ユー・イングリッシュ代表取締役 中山 裕木子のブログ


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  セミナー, 日常, 講師 

楽しかったね 世界一受けたい授業

もう1ヶ月以上前ですが、日本テレビ「世界一受けたい授業」に、2度目の出演を、させていただきました。

http://www.ntv.co.jp/sekaju/profile/nakayamayukiko.html

 

「英語に親しみを!」という観点からの授業を担当させていただきました。

ありがとうございました。

 

 

さて2度目の出演では、妙に冷静な自分がいて、スタジオでも、とても冷静に、他のみなさまを、観察(笑)していました。

 

私はよく、「セミナーは戦い」、という表現を、これまでに使ってきました。

 

自分のセミナー(技術英語セミナー・特許英語セミナー・論文英語セミナー)の時、限られた時間で、伝えたいことを決めて、それを伝えるために、時間と戦い、自分と戦い、またある意味ご受講者の方々とも、戦うのです。

 

90分、2時間、3時間、5時間、2日、と色々な時間設定がありますけれど、それぞれ1分たりとも、無駄な時間はない。

 

時間を最大限に生かしながら、効果を高めていく。

 

セミナー中は、一つのことを話しながら、頭では次に話すことについて考えていたり、一つの英文リライトを受講者に問いかけて一緒に考えながら、手元では次のプリント配布の準備をしていたり・・・。

 

とにかく少しでも、セミナー中に自分の頭の中が「ブランク」になったり、または少しでも「休む」ようなことが講師である私に生じそうになれば、慌てて「次にすべきことは何?」と自問して、その準備を進めます。

 

ですからセミナーの前は、私は基本的に、ほとんど食事をとりません。

 

なぜなら、人は「飢えた状態(笑)」のほうが、頭がシャープで、ハングリー精神があって、そして、「戦い」には、もってこいなのです。

また単純に体が軽くて、会場内を動きまわりやすいです。

 

 

・・・と、自分のセミナーの話をしてしまいましたが、上の番組収録の際に、同類のような「時の流れ」を感じていました。

 

 

素人の私だけでなく、出演者の方々みなさん、戦い(?)のような気迫が、伝わってきていました。

(私はその場で素人ですので、ある意味気楽なものでしたが、他のみなさまからは、お一人お一人、気迫があふれていました。しかし私も、誤りをおかしてご迷惑だけはかけてはいけない、というような生真面目心から、気合いだけは、入れていました。)

 

自分のセミナーのことを思い出しながら、貴重なプロのお仕事の現場、というのを見せていただくことができて、興味深い経験でした。

 

 

出演のご依頼をくださった番組さまに、感謝しています。

 

今はすっかり特許翻訳と論文英語の本業に戻っていますが、たまに「ああ面白かった」、と思い出すことがあります。