
2021年がはじまりました。
ユー・イングリッシュWebセミナーも1月8日に開始ができ、ご受講の皆様にお会いできて、大変光栄でした。
皆様本当に素晴らしく、熱心かつ丁寧で親切にご受講くださいました。
ご参加くださいました方々、本当にありがとうございました。
ユー・イングリッシュスタッフ陣も元気に業務を開始できたようなので、年末年始は今年はみんな少しはゆっくりできたかな・・・などと思いながら、新しい年の幕開けを楽しむ一週間でした。
もちろん引き続きStay safe and healthy.ですが、今の私の心は、昨年よりもずっと強いです。
昨年が乗り越えられたのだから、今年もきっと大丈夫。そんな風に思っています。
さて、本日は特許案件の翻訳を開始。
案件のタイトルの英訳を決めなければならないので、ちょっと訳しはじめよう、と思って夕刻に案件を開きましたら、もう、翻訳が、とまらない・・・。
一気に6000ワードまで進めてしまった。クレームも訳しましたので、概要が見えました。
ここまでしなくっても、タイトル決められたな・・・。
私はパラレル処理が好きなので、添削や執筆を同時に行うことがあります。
今週末は学生のアブストラクト添削40件を仕上げる必要があるため、それらを途中に挟みこみ、20件を完了。
学生のアブストラクト添削の時間は、格別です。
学生との「対話」であって、また、彼らの技術を垣間見せてもらう貴重な時間でもあります。みんなの英文、ぴかぴかと輝いてるね。
さて、翻訳・添削ともに目処が立ちましたので、最後に執筆をして、ほんの少しでも前進をしてから、それから本日の業務を終了したいと思います。
毎日一歩でも、前に進みたい。
小さな一歩でもいいから、前に進みたいんです。
2021年、今年もしっかりと働くことを抱負とします。
翻訳・講師・執筆、この3つをしっかりと頑張りたいです。
誰かのお役に立てる仕事を提供できるよう、努力します。
そしてその裏側では、自分に負荷をかけることで英語力アップしたい! とも願っています。
講義を担当している大学では、Zoomのオンライン授業が続いています。
英語論文ライティングの大学授業では、コース回数に余裕がある場合には、ウォームアップで音声も取り入れています。
ライティングを軸に、発話力、リスニング、プレゼン力も高めていただくことを目指しています。
特にZoomの授業では、はじめの緊張した雰囲気を和らげる軽いウォームアップが望ましい。
オンライン模索中の前期は、1-2分の短い動画を色々使いました。
例:
●How to wear a fabric mask safely.
https://www.youtube.com/watch?v=9Tv2BVN_WTk
●How to protect yourself against COVID-19
一方で、通信が遅い学生からは、動画での練習は、やりにくいとのご意見もありました。
音声にはタイムラグがないが、画像にタイムラグがあり、字幕が追いつかない。
そこで今期は、英語学習に役立つサイトの紹介を中心にしました。
■本日の紹介サイトは、MIT OpenCourseWareです。
https://ocw.mit.edu/index.htm
過去に京大で教えていたころは必ず紹介していましたが、一つの動画が長いので講義では若干使いづらく、最近は使用を怠っていました。
久しぶりに紹介をしてみて、また感動しました。
ああ、やっぱりさすがのMIT、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)。
授業が素晴らしい。
(MIT OpenCourseWareって何?という方はこちら→What is MIT OpenCourseWare?をご覧ください)
物理基礎、電子電機基礎、プログラミング基礎・・・
英語が分かれば、学びたい人には道が開けている。
学びたい人にはいつでも学べることは、素晴らしい。
英語に関しては、やる気さえあれば、Transcriptがとても親切なので大丈夫。
久しぶりに見てみましたら、TEDと同じように、Interactive Transcriptが付いて英語を文字で見ながら動画を追っていけるものが多くありました。
昨今は、コロナで物理的に移動が減ったことで、逆に世界がオンラインで一つにつながったようにも感じます。
日本がいよいよ世界から置いていかれないように、これからの理系学生達には「英語を使える力」をしっかりと身に付けていただきたいと思います。
「英語ができたら得られる情報が何十倍も増える、だから頑張ります。」
そう言ってくれた学生をとても頼もしく思いました。
さて、私も頑張ります。
個人的な長年の野望は
●技術の基礎を地道に学んでいきたい
●できれば技術の基礎を英語で学びたい。そうすることで、英語と技術を両方学べるため
学びたい人には道が開けている。いいね、MIT OpenCourseWare!
4月から9月まで、私のほうは、オンラインのセミナーの機会が続いていました。大学様向け・企業様向け・一般の方々向け、をひと通り経験させていただきました。
そしてユー・イングリッシュの9月の共催セミナー×2(『米国特許出願のための翻訳セミナー』『伝わる英語論文を書くための英語のコツ』)につきまして、ご参加くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。
少しでもお役に立てる情報をご提供できたことを切に願っています。
Webセミナーの形は様々で、対面と同じくらいインターラクティブなものから、講師の声だけによる一方的なものもあります。
いずれにしても、Webセミナーには利点があると考え、結構好みながら行ってきました。
ひと区切りつきました今、改めて、コロナ時代をはじめて振り返りました。
思えば私、コロナ時代に入ってから出歩くことがなくなり、電車にも乗らなくなりました。
出張で多く移動していたのに、3月以来、私は一度も電車に乗っていない。
そして、これまでになく事務所に出社しているので、机は付箋だらけ。
また、4月以降に新しく出会った方々とは、オンラインのままであることにも、気付きました。
生の声を聞かず、画面越しの関係です。
「一度、お電話でもしてみようか」などとおかしなことも思いました。なぜ「おかしい」かというと、お電話とzoomは、電波上の声であることは、同じだから。
コロナ時代の変化に順応してきたと考えてきた自分でしたが、本日、初めて思いました。
会いたい。
そう、セミナーの受講生に「会いたい」。お客さんに「会いたい」。新しい方々とも、できればzoom上の画像補正が入ったフェイクな?姿ではなくて、リアルなほうがきっと自然で良いのでしょう。
気付くのがかなり遅かった私。
きっとみんなそんな人恋しさを感じながら、コロナ禍の時期を過ごしていたのでしょうね。
必死さと忙しさで、これまで考えたことが無かったことでした。気付くと秋になり、はじめて思いました。
また対面のセミナーが出来るようになればいいなあ、と。
そんな願いを頭の片隅に置きつつも、ユー・イングリッシュセミナー2021については、現在はオンラインにて検討をしています。
いつか対面セミナーが可能になったときには、両方の形がそれぞれの利点を生かして整っていくのでしょう。
さて、ユー・イングリッシュオンラインセミナーについては、詳細が決まれば掲示をさせていただきます。
また本当にお会いできる日々が来るまでみなさま Stay safe and healthy.