学生への授業を続けています。今期も3大学+1大学(7月開始)を担当していますので、結構な時間数を授業や準備に使っています。対面授業は減り、今年もオンラインの授業が半分以上です。
学生の顔は見えにくいが、心の声は聞こえやすい、というのがオンライン授業の特徴でしょう。チャット機能を使って声を提出してくれる学生が多いため。
対面とオンラインの両方を同時期に行っていると、対面では「あなたの心のイイネが見たい(応答ボタンや授業中のチャットへの書き込みがないため)」と思う。
一方、オンラインでは「空(からっぽ)に向かって話している感じがする。少しでいいから顔が見たい(最近のZoomは顔出しNGがスタンダードになってきました。理解しています)」。
複数大学や複数種の授業に加えて、対面とオンラインが混在するので、少し混乱し、そんな風におかしな心理状況になることがあります。
対面とオンラインの利点と欠点を淡々と使い分けながら、混乱しないよう気をつける。
そのようなわけであまり余裕がなく、今期は各大学にあまり感情移入をしない授業を行ってきたように思います。
とにかく間違えないように、淡々と。
しかし本日、また私の感情移入が発動・・・。
学生達はやはり、素晴らしい。各大学、それぞれ特徴はありますが、必ず光る、力を持った学生達がいるものです。そしてその力は、授業開始時ではなく、ある程度授業が進んでから徐々に露呈されるのです。(逆に、開始時に目立っていた学生達は途中でフェードアウトしたりするのは興味深い。これもあらゆる人間関係に言えるでしょうか。関係は少しずつ築きながら、そしてコツコツと深めて行くほうが長続きするように感じる。)
「この学生達のためなら、私、必死で働きます!」
学生達の役に立ちたい。自分の持てる、例えばリライトテクニックとか、日々の英語に親しむための工夫とか、これまで少しだけ長く生きてきた分、「英語の学び」に関する知恵やコツがあるとしたら、それらを伝えられたらいいなと考えます。
エンジンかかるの、遅。
残る授業、効果的に学んでいただけるよう、もっと働きます。
授業を担当させてもらって、ありがとう。