ユー・イングリッシュ代表取締役 中山 裕木子のブログ


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『テンプレート式 理系の英語論文術』本のご紹介

9月に講談社ブルーバックスさんから『テンプレート式 理系の英語論文術』を出版させていただきました。

本書の構想は、理系学生への英語論文の授業を通じて、随分前に完成していました。講談社ブルーバックス宛に企画書をお送りしたのは、記録をたどると、2021年9月1日となっていました。

 

企画書名 『インパクトの高い国際論文から素早く学ぶ!伝わる英語論文の書き方』

 

そして、本書の企画段階の私のメモフォルダには、「楽しい読み物を作る」という題のファイルがあり、「便利でありながら、楽しい読み物として、ワクワク読める、英語を味わえるような書籍とする。上級者向けの内容も入れる。」と走り書きがありました。そんな想いでスタートしたプロジェクトであったこと、改めて、メモから振り返っていました。

 

ブルーバックスさんにお願いしました理由は、過去に『「ネイチャー」を英語で読みこなす―本物の科学英語を身につける』(ブルーバックス)2003 竹内 薫 著を読んだ際、当時からネイチャー英語のファンだった私は、ブルーバックスさんはためになるのに内容が楽しくて、いつかこのような本を書きたいな、とぼんやり考えていたためです。著者の竹内さんってどんな人だろう?と思って講演会に足を運んだこともあります。ブルーバックスさんの書籍は普段からこまめにチェックしており、本屋に入るとまずは1冊購入、といった感じで今も気軽に手に取っています。そのように、気軽に読者に手に取っていただける形で、論文英語というやや難しいと思われがちな内容を、広く皆さまに知っていただけると嬉しいな、そして便利に使っていただけるとありがたいな、と思いました。加えて、普段英語論文を読む機会がない方々にも、数多くの英語論文からの抜粋文を目にしていただき、様々なトピックに関する研究の世界、テクノロジーの世界を体験してもらえると面白いかもしれない、とも思いました。

 

そのような折り、ブルーバックスさんが2023年9月で60周年であるとのことで、「9月に仕上げましょう」、と編集者様に期限を切っていただいたことで、今年2冊目となる本書の出版をさせていただく運びとなりました。周りの皆さんにお世話になり、なんとか完成させることができ、大変安堵いたしました。関係者の方々に心よりお礼申し上げます。

 

さて、そんな本書は私の理系英語の授業や講演会の内容の一部となっていますので、単なる授業の姿となってしまうかもしれませんが、本の紹介ランチタイムセミナー(無料 Zoomウェビナー)を企画しましたので、どなたでもお気軽に覗きに来ていただけましたら嬉しいです。

 

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本の紹介Webinar第2弾『テンプレート式 理系の英語論文術 国際ジャーナルに学ぶ 伝わる論文の書き方 』(無料)

10月19日(木)12時10分~12時55分

講師:株式会社ユー・イングリッシュ 中山 裕木子

9月に刊行しました書籍の内容を筆者がご紹介します。

内容(予定):本書の特徴・機械翻訳から英語論文をブラッシュアップする・タイトル・アブストラクトのテンプレートご紹介。こちらよりご登録ください。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_iePqJ6ZGREWg2R5rZuSTpA