1人っきりの環境で仕事をしていると、会社で複数人がまわりに働いてくれている環境とは、異なる空気が流れます。
集中とリラックスのまざった状態となり、あらゆる種類の仕事がサクサク、どんどん進みます。そんな環境では、書籍の執筆やセミナーの資料作りに没頭することがあります。
私は会社でもあまり席を立ちませんが、1人の環境で仕事をしているときは、もっと、席を立ちません。気づくとそのまま5時間、ということが結構あります。
リラックスしすぎたのか、自分の声がして、驚きました。
「はあ~、SVCも、いいなあ~」
論文セミナーの準備で資料を収集していたのですが、インパクトファクターが付与された国際ジャーナルに掲載された英語論文には本当に魅力的な表現が満載に含まれています。
はじめSVOのパワフルな動詞を見ていて、うっとりしていたところ(他動詞necessitate, encompass, encourageに心奪われていました)、次に目に入ったSVCに着目しはじめましたら、be動詞を使ったSVC表現も素晴らしくて、思わず、ため息交じりの独り言が出ました。
無音の中で、自分の声にびっくりして、そして少し、自分に呆れました。いつまで私は英語表現にトキメキ続けるのだろうか。英語習得には終わりがなく、この憧れはずっと続くのでしょう。
さて、今週はクラリベイト社開催の論文英語に関するWebセミナー(9月15日開催)を担当させていただきます。今年のセミナーテーマには、「文と文のつながり」「因果関係の表現」を設定させていただきましたので、今回は、上記動詞とは少し異なる内容をご提供させていただきます。
どなたでも、ご参加いただけます。みなさまにとって実りある時間を、そして可能であれば、楽しいひとときをお届けできるよう、頑張らせていただきます。ご参加をお待ちしています。
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英語論文アブストラクトの執筆が上手くなる
文と文を論理的につなぐ方法(第2弾)
開催概要
【日時】
2022年9月15日(木)14:00 ~ 14:45
【講師】
中山 裕木子 様(株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役)
クラリベイトソリューションコンサルタント(クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社)
【参加費】
無料
※ご登録いただいた方には、ウェブセミナー後にメールにて録画版のご案内があります。
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