勉強には、必死度が、足りないのです。

 

一方の本業(翻訳)のほうは、常に、必死です。

 

もうそろそろ少し力を抜いたり、自然に出来るようになったりしたいのですが、それはどうしても、できません。

 

時間の許す限りに必死で、そしていつも苦しくて、没頭していて、そして気づくと・・・大好きで・・・。

 

心を向けて没頭していると、ある瞬間に、「あれ、私、上手くなったかも・・・」と思う日があるのです。

 

そんな気づきは、1年に一度くらいの低い頻度(笑)。

 

今日は、自分で勉強のカラクリを体感した気がします。

 

この先「翻訳」と同じくらいに、技術・知財の両方の勉強に没頭すれば、きっと、一歩だけでも、前に進むことができるんだろうな、と思います。

そんな日が来ることも願いつつ、今は心が向く本業(翻訳)を最優先していきます。

 

いつまでも、難しく、苦しい。だからこそ、自分にとって、乗り越えたい価値がある。

その価値を、会社の商品として、必要な方が購入してくださるのであれば、とてもありがたいと思います。

 

今日は自分がほんの少し翻訳が「上手く」なったように感じて、とても、嬉しく、晴れやかな気分です。

3人寄れば・・・?和文の解読編~4周年に思うこと


「3人寄れば文殊の知恵」という言葉があるかと思います。

 

この言葉の解釈は色々かもしれませんが、「3人で知恵を出せば、分かることがある」、というようにとらえました。

 

そしてここにおいて重要なポイントは、その3人が、それぞれ「違う」ということかと思います。

 

弊社の翻訳リーダーの役割3人(中山含む)は、それぞれの得意とするところが、明快に、違うと思います。

 

詳しくは書きませんが、「①ざっくりスピードタイプ(誰が見ても、私か)」、「②緻密、精密、仕事きっちりタイプ(私から見ると、尊敬あるのみ)」、そして「②その両者をほどよく備えたタイプ(私も以前はこちらだったと思うのですが、現在は①になってしまいました)」、この三者が、中山リライト済みの1つの案件をさらに精密チェックをして、最終原稿へと仕上げていきます。

 

和文の解釈が難しい場合であっても、3人がそれぞれの観点から考えれば、どこかで、誤訳や不具合は、抽出が可能かと思っています。

 

もう1つの重要なポイントは、次の通りと考えています。

 

3人の「目的が、一つ」であること、です。

これは、非常に重要であると考えています。

 

「チーム」というのは、誰かの「心」が逸れ出すと、ガラガラと、崩れてゆきます。

 

みな違っていい、みなそれぞれに、能力も違えば、得意とするところも、違う。

しかし大切であると思うのは、「目的が、一つ」であること。

 

ここで言うところの「目的」は、企業として考えると「お客様に価値を提供すること(serving our customers)」となります。しかし、みなが持つべき「目的」としては、私は、もうすこし広く柔らかく、次のように、考えています。

 

仕事に対する「真摯」な気持ち。

 

これが心にいつもあること、それをユー・イングリッシュでは、とても大切に思っています。

 

「真摯」な気持ちは、「仕事に対するまっすぐな気持ち」であったり、「仕事に対する愛情」であったり、時として「仕事に対する誇り」であったりします。

そして常にimprovementを心がける気持ちです。

 

一人一人にこれがあれば、「知恵」が発揮され、最強のチームになる、と考えています。

そしてその人自身も、「知恵」を絞る仕事を通じて、幸せになっていけるのではないか、と思っています。

 

 

さて、ここから誰かの言葉の受け売りですが、「組織」というのは、どんなに小さな組織も、「自然になんとなく上手くいっている」、ということは、無いのです。

 

「必死」で頑張り、「必死」で支え、「必死」で、守るのです。

工夫し、なんとか、なんとか、崩れずに、保っていける、そしてなんとか前に進み、一つ一つの仕事を、進めていけるのです。

 

会社もそう。

何かのグループもそう。

家族もそう。

もっと小さい単位であれば、夫婦だって、そう。

 

家族や夫婦に置き換えれば、「組織」を理解できる人は、多いと思います。

 

夫婦だって、しっかりと支える気持ちがなければ、ガラガラと、崩れてしまう。

家族だって、「家族だから」といって全員が努力を怠れば、たちまちガラガラと、崩れていってしまう、とそんな風に、考えています。

 

それを分かっているから、しっかりと、頑張るんです。

なんとしても守りたい、大切な「組織」のために。

 

さて話を戻して、ユー・イングリッシュは、「3人寄れば文殊の知恵?」と工夫しながら、特許明細書の「和文」を読み解いていました。

 

なんとか読み解くことができて、納品原稿を、仕上げることができました。

 

みなが「真摯」に仕事ができていること、とても嬉しく、そして誇らしくも思っています。

 

これを続けていけるよう、そう、会社という大切な「組織」を守っていけるよう、私は全力で、頑張りたいと思います。

 

 

ユー・イングリッシュは本日で4周年。これまで続けてこられたことに感謝し、5年目の今年一年、よりいっそう頑張りたいと思います。

 

特許翻訳のお仕事を下さるお客様に、心より、感謝しています。

 

お客様の権利を正しく守れる英文特許明細書へと翻訳ができるように、初心を忘れず、基本を大切に、お客様のお声をしっかりと聞きながら、そして願わくば「既成概念を超える仕事」ができるようにと考えていきます。

弊社スタッフは翻訳が大好き(のよう)


少し振り返って、2017年の中ほど、弊社「翻訳チーム」の構築に、躍起になっているときがありました。

I was so desperate…

 

どんな人事が必要?

工業英検1級?

特許翻訳歴5年? 明細書翻訳100件?

ネイティブ翻訳者?日本人翻訳者?

 

試行錯誤をした後で、私が選択したのは、次の人材像でした。

 

「やる気がある人」

 

とにかくこれを重視、特許翻訳をやりたいという気持ち、ユー・イングリッシュで働きたいという気持ち。

細かいことは、問いません。とにかくあなたの、まっすぐな「瞳」が欲しい。

 

そのような目線で、2017年半ばから後半にかけて、人材確保に取り組みました。

 

そして現在の事務所内の風景・・・

 

「シーン」

 

翻訳者は、ひたすら、翻訳をしています。

 

私が特許事務所に勤め始めた2000年のころと、同じ「空気」が漂っていると思います。

 

集中して、パソコンを打っている。考えてこんでいる。

 

必死で仕事をしていたら、もう、終わり?

もう数時間! もう、1日終わった、という毎日・・・?

 

 

(ここからは、2000年当時の私の特許事務所 入所体験)

毎日誰とも、話さなくていいの? 誰に気遣いもしなくていいの?

えー、自分で好きな勉強をするみたいに、ただパソコンに向かって、英語に訳していたらいいの?

丸一日、本当に、これでいいの?

しかも、これで報酬まで、いただけるの?

パラダイス・・・。ここは、本当に、パラダイス・・・。とにかくすごい・・・。こんな場所があるとは・・・仕事って、少しくらいは嫌なこと、あるんじゃないの?

何一つとして、嫌な要素がない。翻訳だけしてたらいいの? ほんとに、いいの?!

マンデーブルー、はなくって、翻訳原稿から離れる週末ブルー、そして翻訳原稿に再会できるハッピーマンデー。

 

(・・・当時20代の私の回想。もちろん、嬉しい、楽しい、と同じくらいに、難しい、苦しい、という現実もあったのですけれど・・・しかし人はうまく出来ている。苦しいことなんてすべて、忘れてしまいました。貴重だった翻訳原稿との時間、楽しかったパソコンと過ごすだんまりの毎日、週末に恋しかった和文原稿、事務所勤務時代はそんな思い出しか、残っていません。)

 

 

 

さて、現在の弊社事務所に戻って・・・。

 

私が雑務で話しかけた時も、言葉が終わるやいなや、さっさと、いそいそと、翻訳に戻るスタッフたち・・・

話しかけられても後ろ、向きたくない? 移動、したくない?(ポットのお湯のお世話も面倒?!)。PCのほうを向きたい。PCにひきつけられている・・・。

 

私の若いころを思い出す・・・、と心の中で思いながら(失礼かもしれません。全然違うかもしれないし)、がんばって!と心ではエールを送っています。

 

彼らにとって、魅力ある会社であり続けたいと、願っています。

そのためにも、真摯に、世の中に役立つ良い仕事をしていきたい。

 

 

ユー・イングリッシュが社会の役に立つように、弊社のお世話役でもあり、案内人でもある私、2018年度、一層の努力をしていきたいと考えています。

 

今年も無事、決算期を終えられそうです。今年もきちんと税金を収められそうで、企業活動が継続できること、ありがたい限りです。

お客様に感謝をし、弊社業務に関わってくれたみんなに心より感謝をしています。

自分の本が、面白い(笑)


書籍原稿のチェックをしています・・・。

今回は「3語英語」の類ではなく、過去の私に戻り、専門書の類の書籍となります。

 

拙著「3語英語」(会話もメールも英語は3語で伝わります)の時も、やりたい放題に、好きなことを、書かせていただきました。

 

しかしひとたび執筆をし終われば、私はいつも綺麗さっぱりとそのことを忘れてしまい、次のプロジェクトに向かう傾向があります。

 

その結果、出版された書籍「会話もメールも英語は3語で伝わります」を手にした時は、読み返しながら、自分の本ではないように、「へぇ~」「ふーん」「なるほど!」などと思いながら、2回くらい、普通の読者になって、読みました(笑)。

 

単純に、シンプルイングリッシュの世界を楽しんでいる自分がいました。

 

「あとがき」まで来てやっと、ああ、自分の本ね、と我に戻っていました。

 

 

今回はまだゲラ原稿チェックの段階なのですが、すでに同じ現象が、起こっています。(原稿提出後、翻訳やセミナーに多忙でしたため、書籍から心が離れたためかと思われます。)

 

へぇ~

ふーん!

なるほど!

面白い!!

 

(申し訳ありません、どうか、自画自賛、とは呼ばないでください。本当に、シンプルイングリッシュの世界は、面白いのです。今回も、私が書いた本、私が見つけた内容、というよりは、シンプルイングリッシュに支えられ、10年間、京大院生や他の学生、また大学の理系の先生方にも、テクニカルライティングの授業をしてきた。そこで受けた頭の切れる皆様からの授業内容へのご指摘や英語のご相談、それらを検討し、ブラッシュアップして、組み立て、確立した内容なのです。したがって、自分が書いた、という感覚よりも、これまで私の大学授業に参加してくれたみんなで作り上げた内容、といった、そんな感覚なのです。)

 

へぇー!!!

うんうん!

ホント~?!

 

・・・と、私の原稿ゲラチェックは、続きます。

 

今回の書籍も、好き放題に書いていますので(編集者様には、わがままにおつきあいくださって、感謝)、色々と、お叱りを受けることがあるかもしれません。

 

しかし、きっと、シンプルイングリッシュは、みんなの役に立つ。

 

そんな気持ちで、なんとか出版へと到達させたいと思っています。

 

(誤記に懲りて、今回、原稿ゲラ出しを3回依頼していまして、まだもう少し、時間がかかります。冬を乗り越えたころ、改めてご報告ができるようにしたいと思います。・・・春はもうすぐ!)

2018年どうぞよろしくお願いいたします


新年となりました。皆さま、良いお年をお迎えのことと思います。

皆さまにとって、幸多き一年となりますように、心より願っています。

 

 

 

弊社にとっては、今年はどんな一年になるか、ワクワクの幕開けでもあります。

地道に、コツコツと、歩んでいきます一方で、挑戦してみたいことも色々あります。

 

特許翻訳:

弊社の核の業務であります特許翻訳。ご依頼を下さるお客様に心より感謝をしながら、今年は品質をさらに安定させ、向上させていきます予定です。

どのような翻訳を求めていただけるか、お客様へのヒアリングもしていきたいと考えています。

今年はもう少し、お客様とお話をしたいです。どうかよろしくお願いいたします。

 

 

論文英語:

「特許英語・論文英語を専門とする会社」として2014年、弊社の業務を開始しました。

論文校閲もお受けしています。論文の要点が査読者によく伝わるように、元の英文を生かしながら改善をさせていただきます。

英語非ネイティブ著者の気持ちに寄り添う校閲者でありたい私、中山と、さらには理系の弊社英語ネイティブ顧問も、一緒に校閲を担当いたします。

 

また、「論文英語」の良い資料ができるように、もう少し、努力します。

 

また、今年も私、中山は、理系学生への講師業も、数箇所にて、続けさせていただきます。もう少し、もう少し、学生達と、一緒にいさせてください。キラキラ輝く彼らの研究の英語、もう少し、お手伝いしたい。年末年始にも学生のアブストラクト添削をしていましたが、キラキラ輝く、彼らの研究の英語は本当に素晴らしいのです。研究への尊敬の念を持ちながら、伝わる英語へとブラッシュアップできる力を付けていただけるように、工夫してまいります。

 

 

特許明細書の英語:

特許英語は拙著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」を基本にしていますが、今年は中山の個人的な興味による検討も進めながら、より実用的な、英文明細書の作成に関する資料集めと便利に使える資料化、をしていきたいと考えています。

こちらも今からとても、楽しみです。

 

 

企業様のテクニカルライティング:

ここ数年、定常的に企業様の研修を担当させていただくなか、いかに時間効率良く、素早く、かつ効果的に学んでいただくかについて、考えてきました。

また、学んでいただいた内容を部署内でも展開していただけるよう、誰でも学べて、誰でも教えられる、そんな技術英語(テクニカルライティング)の基礎をお伝えしたいです。

こちらも便利な資料を作ります予定です。短時間で情報を網羅できて、便利に使える、そんな資料を作ってまいります。

 

 

3語英語:

3語の英語の展開は・・・読者の生の声によるリクエストにお応えできるよう、便利な資料を作りたいと考えています。

書籍はいつも、「自分自身が欲しいと強く思うもの」、を作っていきたいと考えています。

心さえ向けば、一気に書けます。待ってくださっている一般の方が少しいらっしゃるようでして、どうかもう少し、私の心が再び動きだすまで、もう少しお待ちいただけますよう、お願いいたします。

 

 

社内の技術講座関係:

社内の技術講座は、業務が多忙を極めるときも、続けてきました。継続が、力になるか、未だお試し中・・・。

 

「電子電気」は、3年目に入ります。3年目らしく、演習中心に、回路を学んでいきます予定です。

 

「物理」と「化学」が分かれば、世の中の仕組みがもっとよく分かるだろう、そうすれば、特許明細書に書いてあることを、もっと明快に頭に描き、理解して訳せるだろう。そんな「思い」から、物理も化学も、勉強してまいります。

「弊社で教えていただきたい」と、強く願っている先生方に、お願いをしていきます予定です。

 

昨年より開始しました「機械」講座では、各部品のしくみや、「形状」や「位置関係」の英語も学ばせていただきたいです。

皆の協力により、今年は機械の英語表現集も、まとめていきたいと思っています。機械製品のベテランの先生により、とても多くを、学ばせていただいています。ご協力くださっています先生に、感謝しています。

 

特許翻訳には、①技術理解 ②法律理解 ③言語の自在な表現力、この3本立てが必要。

弊社スタッフともども、頑張りたいと思います。

 

②法律理解、これは今せっかく個人的に学んでいるので、特許の基礎、商標の基礎、意匠の基礎、についての社内講座の講師に立候補しようかな、と考え中。「誰かに伝えられる」ようになれば、自分の理解も進むはずです。(そうすれば、万年の知財劣等学生を、とうとう卒業できるかもしれない・・・。)

 

負荷をかけなければ成長はない、しかし、①技術理解 ②法律理解に割く時間が、日々の翻訳業務を圧迫しては本末転倒です。そのバランスを考えなければいけません。

 

それから、③言語の自在な表現力は、必須です。英訳翻訳者ですから、英語を書けなければ、はじまらない。

弊社2018年セミナー(http://www.u-english.co.jp/seminars/2018/1.html)にて、スタッフ一同も、今一度、勉強させていただきます予定です。

 

特別講師の平野先生のセミナー(2月23日、弊社の場所にて開催)も、楽しみです。テクニカルライティングの「深さ」を、楽しくわかりやすく伝えてくださる先生です。

 

 

そのほか:

弊社では、誰もが自分のスキルを人に伝えられる、広めていける、そんな人材チームを目指しています。

一人一人が日々自らのスキルを高めることに加えて、互いの良いところを吸収して自らのスキルを引きあげる、一つの目標(企業が社会への価値を提供すること)に即して学び合い、高め合う、ということが、企業という組織に属する人材の在り方でもあると考えています。(なお、そんなチームの一員に我こそは、という方がいらっしゃいましたら、引き続き、お声をおかけください。)

 

今年は社内会議も充実させる予定をしています。その中では、各人にスキルの発表を通じた「講師」の練習もしていただきます。

「伝えるべきスキル」があれば、誰でも講師になれる。私でさえ講師になれたのですから。

 

 

最後に:

昨年から、観察し、強く感じていること。弊社スタッフは、翻訳が、好き・・・。

弊社特許翻訳チームは、翻訳の仕事が大好きな人材で作られています。

 

好きこそ物の上手なれ。今年も一年、頑張っていきたいと思っています。

どうかよろしくお願いいたします。

2017年はチーム作りに尽力しました


2017年は、ありがたく特許翻訳受注を増やしていただける中、翻訳チーム作り、に尽力しました。

 

2017年4月、まあそのうち協力者が集まればよい・・・や、チームはそのうち自然に作られていく・・・または結局自分が翻訳を手放せず、いざとなれば自分でやるから大丈夫・・・などと思いながら、創業から3年たっても、重い腰を上げてこなかった。

 

これでは、いけない。

 

目の前のこととなると、「持論」をすっかり忘れていた。

 

何ごとも、「自然になるようになるさ」や「強く求めなくても、なんとかなるさ」「必死にならなくても、いつかそのうち自然に・・・」などと考えていると、「そのうち」は決してやってこないのです。

 

そう、「強く求め」「行動」をしなくては、何ごとも決して前には進まない。そのことを思い出し、痛感した。

 

チームが定まらない中、方向性の定まらない英文の膨大なリライト量に、苦戦していました。

 

「いざとなれば自分でやるから大丈夫」はもはや成り立たず、講師業・翻訳業ともに、自分一人のキャパを超える仕事量に対して、もがいていました。

 

これでは、いけない。

今時間がかかったとしても、とにかく今、やらなければならない。

 

今、必死で、求めなければならない。

 

今しなくて、いつするか。

 

そのようなことで、ユー・イングリッシュ翻訳チーム作りを、開始しました。具体的には、弊社に協力して欲しい人材像をはっきりと定め、そのような方に、呼びかけました。

 

そして、英文1文1文を、毎日徹底的にリライトをして、フィードバックしました。方向性を定めて提示することで、それに賛同してくれる、本当の意味での協力者が、弊社の翻訳チームに加わってくれるのではないか、と考えました。

 

少しずつ、少しずつですが、しかし着実に、推し進めてきました。

 

2017年、このことは、ユー・イングリッシュにとっての進歩でした。

 

おかげで、若い方も、ベテランの方も、バランスよく、弊社のチームメンバーに、加わってくださいました。

 

若い方のご参加、とても、嬉しい。

弊社に勤務したい、と言ってくれること、とても、嬉しい。

 

中堅ベテランのスタッフ、とても、心強い。

弊社に勤務したい、と言ってくれること、とても、嬉しい。

 

 

若い方々には、夢がある。夢中になれる、力がある。そして、体力もある。

 

少し年上の私たちにも、夢がある。夢中になりたい、心がある。そして年上の私たちには、これまでに蓄えた、少しの英知がある。

 

それぞれの力が合わさって、ユー・イングリッシュという法人を、支えていくことができることを願います。

 

私、中山は、ユー・イングリッシュという「格」のお世話役として、皆が気持ちよく仕事をし、同じ方向へと向かっていけるよう、努力していきたいと考えています。

 

ユー・イングリッシュ。

法人とは、「格」である。

人格のような、「格」である。

 

これは私がはじめに会社を作るときに、学んだことでした。

 

その頃はいまいちピンとこなかったのですが、4年目に入り、少しずつ、分かってきました。

 

ユー・イングリッシュという「格」のお世話役として、ユー・イングリッシュがその目的を果たすことができるように、率先して、支えていきたいと思っています。

 

社内・社外の協力者に、心より、感謝しています。

 

良い1年でした。

2017年、ありがとうございました。

 

(年末ではありますが、少しセミナーの情報を、掲載させていただきます。年始1月5日より、受付を承ってまいります。どうかよろしくお願いいたします。)

「翻訳製品」には「工業製品」と同じ製造工程を


翻訳という作業は、「日本語を英語にする」、つまりwritingの工程がすべてのように、思いがちです。

工業製品と比較すると、製品を「組み立てて作成する」という過程だけが、「翻訳」という製品を作るにあたってのメイン作業であるようにとらえてしまいがちです。

 

その結果、「翻訳して(=書いて)、終わり。納品。」ということが、あるのではないかと思います。

 

「工業製品」を作るときには、「組み立てて作成して終わり、出荷。」、ということは、ないはずです。

製品を作る前には、製品のユーザを分析し、綿密な計画を立て、試作を行い、試作品をテストするでしょう。

そのような過程を経て完成した製品は、出荷し、流通すればそれで終わり、ではなく、流通した後も、今後のさらなる改良のために、ユーザのフィードバックを得る努力をするでしょう。

 

ところが、「文書の作成(翻訳含む)」となると、そういった手順を想定することなく、書き手が計画せずに書き始め、短期間で書き上げてしまい、それで終わり、ということがあると思います。

 

しかし翻訳という商品にも、工業製品1つを仕上げるときに相応するような過程が必要であると、考えています。

 

工業製品の作成工程:

  1. User analysis
  2. Design
  3. Production
  4. Testing
  5. Shipment
  6. Review based on feedback, and improvement

(*個人的な定義をしています。)

 

翻訳製品の作成工程:

  1. Reader analysis
  2. Planning
  3. Writing
  4. Testing
  5. Submission
  6. Review based on feedback, and improvement

(*こちらも同様に個人的な定義です。)

 

ユー・イングリッシュの製品の一つは、「翻訳文」です。

ユー・イングリッシュでは、上の工程をきっちりと踏んだ「翻訳製品」へと仕上げることを目指します。

 

現在は、工程3.~6.には、力を入れることができていると思います。

特に3. Writingでは、執筆+複数回のリライト、4. Testingでは、複数名による多観点からのチェック(testing)を、実施しています。

また、6. も、品質改善を目指して、できる限りの努力をしています。

 

現在は、1.Reader Analysisと2. Planningの部分が、弱いと感じていますので、この部分を強化できるよう、努力していきたいと思っています。

1.と2.について、具体的には、1.では読み手に応じた用語の抽出、また、「読み手のために書いている」、ということについての翻訳担当者の意識の向上、などがあげられるでしょうか。

2.では、明細書の全体像を把握して翻訳にあたれるよう、補足資料を事前にとりまとめて翻訳担当者に提示することや、または、現実問題としては、2. Planningにあたる工程を3. Writingの後に移動して、事後的に、翻訳担当者が「この明細書の発明のポイントは、こうである」、という技術の内容と、そして「翻訳にあたっては、この点が難しかった」という英語表現上でのポイントの両方をプレゼンテーション(説明)できるようにする、といったことを、考えています。

なお、2. Planningを3. Writingの後にまわす理由は、私たちの仕事は「文書の執筆」ではなく「文書の翻訳」である、という性質上、文書の中身をPlanningすることは、できないためです。ですから内容のPlanningというよりは、内容の事後確認、というようになるかもしれません。

 

さて、実際に品質が落ちてしまうのは、上記1~6のいずれかの工程が欠けた、またはいずれかの工程が手薄になったとき、であることを、十分に、理解をしています。

万が一そのようなことが生じた場合、原因工程を特定し、詳細な原因の究明と、早期の対策を講じる必要があります。

また、万が一そのようなことが生じた場合には、1~6を再度本気で見直し、それに沿った「案件のやり直し」が必須です。

 

この「技術文書の作成にあたり、1つの工業製品」を作成するのと同じ過程を踏む必要がある」、という考えは、十数年前に出合い、感銘を受けたアイディアです。

拙著「技術系英文ライティング教本」(2009年)にも、その基礎について、書きました。

 

早い時期にこのアイディアを知ることができたのは、大変、幸運でした。

現在は、私自身は、実際に「会社の製品」としての「翻訳」に、この過程を適応することについて、試行錯誤を繰り返しながら、理想に近づけるよう、努力しています。

 

本日翻訳文のリライト中、また「特許翻訳はドキドキする」という感覚が生じていたとき、なぜこんなに自分は「特許翻訳」を「好き」と感じるのかを、自分で分析していて、この「過程」のことに、想いが達しました。

 

私個人は、過去にいろいろなことが苦手で、器用なほうではなかったため、この「きちんと過程を踏めば、特殊な能力がなくても、できる」、「鍛錬、練習、そしてきちんとした理論にそって、過程を踏むことが重要」、という点こそが、私が特許翻訳を好きになった理由なのではないか、ということを、思い出していました。

 

そんなことを思い出しながら、いかにユー・イングリッシュの翻訳品質を安定させ、高めていくか、ということを、今日は、深く考えていました。

 

今年は本気で、その基盤作りに、取り組みたいと考えています。

 

各工程に関わってくださっている方々に、心より、感謝しています。

各人が必ず持っている、その人だけの「強み」。

それをそれぞれが、生かしてくださっていると感じ、信頼しています。

 

また私の2ヶ月前からの「呼びかけ(ブログ)」に応答してくださった新しい協力者の方々にも、とても感謝と期待をしています。

よろしくお願いいたします。

 

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