ユー・イングリッシュ

ユー・イングリッシュ 中山裕木子 ブログ

前々回の記事で、英英辞書Collins COBUILDのCorrectの定義、Clearの定義を読みました。

 

定義をもう一度。

 

 

Correctの定義

If something is correct, it is in accordance with the facts, and has no mistakes.

 

 

Clearの定義

Something that is clear is easy to understand, see, or hear.

 

 

いずれも、分かりやすい定義です。

 

 

そして最後に、Conciseの定義を見てみましょう。

 

 

Conciseの定義

Something that is concise says everything that is necessary without using any unnecessary words.

 

 

 

もう一度。

 

Something that is concise (簡潔とは)

says everything that is necessary (必要なことすべてを言うこと)

without using any unnecessary words.(不要な言葉を一つも使わずに)

 

 

厳密で、明快な定義です。

簡潔、といってもただ短いことではない。「必要なことはすべてを言う」、つまり必要な語であれば、使ってよい、という点が重要です。

一方で、「不要な言葉」を一切削除することで、conciseを達成できます。

 

このように、英英辞書Collins COBUILDは、明快な定義により、英語の真の意味、微妙なニュアンスを伝えます。

(なお、収録語数の関係で、技術的な専門用語には弱いです。)

 

 

ちなみに、Oxford English Dictionaryでは、conciseは次のように定義されています。

 

Concise:

1. Of speech or writing: Expressed in few words; brief and comprehensive in statement; not diffuse.

(スピーチやライティングにおいて、少ない言葉で表現する。まわりくどくなく、簡潔で理解可能なように表現する)

 

理解はできますが・・・。

 

 

また、Longman Dictionary of Contemporary Englishでは、次のように定義されています。

 

Concise:

1. short, with no unnecessary words [= brief]:

(短く、不要な言葉がない。brief)

 

こちらも、普通の定義・・・。

 

 

これらと比較してみても、Collins COBUILDの明快さ、大胆さ、そして具体性、が理解できます。

 

 

なお、どの辞書がベスト、というわけではなく、上のOxford, Longmanともに、Collins COBUILDには無い利点がある辞書です。

 

大切なことは、各辞書の良い点を知り、目的に応じて組み合わせ、ツールとして使いこなすことです。当然ですが、辞書はあくまでツールです。「辞書に書かされる」のではなく、「辞書を駆使して、自ら考え理由付けをして書く」ことが大切、と考えています。

 

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