翻訳に関して伸び悩んでおられる方を、目にすることが、あります。
とても良い翻訳者なのに、悩んでおられる。
本当に素晴らしい翻訳者で、もっと、もっと、良い英文を書く力をお持ちなのに、なぜかその先の一段階へと、進むことができず、伸び悩んでおられる(ように見える)。
それも比較的長い間、「その先への一歩(大幅な一段階)」を登ることを、されていない・・・。
個人的には、なぜだろう、と不思議に思っていました。絶対に出来る実力をお持ちなのに、なぜ・・・と。
しかし最近、少しずつ、「わけ」が分かってきました。
「世の中の仕組み(?)」が分かってきた、というか・・・。
また同時に、何事も自分の尺度で計ってはいけない、ということも、分かってきたのですが・・・。
そう、「先に進めない」という方は、ご自分の意志で、先へ進むことを、止めておられるようなのです。
「躊躇してしまう」
「自分には出来ないと思ってしまう」
「また、優先事項がそこにはなく、人生において、別のことを優先しておられる」
「そういうこと・・・」、と、今さらながら、理解をしました。
「出来ない」「難しい」という方は、本当に「したい」とは思っておられない、という場合があるということが、今さらながら、分かってきました。
(なお、「したい」と思っていないことをしなければいけないのは、誰にとっても苦痛なものですから、それを求めることは、いけないとも理解しています。)
私は「種(species)」の勉強をしたことがありませんが、「人」という「種類(species)」は、所詮「人」なのです。
他の動物のように「優れた耳」を持つこともできないし、他の動物のように「早い足」をも持つことも、できない。
限りある「誤差範囲」の中で、互いに背を比べ、互いに能力を競い合う。
その中で、ある部分に優れた能力を発揮する人がいたり、他の人はまた違う能力を発揮したり・・・。
つまりその「誤差範囲」の中での能力を、ある特定の分野で、(まるで誤差範囲を超えるかと思えるように)発揮する人は、やはり本気で、そのことを欲し、そのことに「心を向けて」いるのでしょう。
そしてその「心を向ける」内容が、たまたま(または本人の意志により)「仕事」と一致すれば、「仕事」は一日のうちで多くの時間を占めるために、どんどんそれが、上手になる・・・。
どんどん出来るようになり、そしてその分野で、exponentiallyな成果を上げるのでしょう・・・。
さて、本題です。
特許翻訳に「心」が向いている人、もしいらっしゃれば、弊社にご協力を、いただけませんか。
工業英検2級以上を持っている人が好ましいのですが、応募時のご実力は、特には問いません。
一日数時間の不定期アルバイトから、じっくり腰を据えた翻訳、まで、色々な形態が考えられます。
最終目標を「日英特許翻訳」および「英英リライタ」としていただき、個人のご事情やご実力に応じて、翻訳から他の色々な業務(資料の収集や図面の処理やファイル整理など)まで、色々な可能性があります。(どのようにしていただきたいかは、丁寧に、お伝えいたします。)
特許翻訳に「心」が決まっている方で、もし弊社に協力したいと思ってくださる方がいらっしゃれば、是非に、ご連絡をいただきたいです。
http://www.u-english.co.jp/recruit/に掲載していますメールアドレスに、まずはご連絡をください。
募集要項には色々書いていますが、まずは気軽にメールをいただければと思います。
またご希望の条件と勤務形態も、メール本文内にお書きください。