ユー・イングリッシュ代表取締役 中山 裕木子のブログ


I want you to find the beauty of English and love English.

  日常, 翻訳 

花便りの4月

各地で花便りが聞かれるようになる4月に入りました。

みなさん心新たに新しい一年を開始されていることと思います。

 

事務所から見える桜は、年数を経ても、毎年同じ姿を見せてくれています。

 

ユー・イングリッシュは創立5周年を迎えました。

 

特許本(外国出願のための特許翻訳英文作成教本)の出版年(2014年)に、それまでの個人的な特許翻訳フリーランス10年に区切りをつけて、会社を設立しました。

 

特許本の出版により特許翻訳の指針ができたので、今度はそれを実践するチームを作りたくなったためです。

また、指針を広めていくためにも、一個人ではなく法人格が必要と考えたためです。

 

 

それから5年間。

法人にして良かったこと、書籍を出して良かったことは、賛同者が様々な形でユー・イングリッシュに関わってくださったこと。

 

 

 

5年間で変わったことは、色々な新規のプロジェクトに取り組んだこと。

自分の持てるものを使って世の中の役に立つと考える仕事に、積極的に取り組んできました。

 

 

そして5年間、変わることがなかったのは、常に特許翻訳を軸に活動を続けてきたこと。

 

 

私の原点は、特許翻訳。

冷静に特許翻訳に向き合う自分は、最も自分らしいと感じます。

今なお、特許翻訳に心を奪われるのです。

それは例えば翻訳メモリを使おうと、使うまいと、全く、同じことです。

翻訳時のレイアウトが変わるだけのことで、特許翻訳の本質はみじんも変わらない。

到達点(目指すべき翻訳結果)を、しっかりと見ることが重要と考えています。

 

 

特許翻訳の品質は、何があっても、死守すべき。

現状維持は後退以外の何ものでもないため、常に改善を求めて、取り組んでいく必要があります。

 

そして特許翻訳では何が重要か、どこの部分にどのような致命的な誤りがあってはいけないか、そのことを理解することも非常に重要です。

 

元の和文を最大限に忠実に読み解き、それを適切な英語で書く、そのことにより、円滑な審査と強い権利の取得を少しでも助けられるよう、日本の企業様の利益となることができるよう、最大限に努力をしたいという気持ち、このことは、企業活動での5年を経て、ますます強まるばかりです。

 

 

 

今年はユー・イングリッシュ翻訳チームの完成と強化を目指したいと考えています。

各人が改善を目指し、持てる力を合わせることができれば、強いチームとなります。

 

 

ご自分の持てる力で世の中の役に立つ力、そんな力をユー・イングリッシュにお貸しくださる方は、どうぞこの先のご協力をご検討いただけますよう、お願いいたします。

 

 

また、ユー・イングリッシュのチームは特許翻訳のキャパシティーがようやく少し広がってきたと感じますため、日英特許翻訳をご依頼をいただけますお客様にも、この先是非にお声をおかけいただきたいです。

 

 

本年度もユー・イングリッシュをどうぞよろしくお願いいたします。