私の一部となった執筆の仕事。
いくつかの企画が進行している状態が続いています。
今回はじめて、共著の書籍を企画しました。
そこで、「編集者」になった気分。
著者が書きたいことと、しかしこのような内容をこのような読者に届けたい、という編集者の気持ち。
この書籍を世の中に出したいと思ったきっかけは、「読者の役に立つ」と考えたためです。
それがすべて。
ですから、読者にできるだけ「届く形」にしたいのです。
読者が他の要因にdistractされることなく、本来の内容を確実に得られるように。
しかし、著者には「想い」や、独自の手法、プロフェッションがあるので、編集者を信頼して譲ることがむずかしい場面があるのも事実でしょう。
原稿に赤が入ることに抵抗を感じる場面もあるかもしれません。
編集者の気持ちがわかる。立場を変えて仕事をすると、また一つ、自分自身が成長しそうです。
この共著が終わったころ、自分が昔よりも良い著者になれそうな気がしてきました。
さて、共著の取り組みは、第1段階が終わるところです。
この先、上手く進むといいな、と思っています。
「読者の役に立つ本に仕上げる」という1つのゴールに向かって、第1著者、第2著者(私)、そして出版社の編集者、の三者が足並みをそろえられますように。