
12月31日、私個人には特に仕事納めという区切りはなくて、ゆっくりと仕事をしながら年を越えるのは、私にとっては、自然で、幸せなひとときでもあります。
さて、2025年は、翻訳業界は激動の一年であったのではないでしょうか。
企業様が特許翻訳のAI化を試みておられるという動きについて聞くことが多くありました。
ポストエディットでさえも、プロの翻訳者ではなく、簡易な人手によって済ませる、といった内容を発表されている大手企業様のことも見聞きしました。
この先、さらに激動の特許翻訳業界になる可能性も、十分に理解しています。
しかし、そんな中でも、株式会社ユー・イングリッシュに何ができるか。
We just do what we can.
私達は、私達にできることを、お客様の要望にこたえながら、誠心誠意、頑張らせていただきます。
もちろん「現状を維持する」という考えは存在しておらず、常に改善と進化を目指します。
そのような中、時代に合わせたサービスも検討はしています。しかし、やはり私達は、地道に、これまで行ってきた特許翻訳を業務の中心として、行っていきたいと願っています。
出願人企業様に「重要特許案件はユー・イングリッシュに」と言っていただけるよう、頑張らせていただきたいと願っています。
日本語と英語の違いを鋭くとらえ、元の和文の範囲内にて、英文で最も望ましい状態になるよう、整えさせていただくことができます。
出願国の特許慣行に合わせて、特に米国であれば、米国特許審査便覧、審査経過、判例に鑑み、特許審査が円滑に進み、特許化できた後には強い権利行使ができる状態となるような出願特許明細書へと、和文の範囲内にて、様々な(目立たない)戦略を組み合わせながら、仕上げさせていただきます。
弊社のノウハウとして言語化してきた「ユー・イングリッシュ 特許翻訳マニュアル」は、2025年も毎月更新を続けました。

200ページ近くなった社外秘のこのマニュアル(最終追記は189ページの新項目「インクルーシブ表現」。「工数」はman hoursではなく、work hoursなどと訳します)に従い、一貫性を持って、製品としての正確、明確、簡潔な翻訳文を提供させていただきます。
今年はこの時代においても、複数の新しい出願人様の特許翻訳案件を担当させていただけるようになったこと、非常にありがたいことでした。
2025年、ご依頼やお問い合わせをくださった皆様、気にかけてくださっている皆様、そして助けてくださった皆様、本当にありがとうございました。
どうか皆様、良いお年をお迎えくださいますように。