小学生向けのシンプル英語の本を書かせていただきました。
『リズムでつなげば どんどん話せる 英語はワン・ツー・スリー』

<本書のポイント3つ>
①小学生に全振りした例文
②かわいいイラスト
③ルビの工夫
①小学生に全振りした例文
友達・家族・学校や遊びがテーマです。「トランプ」とか「ゲーム」とか「教室」「一輪車」「シール帳」「九九」「給食」「ペットのこと」などなど、少しでも子供たちに共感して口に出してもらえそうな例文を選びました。リアルな小学生の声もたくさん反映しました(例:「体育の前に髪の毛くくらなきゃ」「九九の9の段は嫌い」)。
②かわいいイラスト
思わず手に取りたくなる楽しいイラストを使わせていただくことができました。
ワン・ツー・スリーのキャラクターが登場します。
楽しみにページをめくっていただきたいです。
③ルビの工夫
例文にはネイティブ音声がついていますが、一人でもしっかり口に出して読めるようにルビをすべてに振ってあります。
実は「I」は「アイ」ではなく「アァイ」とルビを振っており、かなり上手に英語発音を再現できるように工夫しています。
メインの例文では強く読むところは太字にしているので、大人も思わず読んでしまうような楽しさがあります。
親御さんには、QRコードを読んでネイティブ音声を聞くことをサポートしていただきたいですが、それがかなわないときには、ルビもご活用ください。
さて、こんな特徴を持たせた本書ですが、堅苦しい文法の説明を一切控えているものの、しっかりと身に付けていただきたい「型」のことや、この先、学校で習うであろう難しい内容に出会ったときに対応できるような工夫も随所に仕掛けてあります。
例えば、I play the guitar.
なんで楽器にはtheがつくのかな。私は冠詞を厳密にとらえる特許翻訳の仕事を通じて、名詞の扱いはいつも理由を考える癖があります。そして、このtheは、「種類のthe」だと考えています。「ピアノを弾く」「ギターを弾く」というとき、もはや個体のピアノやギターではなく、「あのピアノという種類」「あのギターという種類」をみんな知っているので、可算名詞の総称表現である3種類【無冠詞複数形、不定冠詞単数形、the+単数形(最後のみ「知っているよね」という種類としての特定)】のうちの、この「種類のthe」だと考えています。
つまり、ギターやピアノはMy dad has guitars.(お父さんはギターを何本も持ってる)やMy instructor has two pianos!(先生の家にはピアノが2台)なんていうように、可算名詞であることが根底にあるわけで、そこからI play a guitar.ではなくI play the guitar.という種類のtheが発生しているととらえています。
なお、種類のtheは、固有名詞化すると消えるから、I play guitar.なんていうこなれた表現も、ネイティブは使ってしまうわけです。
では、I play baseball.(野球)には種類のtheは付かないの?
はい、baseballはguitarと違って、物理的な個体ではない。個体ではなく、むしろ活動の「名称」であるため、抽象的にとらえるので無冠詞です。つまり、a baseballとは言わないわけで、だからこそ、可算名詞の総称表現のうちの1つであるthe baseballは該当しないのです。
・・・とそんな深めの内容を、日々私は考えているわけですが、そうしたことを、上記のような説明は一切なしで、本書では、できる限り、「垣間見れる」ようにしたつもりです。
■はじめて英語に出会う読者の方々が、中学校で英語を本格的に学ぶのが楽しみ、と思っていただけるように。
■また、中学校でどんなに苦しい英語に出会ったとしても、心が折れないような下準備ができるように。
そんな風に願って、本書の内容を組み立てました。
是非、お楽しみいただけたら幸いです。
お子さんやお孫さん、姪っ子・甥っ子さんなどにプレゼントしていただけると嬉しいです。
または、本書を使って、お子さんやお孫さんと、英語を一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
2026年4月9日発売開始の『英語はワン・ツー・スリー!』是非お手に取ってみてください。