ユー・イングリッシュ

ユー・イングリッシュ 中山裕木子 ブログ

2019年ユー・イングリッシュセミナー


改めまして、2019年度のユー・イングリッシュセミナーのお知らせです。

 

私たちは翻訳者、言葉を扱う上で、日→英・英→日の双方向の理解を深めることが役に立つと考えています。

 

そこで本年度は、言葉を愛し、言葉の特徴を論理的に考えながら翻訳されていると思う実務者の方々に、講師を担当いただきます。

それぞれの担当講師の方々は、次のような特徴があると個人的に考えています。

 

1)和訳セミナー:日本語の組み立て―英語からの変換と正しい日本語を学ぼう

講師の特徴:日本語の特徴を論理的に捉え、和文への訳出方法を体系化されています。私、中山個人が英文リライト時に行う「経験則と言語の特徴に基づくルールを組み合わせたリライト手法」が、そのまま和文(英日)に置き換えられているような類の翻訳手法であると感じています。

 

2)英訳セミナー:英文の組み立て―主語選びからはじめよう!視点を定めた英文の組み立て練習

講師の特徴:3つのC(正確・明確・簡潔)を活かしてどのように英文を書くか、ということを実務で目下実践中。まっすぐひたむきにトライし、突き進む姿が印象的な講師となります。翻訳者というのは、「訳文に粘り強く食い下がること」が時に大切です。そんな「熱心さ」と「テキパキと前に進む力」、この2つの力がバランス良く合わさっていると感じます。受講生と対話的に楽しい時間をご提供できるといいなと願っています。

 

3)和訳・英訳の勉強方法(工業英検1級合格体験記と相談会)

講師の特徴:精密・緻密に仕事を進める翻訳者による工業英検1級合格体験記です。工業英検は、1回で受かる人と、リピーターになってしまう人の2つに分かれてしまうように観察しています。もしも後者になった場合には、継続は力なり、いいときも、悪いときも、受験を続けること、そして実務で力を磨き続けることが大切であると考えます。継続的に、毎日決まった時間を勉強・仕事にあてていく、静かな意志の強さ、そんなことを感じる魅力ある講師です。

 

4)平野信輔先生による和訳・英訳セミナー

平野先生のセミナーには、日本語と英語のテクニックが詰まっています。日本語と英語のそれぞれの特徴を、上手な日本語でご説明くださいます。受講者が内容についてこられているかを丁寧に考えながら、読み手目線の技術文書を書くための、聴衆目線のセミナーをご提供くださいます。ご受講いただける方々には、初級の方も中~上級の方も、安心してお運びいただければと考えます。

 

 

セミナー(1)~(4)の詳しい内容については、弊社セミナーページまたは以下よりご覧いただけますと幸いです。

 

なお、(4)平野信輔先生による和訳・英訳セミナーについては、当日の時間配分を若干変更し、詳しい内容を本日追記させていただいてきました。

 

 

*****

1)和訳セミナー:日本語の組み立て―英語からの変換と正しい日本語を学ぼう

 

第1部:自然で洗練された和訳を作る方法:品詞の変換

名詞句が幅を利かす英語を、動詞と副詞に彩られた自然な日本語へと翻訳するにあたっては、いかにして英文から動詞を作り出すかが大きなテーマです。もちろん英語にも動詞はありますが、もっと動詞を増やさなければ、なかなか自然な日本語にはなりませんし、そもそも、英文の動詞を和訳時にも動詞として使うとは限りません。

 

適切な動詞を作り出せれば、今まで抱いていた「しっくりこない」感覚とお別れし、日本語で書き起こしたときのような自然な響きを帯びた和訳に大きく近づきます。経験豊富な翻訳者はその技法を体得していますが、そのプロセスが暗黙知として蓄積されているため、初心者に上手く伝えられず、結局は、「たくさん訳して自然に身に付ける」という無益な助言に陥りがちです。

 

私は、これまで経験と勘が頼りだったこの品詞変換のプロセスを、長年にわたる実務経験・指導経験を基に類型化し、初心者でも理解・応用できるよう簡潔にまとめました。すでにその技法を身に付けている翻訳者も、形式知として認識することにより、思考の負担が減り、その効果が英訳にもフィードバックされるはずです。

 

第2部 正しい日本語:助詞「は」と「が」の使い方

助詞の「は」と「が」を翻訳時に「意識的に」使い分けている人はどのくらいいるでしょうか。主語に対して何となく「~は」を当てている人も多いのではないでしょうか。経験豊富な翻訳者の訳文であっても、これらの助詞の使い方に首をかしげることは少なくありませんし、何よりも私自身、キャリアの初期には問題意識が希薄で、いつも何となく「は」と「が」を選び、何となく違和感を覚えながらそのままにしていました。

 

「は」と「が」の機能は、主語を作ることだけではありません。これらの助詞の用法を知識として理解することにより、文にメリハリを付け、文章に自然な流れを生み出し、読み手に誤解を与える余地を減らすことができます。

 

第2部では、「は」と「が」の使い方が不適切な場合に生じ得る問題を考えながら、これらの助詞について翻訳者が備えておくべき知識を身に付けます。

 

 

2)英訳セミナー:英文の組み立て―主語選びからはじめよう!視点を定めた英文の組み立て練習

英文に必須の主語と動詞をどのように選択すれば、「読みやすい」英文となるのか、例題で考察・演習していきます。

 

【イントロダクション】読みやすさのためのSVO・SV・SVC

【基礎】視点を定める

【実践】複数文の視点も定める―新情報は既出情報の枠内に

 

3Cテクニックを学んでも、実際の英文作成に活かすことが難しいと感じることはありませんか?

本講座では、3Cテクニックのポイントである「動詞を活かした能動態表現」を、実際の英文作成でどのように取り入れれば、読みやすい英文を作成できるのかを演習を通じて学びます。

 

 

3)和訳・英訳の勉強方法(工業英検1級合格体験記と相談会)

工業英検1級、複数回受験の末の合格となりました。

合格までの道のりを振り返りながら、効果的であった学習法などをお伝えします。

新形式に移行してからの出題傾向について感じたこと、また行った対策についてもお話します。また、限られた時間の中での勉強時間の捻出方法なども共有してまいります。

 

 

4)平野信輔先生による和訳・英訳セミナー

技術翻訳の和訳・英訳のテクニックをお伝えします。

 

第1部:序論 日本語と英語のテクニカルライティング(13時~13時40分)

  • 和文・英文共通の考え方 ― 3つのCと読者主義・最小限主義
  • 和訳と英訳の違いは何?
  • 事例研究 ― 日本語も英語も、読者が決まればスタイルが決まる

 

第2部:和訳 (13時50分~15時20分)

  • 文脈や行間は技術文書でも重要
  • 時制や助動詞を正しく把握
  • 代名詞は訳す?訳さない?
  • 日本語の語順の自由度を活用する
  • 意味上の主語を丁寧に揃える

 

第3部:英訳 (15時30分~17時)

  • 日本語の読解 ― 意味を捉えれば表現に迷わない
  • 具体化主義 ― 曖昧情報は時間と英語力のムダ
  • 動詞主義と能動態主義 ― ファーストチョイスはSVO
  • 動詞主義と能動態主義の盲点 ― それ、意味変わってない?

 

テクニカルライティングの目的は、読み手に情報を迅速かつ正確に伝えること。ですが、訳文と言うのはなぜか読みにくく使いづらいものになりがちです。この講座では、その原因を探り、翻訳者として気を付けるべきポイントを紹介します。

「自分の訳文に納得がいかない」「直された理由がわからない」「推敲している間に迷路に迷い込んでしまった」そんな経験はありませんか?迷いを断ち切り、より気持ちよく翻訳をするためのお手伝いができればと思っています。

 

 

 

 

 

Simple English in 100 lessonsより(+別件セミナーのお知らせ)


Lesson 1

My hobby is gardening.

この英語は、静かに趣味を表し、英語独特の「テンポ」があまりない。

→→→

I like gardening.

3拍子のテンポが生まれる。

英語は「3拍子」のテンポ、リズムがある言葉。

 

Lesson 2

英語loveには、色々な日本語がある。例:「慈しむ」「愛する」「恋する」「大好き」など。しかし、英語loveという言葉自体は意味がとても明快。

Love=「愛する」と日本語で思っていると、なかなか英語のloveを使いこなしにくいが、この英語loveの特徴を知ると、loveが広く使えることがわかる。

例:I love dancing.  My wife loves online shopping.

 

Lesson 3

動詞play は「無目的で遊ぶ」という意味。例:play cards(トランプする), play house(ままごとする)など。だから大人には、「遊ぶ」にplayが使いにくい。

 

My daughter walks to school. を日本語「学校へ歩きます。」とは言わないでしょう、なんという?→「徒歩で通学しています。」と言います。このような変換を、英日のときは自然に行っているでしょう。それを、日英でもすればいいんです。

[この例いいですね(私の心)]

 

英語belong toについて。なぜ、「息子サッカー部に入ってます。」に「My son belongs to a soccer team.」があまりよろしくないかは、belong toの「意味」を考えればわかる。

 

belong to=「所属している」を理解するためにの例文は、次のとおり。

Japan belongs to Asia. (日本はアジアに所属している。=日本はアジアである。)

belong toっていうのは、こういうときに使うんです。

[なるほど、上手い説明(私の心)]

 

Lesson 4

英語には、12個の時制がある。日本語はいくつある?はるかに少ないでしょう。

日本語の時制は1つ1つが「ゆるい」んです。

[「ゆるい」は分かりやすい説明ですね(私の心)]

 

Lesson 5

初学者は辞書を引いても良い。でも、あるところまで来ると、辞書を引くのを我慢しましょう。知っている単語でなんとかしましょう。

[「初学者は辞書OK」は丁寧で暖かい解説ですね(私の心)]

 

ラジオではよく、「漢字で話すな、ひらがなで話せ」と言われる(音声だけで漢字を使うと分かりにくいから)。そうです、漢字を英語に置き換えようとせず、漢字→ひらがなへと置き換えてから、それから英語にすると良いのでは?

 

日本語って、ネガティブなことは言うけれど、ポジティブのほうは言わないですよね。

例えば、日本語では、何かが楽しくても、enjoyをそもそもわざわざ言わない。遠慮しますでしょう?日本語の考え方は、NG(=ネガティブなこと)から話題に入る。しかし英語は、ポジティブなことから話題に入る。

[確かに・・・(私の心)]

 

そんな違いを乗り越えて、英語の発想へとジャンプするのが3語の英語の発想です。

[腑に落ちる解説をありがとうございます(私の心)]

 

 

Lesson 6

surprised=形容詞

confused=形容詞

「過去分詞って何?」と中学生に聞かれたら、「形容詞だよ。」と言えばいいのですよ。

[英語ネイティブも、過去じゃない、形容詞だよ、と言ってました(私の心)]

 

[もしかするとI’m surprised at the news.→The news surprises me.とする3語の変換は、「受け身やイディオムをやめましょう」から観点を変えて「動詞を形容詞じゃなくて動詞として活かして使いましょう」という説明もできるのかもしれません。「私の状態を形容するのではなく、ダイナミックに動詞を活かす」・・・いや、余計ややこしい説明になりますかね(私の心)]

 

 

Lesson 7

英語を話すときは、どうしても、母語の影響を受ける。だから母語(日本語)が曖昧な人は、英語でも曖昧になる。そして日本語は曖昧な言葉だから、英語を話しても曖昧になることが多い。日本語から英語へとジャンプしなければならない。

 

・・・

 

 

以上は、私の備忘録 (と[心のつぶやき])です。

 

年末に出演させていただいたα-morning kyotoという京都の朝のラジオ番組の中の「ワンポイントイングリッシュ」という長寿コーナー(8時25分くらいから10分)にて、ご好意から、拙著「英語は3語で伝わります【どんどん話せる練習例文100】」を使ったレッスンをしてくださっています。

 

 

「ありがちな英語」→「3語英語」の間に洋楽が1曲挟まれますが、その曲の歌詞に英語のヒントがあったりして、ラジオらしく、おしゃれに展開されます。

 

ラジオDJの佐藤さんは、日本語と英語の両方を愛した深い洞察を加えてくださるので、上手いなーと思う解説が加わって、思わずメモした備忘録を、ここに共有させていただきました。

 

Simple English in 100 lessonsは拙著の英文タイトルですが、こちらのラジオレッスンはLessonいくつまであるのかは分かりませんが、このままもう少し、続けてくださるようです(本日はp60を開いてください・・・と解説くださっていました)。

 

もしお聞きいただける機会がある場合には、よろしくお願いいたします(http://radiko.jp/)。

 

 

 

*********

別件ですが、ユー・イングリッシュセミナー2019のお知らせです。

 

相手のことを考えながら、やさしく丁寧に説明すること、また、英語の特徴を、相応する日本語に置き換えて過不足なく丁寧に言い表せる、説明できる、というのは、非常に難しいスキルだな、と最近は実感しています。

 

そこで、2019年は、丁寧に、受講者に寄り添いながら、やさしくスキルを伝授する・・・ということが特徴(と私が個人的に考えた)講師陣によるセミナーを和訳・英訳(技術翻訳)にて企画してみました。

 

この機会に、日本語と英語の両方の理解を深めませんか?

 

ユー・イングリッシュセミナー2019(2月・3月)をどうぞよろしくお願いいたします。

特許翻訳を話した機会


昨年から今年にかけて、特許翻訳について話す機会に、恵まれていました。そのような機会の中身が少し見える資料を、ここに共有させていただきます。

 

  • 日本翻訳連盟様の講演×2回です。特許翻訳者の方々向けに、お話をしました。いずれも100名を超える翻訳者様にお集まりいただけたかと思い、何らかのメッセージが伝わったことを願っています。

 

1.第27回JTF翻訳祭

「寝ても覚めても特許翻訳(日英)―企業様の強い権利化を支える翻訳者になる」

https://journal.jtf.jp/topics_detail28/id=699

 

 

2.2018年度第1回JTF関西セミナー

「日英特許翻訳レッスン―読みやすくチェックしやすい英文を書く」

https://journal.jtf.jp/eventreport/id=725

 

 

  • 次は日本弁理士会発行の月間「パテント」に投稿させていただいた記事です。日本の弁理士のみなさまに配布されている雑誌ですので、知財担当者の方々に広くお読みいただけていたら、ありがたいなと思っています。

 

「正しく伝わる特許明細書の英文チェックポイント」

https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3031

 

 

 

2014年に特許本「特許翻訳英文作成教本」を出版したときに燃え尽きてしまって、そのあとの数年は特許翻訳のことを話してきませんでした。したがって、これらは私にとって、「また前に進みたい」と願っての、特許翻訳業界への協力を求めるアプローチでもありました。

 

Now, the next step… 次のステップに、自分としては、進めるような兆しを見いだしています。

特許翻訳がもっと上手くなりたい。

 

今は私は基本的にリライトを担当していますが、「リライタは翻訳の花形(はながた)ですよね」と、先日ある方に言われました。長年、リライタは黒子(くろこ)だと思ってきたので、弊社の全件リライトを担当しながら、ああ、一から自分で訳したい、毎日一から訳す一翻訳者である日々に戻りたい、と心が渇望する中、しかし自分が翻訳を担当するとリライトできる案件数が減ったり、他の業務が滞るので、全体品質向上が難しくなる、というジレンマを抱えていました。

 

しかし、その一言で「そうか、花形か」、などと、妙に納得し、嬉しく、自分の仕事に改めて誇りを感じたりしていました。

リライタとして、特許翻訳のあるべき姿を定めたい・・・。つまり、どのような翻訳文が本当の意味で、お客様にとっての良い翻訳文なのか、という点を、明確化したい、と考えています。

 

今年から来年にかけてはもう少しその点を具体的に洗い出し、自分の中で、明確化したいと思っています。

もし上手くいけば、社内だけでなく、社外にも情報を共有をさせていただきたいと考えています。

Wish me luck!

 

理系の英語


これまで、多く理系の学生達に、英語を教えてきました。

学生への講義は毎週あります。

大学の非常勤講師を続けながら10年以上がたちましたので、理系の彼らの思考を探る機会は、随分と、積み重なりました。

また、大学の理系の先生方との交流を通じても、理系の研究者の方々がどのように説明をすれば、「英語が腑に落ちる」と思ってくださるか、逆にどのようなところに、英語の疑問を残して困っておられるか、ということが、比較的、よく分かるようになりました。

 

ところが、未だ皆目わからないのが、文系の方々に英語を教えるとき。

自分も文系なのに、いつのまにか、すでに文系の方々の英語に関する思考が分からなくなっていることがあります。

現実に、文系の方々には、私の英語の説明が腑に落ちないことが多い、ということを、セミナーを通じて、これまで多く体感してきました。

 

ですから今回も、その受講者が「文系の方」であるとわかったとき、おそらく私の説明が腑に落ちていないだろうな、と思っていたのです。

 

おそらく「単語が馴染みがなくてわからなかった」や、「スライドの扱いの速さに、困惑した」(←データをタイプして講義をすすめますが、理系の方々への授業ではテンポがよくて丁度良い、と言われる一方で、文系の方々には、手元が早くてわかりづらかったと不平が出ます。)、または「自身の英語のほうが講師のシンプル英語よりも良い」、といったフィードバックを、予測していたのです。

 

ところが、文系の仕事の中でトップの類かと思われるその職業(法律系)の受講者の方が、丁寧に、フィードバックをくださったのです。

 

「理系の英語の考え方が、とても新鮮でした」

「半田付け、など、分からない単語もあったが、興味深かった」

「これからは、時代が理系ですよ。ですから、英語もきっと、理系英語がスタンダードになる」

「きっと、理系英語はブレイクします、頑張ってください」

 

 

ありがとうございます!

 

とても、勇気づけられました。

 

 

時代が理系です?・・・興味深い。

理系英語がスタンダードになる・・・?

あまり考えなかったことですが、シンプル英語への波は、確かに進んでいるように思います。

 

 

週末には久しぶりに工業英語協会の基礎セミナーを担当させていただきます。

冠詞の基礎、そして文の組み立ての基礎です。

名古屋の方々にお会いできますこと、楽しみにしています。

 

 

夏のひとコマ―素敵なお客さま


8月に入りました。

 

夏のプロジェクトをこなしつつ、JTF様の特許翻訳セミナーを先日無事終えることができました。

 

ご参加下さいました方々、誠にありがとうございました。

ベテラン翻訳者の方々もお越し下さったようで、心より、感謝いたします。

 

 

セミナー終了後の雑談の中では、いくつかの興味深い出会いがありました。

私の「夢物語」を否定せずに聞いてくださるプロの大人の方々には、感銘を受けることがあります。

仕事には「夢」が必要なんですよ・・・、と賛同くださったこと、たとえ社交辞令であったとしても、とても心強く思いました。

 

 

そんなこんなで、7月も終わり、8月、です。

 

ここ数ヶ月、私なりに取り組んできた一つのプロジェクトが自分の中でやっと、一区切りつきました。

思いのほか苦しんでしまいましたが、色々と発見もありました。

 

 

そして次はとうとう、楽しみにしていた次のプロジェクトに、取りかかりました。

早く、早く、とりかかりたいと願い続けたその仕事に、finally on board…

嬉しい、楽しい、幸せ、としか思えないのですが、あまりに納期が迫っていることだけが、気にかかっています。

働こう、なんとかしよう、力を出そう。

そしてプロジェクトをしっかりと支えてくれるユー・イングリッシュスタッフたちにも、心より、感謝しています。

 

 

さて、そんなおり、とても素敵なお客さんが、弊社を訪れてくださいました。

 

時が止まったように、素敵な時間を過ごさせていただきました。

小学生の彼女、バイリンガルの彼女の翻訳プロジェクトを、ほんの少し、お手伝いさせていただきました。

 

彼女は

Smart, engaging, and confident.

 

若い世代はまぶしい。そして愛おしい。

若い人たちを尊敬しながら見守る大人でありたいものです。

 

彼女の初めてのimaginationに満ちた翻訳作品、素晴らしかった。

前向きに学ぶ素敵な彼女との時間を、過ごさせていただきました。

少しでも、お役に立てていたら良いのですが・・・。

 

 

 

さて、もう少し夏が続きます。

 

夏を乗り越え、秋を過ごし、長い冬を超え。

無事に春が迎えられますように・・・。

 

執筆をしているときだけは、少し長いスパンで、その頃まで今が無事に続いていきますように、なんて、願うのでした。

 

 

Just some thoughts while looking at the flowers


災害や豪雨が続いた中、被害にあわれた方がたには、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

ユー・イングリッシュも雨の地域にありましたが、大きな影響を受けずに、過ごすことができました。

ご心配のお声をいただきました方々にも、お礼を申し上げます。

 

影響を受けた地域の方がたに、平穏な日々が戻ることを、祈っています。

 

 

 

さて、本日はjust some thoughts…です。

 

Things change as time passes.

 

 

このことを、いつでも心に留めています。どのようなことも、すべてが、変わりゆく。

 

このごく自然で当たり前のことに抵抗を感じるとすれば、それは人の性なのでしょう。

変わりゆくことを自然なことととらえ、変化に対して何をすべきで、そして何ができるか、それを考え行動し続けることが大切と思っています。

 

 

今このときに、特許翻訳のご依頼をいただけていること、講師のご依頼もいただけていること、そして当社の定番活動ともなってきました執筆のほうも、すすめさせていただけていることに、とても感謝をしています。

 

 

先日の豪雨の中でご来社くださったお客様から、お花をいただきました。

 

 

素敵・・・。

 

 

Just some little thoughts while looking at the beautiful flowers…

セミナー2件


中山が講師のセミナーはありますか?

と聞いていだだけることがありましたので、近い外部セミナー2つの情報を掲載させていただきます。

 

 

●京都商工会議所 開催 技術英語基礎セミナー

2018年6月21日(木)9時半~16時半(京都開催)

http://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/international/sm_109197.html

 

スタンダードな技術英語の基礎セミナーとなります。

拙著「技術英語ライティング教本」の内容も一部含めています。

直近ですが、まだ申し込みが出来るようです。

 

 

●日本翻訳連盟(大阪)開催 日英特許翻訳レッスン―読みやすくチェックしやすい英文を書く

2018年7月27日(金)14時~17時(大阪開催)

https://www.jtf.jp/west_seminar/index_w.do?fn=search

 

特許英語の基礎セミナーです。こちらも比較的スタンダードな基礎セミナーとなります。

拙著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」の内容も一部含めています。

こちらは懇親会も開催されるようです。

 

 

2件のセミナーにつきまして、どうぞよろしくお願いいたします。

セミナーお礼(+新著の情報?)


2018年ユー・イングリッシュセミナー3つが終了しました。

ご参加くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。

 

●まずは「シンプルイングリッシュ」にて、幕を開けました。

Good morning, everyone. We came here today to talk about Simple English that any one of YOU can use. We have a new lecturer, Setsuko Bito. She loves English. She loves simple English. She enjoys working for U-ENGLISH, (hopefully).

 

と、中山より本セミナーの新講師、Setsuko Bitoを紹介させていただきました。

彼女はみっちり独学で学び、綺麗な英語の発音(TOEICは900点越え)をマスター。

 

弊社では、ペラペラの海外在住経験者には分からない独自の勉強方法、という点、結構重視しています。

マスターするのに苦しんだからこそ、学びたい人に伝えられることがある。

そんなことにより、「シンプルイングリッシュ大好き」「もっとみんな、自信を持って、誰でもきっと、話せるようになるよ!」というミッションを持った新講師に、シンプルイングリッシュセミナーを担当してもらいました。

 

ご受講者の方々、シンプルイングリッシュ、楽しんでいただけたでしょうか。

みなさまとても積極的に話してくださっていて、誠に、ありがとうございました。

 

 

●さて、次は中山担当1級2級ライティングセミナー。

京都までわざわざお越しくださった方々に・・・、と普段あまり話さないことも冒頭に少し含めまして、セミナーを、開始しました。

相変わらずの詰め込みなセミナーでしたが、素早く応答して英作に取り組んでくださる皆様に救われました。

タイマー片手に「時間」を大切にしながら、セミナーを進めました。工業英検受験会場の雰囲気も、少し意識をしながら・・・。

 

ご参加くださいました12名の皆様(+弊社数名)、誠に、ありがとうございました。

 

セミナーは一度限り、二度と同じ時間は経験できない・・・。その日をとても、大切に思っていました。

今回ご参加くださった皆様に、心より、感謝しています。

 

●そして最後のライブセミナーは、先週23日(金)、東京よりお迎えした、特別講師の平野先生。

自分が講師をしない時ほど、ひどく緊張してしまう中山でしたが、先生にはとても早い時間に弊社に到着くださって、感謝とひと安心・・・。

 

そしてご受講者が、順に、続々とご到着・・・(遠いところ、弊社まで、みなさま本当に、ありがとうございます!)。

みなさま、ようこそユー・イングリッシュへ。(オフィス内へは、平野先生しかご案内できなかったのですけれど。)

 

平野先生のセミナーは、丁度な資料の量と完璧な時間管理で、セミナーを進められます。

そして、とても楽しい先生で、セミナーの手法は独特に編み出しておられます。

 

先生の「日本語」に着目をして、メモをすることがあります。

 

今回のメモより:

●マニュアル対策には「ひねくれもの対策」と「せっかち対策」が必要

●アクションを任せるのが「仕様書」、 他のことをやらせないのが「手順書」

 

これらをはじめとして、沢山のメモをさせていただきました。

こんな風に上手く「言葉」を使われるのは、翻訳者としてのスキルでもありますね。

また、今回は平野先生のお仕事に対するマインドにも、共感することが多くありました。

・・・と、自分の感想ばかりを失礼いたしましたが、ご受講者の方々が、良い時間を過ごしてくださったことを、心より願っています。

 

●3つのセミナーのアンケートは、集計ができましたら、アップしてまいります。

 

残るは、添削講座の返却と第2回課題、というところです。

 

2018年ユー・イングリッシュセミナー、ご参加くださった方々に、心より感謝しています。

みなさま、ありがとうございました。

********

 

 

さてさて、続いて少し、失礼いたします。

ライブセミナーがすべて終わり、次のことへ向かって走りはじめていますが、今週から来週にかけて、過去の産物(?)の機会が少しあります。

 

●1つ目は、この1年取り組んできた、新しい書籍。本当に、出せるのかなあ・・・、と待っているところです。書影がなかなか出ないところなど、本当に、出版できるのかな。

新著のamazonリンクです

 

 

●もう1つは、京都商工会議所様にて、「3語英語の記念講演会(?)」のご依頼をいただいていています。

2018年3月7日会話もメールも英語は3語で伝わります 講演会

 

「記念」といっても、もう3語本の出版からは1年以上たってしまっているのですが、しかし、1年たってこそ分かる反省点も改善して、できるだけ楽しく、「3語」についてお話をしたいな、と思っています。

 

書籍の販売とサイン会?!・・・これはあまり慣れないこと。どうなることやら・・・(かなり消極的に、思っています。果たして中山にサインしてほしい人がいるのか不明)。

先の新著「英語論文ライティング教本」もあわせて販売いただけるとのことですが、うーん、本当に無事出版されるのか、といまだ半信半疑です。

シンプル英語で元気になろう


県立高校の先生が、および下さいました。

 

2016年サミット後にて、シンプル英語の取り組みを、やってみたい! と。

 

シンプルな英語で、県を紹介したい! また、例えば「津波」が来た場合などに、地域にいる外国人にに防災の指示を出したい!

 

外国人観光客であふれる日本。

今必要なのは、「おもてなし」と「指示」、の二つです。

 

2020年Tokyoにむけても、シンプルな英語で「おもてなし」をし、さらには「これはしないでほしい」「こんな場合にはここに行ってね」などと「指示」までができると、very goodだと思います。

 

さて、今回は、3つのテーマを決めました。

①高校の紹介

②地域の観光

③防災パトロール

 

みんなでシンプルな英語で、フレーズを作りました。

 

「3語英語」であるSVOを中心に、SVやSVCも少し(例:Sumo is 2000 years old.「相撲には2000年の歴史があるよ」)、そして命令文も少し(例:Follow me.「ついてきて」、やEnjoy the sea view!「海がきれいでしょう」など)。

 

各グループで作ってもらったフレーズに、私からも足して、全部で高校様オリジナルの100フレーズ!

 

そう、昨年のテレビ番組『世界一受けたい授業』を見てくださった先生が、番組のように、是非英語を100単語覚えて、しゃべってみたい、そんな「成功」体験を、生徒にさせてあげたい、とおっしゃってくださったのです。

 

今回は、100単語、ならぬ、100フレーズとなりました。

また、学校教育らしく、「自分たちで作る100フレーズ」ということを重視して、取り組んでいただきました。

 

昨年12月、みんなが作った英文を、中山添削でフィードバック(みんな、シンプル英語への変換、楽しんでくれたかな)。そののち、「フレーズ集」に、まとめました。

 

100フレーズは覚えるのが大変かな?と思ったのですが、どれもとても短いので、大丈夫だろう、ということで、頑張っていただきました。

 

先生方からも、「英語だけ見ると、とても簡単」というお声が出ていました。

 

若いみんなならではの楽しいフレーズ(例:We eat ice cream in Summer.「夏にはアイスを食べるよ。」)や、クラブの紹介(例:Sumo has a long history.「相撲は古くからあるスポーツです。」)または、先生の紹介など(Ms. XX teaches English. She is friendly. 「XX先生は英語の先生。やさしいよ。」We enjoy learning math from Mr. YY. 「YY先生は数学教えるのが上手い。」)など、とても楽しい100フレーズが、出来上がりました。

 

さて、みんなで作ったフレーズ。

冬休みに、100個、覚えられるかな?

 

 

そして1月、みんなで集まり、実践練習をしました。

 

おなかから声を出す!

英語は「声」がとっても大切!などなど。

 

はじめはモジモジしていたみんな、どんどん、声が出るようになりました。

 

素晴らしかった!

 

みんな平等に素晴らしかった。

分厚い辞書を持ち、一生懸命自分のオリジナルな内容を組み立て説明しようとする生徒もいて、感心しました。

 

日本の文化を真摯に伝える「相撲部」の生徒たち、そして元気でかわいい女子生徒たち、「グレィト!」「エクセラント!」とあいづちをうってペラペラに見える女子生徒・男子生徒、サミット後の頼もしいパトロール隊の生徒たち、また、2人で交代で英語を読んでがんばる男子生徒、それぞれが平等に、素晴らしかった。

 

自分なりに、みんなそれぞれ、英語体験を楽しんでくれたでしょうか。

 

最後には、自分の1分間スピーチ、できたかな。

 

「上手だったよ」と褒め合っているグループもあって、とても良かったです。

 

 

今回お声をおかけくださり、生徒たちのために是非に、成功体験を! 「英語、伝わった!」や「英語、話せるかも!」という自信をつけてあげたい、という熱い思いでお声をかけてくださった先生に、心より、感謝しています。

 

2回お邪魔しただけですが、私、その地域が、大好きになりました。

 

様子を少し、こちらに記載してみます。引用先は、高校様HPより。

http://www.mie-c.ed.jp/hsima/topics/topics29.11.html

http://www.mie-c.ed.jp/hsima/topics/topics30.01.html

 

ありがとうございました。

 

 

シンプルイングリッシュ・・・。

この高校様の数日前には、東京の140名の大人の方に、講義させていただく機会がありました。

 

大人も頑張って、勉強している。

若い人たちも、頑張る!

みなさんの英語への積極性を、とても感じています。

日本の英語は、今やはり一気に、変わるときなのではないか、と感じています。

 

ありがとう、シンプルイングリッシュ。

自分の本が、面白い(笑)


書籍原稿のチェックをしています・・・。

今回は「3語英語」の類ではなく、過去の私に戻り、専門書の類の書籍となります。

 

拙著「3語英語」(会話もメールも英語は3語で伝わります)の時も、やりたい放題に、好きなことを、書かせていただきました。

 

しかしひとたび執筆をし終われば、私はいつも綺麗さっぱりとそのことを忘れてしまい、次のプロジェクトに向かう傾向があります。

 

その結果、出版された書籍「会話もメールも英語は3語で伝わります」を手にした時は、読み返しながら、自分の本ではないように、「へぇ~」「ふーん」「なるほど!」などと思いながら、2回くらい、普通の読者になって、読みました(笑)。

 

単純に、シンプルイングリッシュの世界を楽しんでいる自分がいました。

 

「あとがき」まで来てやっと、ああ、自分の本ね、と我に戻っていました。

 

 

今回はまだゲラ原稿チェックの段階なのですが、すでに同じ現象が、起こっています。(原稿提出後、翻訳やセミナーに多忙でしたため、書籍から心が離れたためかと思われます。)

 

へぇ~

ふーん!

なるほど!

面白い!!

 

(申し訳ありません、どうか、自画自賛、とは呼ばないでください。本当に、シンプルイングリッシュの世界は、面白いのです。今回も、私が書いた本、私が見つけた内容、というよりは、シンプルイングリッシュに支えられ、10年間、京大院生や他の学生、また大学の理系の先生方にも、テクニカルライティングの授業をしてきた。そこで受けた頭の切れる皆様からの授業内容へのご指摘や英語のご相談、それらを検討し、ブラッシュアップして、組み立て、確立した内容なのです。したがって、自分が書いた、という感覚よりも、これまで私の大学授業に参加してくれたみんなで作り上げた内容、といった、そんな感覚なのです。)

 

へぇー!!!

うんうん!

ホント~?!

 

・・・と、私の原稿ゲラチェックは、続きます。

 

今回の書籍も、好き放題に書いていますので(編集者様には、わがままにおつきあいくださって、感謝)、色々と、お叱りを受けることがあるかもしれません。

 

しかし、きっと、シンプルイングリッシュは、みんなの役に立つ。

 

そんな気持ちで、なんとか出版へと到達させたいと思っています。

 

(誤記に懲りて、今回、原稿ゲラ出しを3回依頼していまして、まだもう少し、時間がかかります。冬を乗り越えたころ、改めてご報告ができるようにしたいと思います。・・・春はもうすぐ!)

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