今期も学生の指導が終わり、成績を付け終わりました。
コロナ禍の中、授業に参加する学生からは、インターンシップに行ってきます、やオンライン学会発表に行ってきます、などの報告もあり、様子を見せていただきながら、授業を進めました。
今期は学生が直面するであろう「オンライン」の英語も少し取り扱ったりもしました。
Can you hear me OK?(聞こえる?)
Am I sharing my screen?(画面共有できてる?)
などの確認の英語から、オンラインのメンタルまで。
オンラインのメンタルについては、オンラインで話すときは、聴衆は全員on mute(ミュート)なので、スピーカーの孤独度は対面よりも増します。
それに心乱されないために、かつ有益な時間にするために、オンライン会議は「準備」が命です。
自分が準備してきたものが目の前にさらされ、プレゼンコンテンツだけでなく吐息から何から何までがさらされる、といったスピーカーのメンタルについて触れたら興味を示した学生がいました。
英語プレゼンに関しては、毎日ボイスレコーディングで練習しておくこと、を採用してくれた学生がいました。
さて、今期も私は楽しく授業を担当させていただいたのですが、最後に感想をメールに書いてくれた学生がいました。
●講義を通じて英語文章を書く際のガイドが自分の中で出来たと思います。とても有意義な講義であったと感じています。
●ご指導のお陰で、国際学会用の論文の添削をして頂いた担当教授に「初回にしてはよく書けていた」と褒めて頂けました。次に備えて定期的に講義内容を復習しようと思います。
●これからも3Cを心がけて文章を作成していきます。非常にためになり楽しく学ばせていただきました。
●半年間、濃密な講義をありがとうございました。
●大変興味深い授業をありがとうございました。各ルールにおいてなぜそうなるのかについての説明があり、大変理解しやすかったです。
●3Cが非常に重要であり、また難しいということを痛感致しました。しかし、一朝一夕では身につかないことは明白であるため今後も継続のみであると捉えています。
●パラグラフライティングで文章構成などは日本語でも用いることができるので、論文でも授業で学習したことは生かしていきたいと思います。
●これまで習わなかったような英語の本質を学ぶことができ、毎回とても楽しみでした。授業内でフィードバックをたくさんしていただいたことも嬉しかったです。この授業で習ったことをこれからも意識し、さらに知識を深めていきたいです。
予期せぬ学生からの声は、嬉しいものです。
講義では英語をただまじめに扱ってきただけなので、理系学生から「楽しい」という言葉が出たことには少し驚きました。
英語が苦手ではなく英語が使える研究者として、活躍してくれることを心から願ってます。