社内で開催している電子・電気講座は、はや3周年が近づいてきます。
模索が続きましたが、やめてしまわずに続けてきたことで、正しい講座の形が見えてきました。
多忙な業務の時間を使って開催しますので、やはり、翻訳の業務に直接生きる、業務に直接反映できる、ということを目指したいと願う気持ちがあります。
一方で、いつも頑張って脇目もふらずに仕事に励んでくれているスタッフのみんなが、単純に、少しリラックスした時間を過ごせるといいな、というようにも、思っています。
そして、皆が知的好奇心を高めることができれば、必ず「より良い仕事」につながっていく、という風にも考えています。
さて、本日の講座では、「混色」を体験しました。
フルカラーLED、の回路を体験しました。
ブレッドボードを使います。
本日は、「透明」のブレッドボードを準備していただいたので、裏からみると、どこがつながっているかがよく分かって良かったです。
先生にサポートいただき、回路図を見ながら、LEDが点灯する回路を作ります。
これまで、LEDが点灯しただけでも感動していた私たちですが、スイッチを、間に入れます。
(なお、ほとんど先生がしてくださいます。技術者の方は、素晴らしいです)。
赤色を点灯。
緑色を点灯。
青色を点灯すると・・・。
白色になりました!!!
赤・緑・青の三原色で、すべての色が出せる・・・。
そして、白色LEDを作るために、青色LEDの開発が待たれていたこと、とてもよく、理解ができました。
また、LEDのカバーが乳白色であることで、乱反射により、色を混ぜている、といった知識もいただき、確かに赤色と緑色と青色が混ざって白色になっていることを、確認しました。
面白い!
講座にご協力くださる先生、そしてこれまで運営してきたスタッフにも、感謝。
それから、本日の私の個人的なヒットは、次のこと。
抵抗器の電圧(the voltage across the resistor)を測ります。
LEDの電圧(the voltage across the LED)を測ります。
電圧を測るときって、本当に見たまま、the voltage across the resistorとthe voltage across the diode・・・。
両端に、プラスとマイナスを接触させて、電圧を、計る・・・。
the voltage across the circuit element
= the voltage between the two terminals of the circuit element
前置詞across(電圧は、両端の差なので、端から端までを表すacross)とthrough(電流は、流れて通過するので、through)を感じる、ということは、これまで英語の授業でよく取り上げてきましたが、こうして視覚的に見るのは、とてもいい、と思いました。
電流の場合・・・
the current through the circuit element
電流を計るためには、その電気の流れの中に、電流計を直列に入れなければならないから、一つの線の端を外して、このように、入れるとのことで・・・。
確かに、電流が通過して流れる、測定器を含めた閉じた直列回路ができました。
個人的には、先のフルカラーLEDと同じくらい、こちらにも、感動をします。
さて、次回はこのフルカラーLEDを復習してから、次の項目へと、進みましょう。
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一歩、一歩、また一歩。
「知らない」と「知る」では世界が180度変わることがあること、色々な場面において、個人的には、これまでも多く、経験してきました。
使える時間は限られていますから、取捨選択をして、focusしなくてはならない。
これからも、一歩ずつではありますが、学び、前に進んでいきたいと思います。
Learning is a gift!(仕事のワクワク、見つけよう!)