ラジオ番組にお邪魔をしてきました。拙著「会話もメールも英語は3語で伝わります」をご紹介くださるとのことでした。
AM放送とFM放送、という雰囲気の違う2つの番組でしたが、「音声」だけで、コミュニケーションを取る「ラジオ」という媒体は、ますます秒刻みに「テキパキ」進行なさっていて、興味深かったです。
「厳しさ」と「愛」の両方を感じる皆さまのお仕事ぶりが、勉強になりました。
●AM放送のほうでは、10分という生放送の枠の中で、司会の方が、とても上手に進行してくださいました。ありがとうございました。

(高嶋ひでたけのあさラジ)
●FM放送のほうは、「英語を勉強したい」という女優さんにお声がけいただき、お呼びいただいたようです。とても美しい、素敵な方でした。
私はその方の「声」に魅了され、
I like your beautiful voice!
① ② ③
Everyone loves your voice!
① ② ③
Your voice attracts listeners.
① ② ③
といった「3語の英語(3つの要素=主語・動詞・目的語 を並べる英語)」ができあがりました。
「3語の英語」は動詞が決め手です。
こちらは4月15日(土)の朝9時から放送のようです。
東京方面の方がいらっしゃったら、女優さんの「美しい声」を、是非に、お聞きいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
Morning Cruisin’

今回の書籍は、軽い内容で、一般の方向けに、書きました。いえ、書くつもりでした。
都合で一年前の自分のブログを見ていましたら、丁度ここで↓、企画書を、出版社(ダイヤモンド社 様)に、送っていました。
一年前のブログ(http://www.u-english.co.jp/blog/?p=1169)
頭に浮かんだアイディア構想から、丁度一年、一応の「形」になりました。
今回はこれまでの2冊の書籍に比べると、少し軽い気持ちで書き始めたのですが、しかし結局、いつも必死に、なってしまいます。
前著(外国出願のための特許翻訳英文作成教本)のような「悲壮感(?)」が表れているような本ではありませんが、自分としては、それなりのことを乗り越えて、仕上げたつもりです。
本を書くことへの想い・・・
それは、人それぞれなのでしょうけれど、私の場合は、これまでやってきたことを、使いやすい形にまとめて、どんどん公開していくこと、です。
これまで自分が曲がりなりにも一生懸命工夫をしてきたことであって、もしかしたら他の人にも使ってもらえるかもしれないアイディア、それを公開して、残して行くことです。
また自分も、一つの形にまとめることで、過去の軌跡を利用しやすくなりますし、また一方で、過去をきれいに清算して、前に進んでゆくことができます。
さてさて、なんとか無事、出版されまして、紙の書籍を手にすることができました。


やはり、「紙」は、良いです。
紙の手触り、好き。
世の中の「書籍離れ」が進んでいるでしょうから、もうギリギリ紙の本は最後かな、などと思いながらも、「紙」の書籍にこだわっていました。
(今回の書籍は、時代の流れもあり、Kindle版も出しました。なお、前著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」は、「紙」にこだわって、電子化をしませんでした。しかし、最近読者の方々からご要望をいただくことが多々あるので、前著のKindle版のリクエストをしているところです。前著のKindle化、されるかな・・・。→追記:その後、今からの電子書籍化は難しいとの回答が、前著出版社よりきました。)
さて、今回の書籍ですが、ダイヤモンド社様のウェブ記事でも、かなり多くの内容が読めるようになっていますので、もしよしければ、ご覧ください。
(私が語っている風に、なっています。内容は、おおむね書籍からの抜粋となります。)
第1回 “英語は3語で伝わります”特許翻訳者が教える「やさしい英語」(2016.10.12)
http://diamond.jp/articles/-/104230
第2回 日本人に最適な「3語の英語」。特許翻訳者のテクニックを紹介!(2016.10.13)
http://diamond.jp/articles/-/104287
第3回 日本人の英語は「長くて、難しい」3語でしっかり伝わります。 (2016.10.14)
http://diamond.jp/articles/-/104367
・・・連載は6回まで続く予定です。
書籍はじめの、極簡単な、導入部分だけとなりますが、よろしければ、覗いてみてください。
ダイヤモンド社 さま について・・・。
「広い読者層を持っておられる出版社」ということを知っていたので、今回の一般向け書籍を、お願いしてみました。
今回の新たな発見は、同社の編集者様の熱心さ・・・。
著者が自分の書籍に「熱い想い」を抱くことは普通のことなのですが、編集者様も、「想い」をシンクロしてくださっているようだったことには、驚きました。
出版社としての、販売戦略が当然あるでしょうから、それを上手い形で盛り込むご提案をされながらも、私の著者としての、やっぱり譲れない部分、というところも、よく受け入れてくださっていました。
お互いに要望を調整しつつも受け入れながら、上手く歩み寄れた結果になったのではないかな、とも考えています。
(なお、前著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」は、出版社による口出し(?)はほぼゼロでして、内容からレイアウトデザインまで、ほぼ私の生原稿を使わせてもらったのですが(えっと、タイトルのみ、出版社によるものです。)、しかし今回の書籍は、レイアウトや内容の見せ方などに、編集者の方が、工夫してくださいました。なおいずれも、それぞれに、目的にかなった良い執筆環境でした。)
今回の編集者様、大きな組織の中で、自分の仕事に「誇り」と「責任」を持って行動・尽力される姿が、勉強になりました。
さて、この書籍の話は、このくらいにしておきます。
ちょっと暇つぶし、に上の記事(書籍の冒頭より抜粋)を読んでいただける方は、どうかよろしくお願いいたします。
先の土曜日(2月6日)、2件のユー・イングリッシュセミナーを、開催いたしました。
午前:【工業英検1級・2級 演習コース(2回+添削講座1回)】第1回
午後:【平野信輔先生のテクニカルライティング実務講座】
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
●午前の【工業英検1級・2級演習コース】では、私・中山裕木子が講師を担当しました。

今回は、事前アンケート、と称して、皆さまのセミナーへのご要望を把握するとともに、英訳スキルチェック課題を1題、お願いしました。
皆さんが一体どのような方向を目指されるのか、そして、その方向に対して、現時点で足りない力は何か、どのようにして、その力をご自身で付けていかれるか、ということを、共に考える、といったことを、目指したつもりです。
今回の工業英検セミナーは、これまでと少し趣向を変えました。
セミナー中に扱える英文や表現は限られているため、どうやって勉強し、自力でどうやって 「自分」を合格へと導くか、ということを、扱いました。
そんなことに焦点をあて、私も一受験者の気持ちで、自宅で最新問題に取り組んだり、新しい問題を作って取り組んだりして、資料を準備しました。
そして、「自分でどんどん勉強していく方法」を、ご提案しました。
また、試験会場を再現する緊迫した雰囲気(を作ったつもりです)の中で、英訳・要約練習もしました。

私にとっても、受講者の皆さんにとっても、2時間半の、戦い(?)であったのではないかな、と思っています。
戦い・・・。
それは、「時間」との戦いであり、「自分」との、戦いです。
工業英検を受験する方々は、皆さん、真剣、だと思います。
私も2001年の受験時にそうでしたが、自分の仕事を変えたい、自分の仕事の方向性を一気に定めたい、というような、強い気持ちのもと、受験される方が多いように思います。
単なる検定試験というより、自分の仕事を見つめ直し、一気にレベルアップし、そして1級を取得したら、その後、そのまままっすぐに修行へと進んでいく・・・、と、そんなイメージです。
工業英検対策は、そのまま直接、実務の対策であり、工業英検の問題の随所には、実務とつながる工夫がなされている、と個人的に、思っています。
したがって、受験者の皆様には、一気に、1級へと進んで欲しいと思っています。足踏みせず、一気に勉強をして、できれば1回での合格を・・・。
そうすれば、その後の修行、さらなるスキルアップ、という点で、上手くいくのではないか、と思っています。
さてさて、そんな工業英検セミナーの第一回をなんとか無事終えまして、午後は、平野先生に、バトンタッチ。
●平野先生のセミナーは、軽快な話し口調と、テキパキした進行で、楽しく、すすめてくださいました。

ユーモアに満ちた小話を交えながら、「英語」と「日本語」の違いについて、丁寧で適格に、教えてくださいました。
多くの英語表現や翻訳テクニック、それから仕事のコツを、教えてくださいました。
平野先生のセミナーで心に残ったのは、「様々なバリエーションで書けること、そしてその中でベストを読み手のために選択することが重要であること。」
私も午前に工業英検セミナーで、「答えはひとつではない、様々な表現で書けることが大切です、その中で、状況に応じたベストを自分で選択していく」、と強調していましたので、恐れ多いですが、先生の内容とのシンクロも感じられ、やっぱり平野先生にお願いしてよかった、と思いました。
(先生、ありがとうございました)
さらに、平野先生のセミナーは、受講生のご質問や疑問点について、その表現はダメ、といった「切り捨て」ではなく、「暖かく受け入れ」、そして「具体的な解決法を提示され」、そして「受講者の納得を得る」、という方法で、行われていました。

ご受講者からの質問も、沢山、いただきました。
積極的なご参加に、感謝しています。
●セミナーにご参加くださった皆さま、あらためて、ありがとうございました。
工業英検対策にご参加の皆さまは、引き続き、課題のご提出と第2回(3月19日開催)まで、よろしくお願いいたします。
●それからブログを読んでくださっています皆さま、いつも誠にありがとうございます。