2017年は、ありがたく特許翻訳受注を増やしていただける中、翻訳チーム作り、に尽力しました。
2017年4月、まあそのうち協力者が集まればよい・・・や、チームはそのうち自然に作られていく・・・または結局自分が翻訳を手放せず、いざとなれば自分でやるから大丈夫・・・などと思いながら、創業から3年たっても、重い腰を上げてこなかった。
これでは、いけない。
目の前のこととなると、「持論」をすっかり忘れていた。
何ごとも、「自然になるようになるさ」や「強く求めなくても、なんとかなるさ」「必死にならなくても、いつかそのうち自然に・・・」などと考えていると、「そのうち」は決してやってこないのです。
そう、「強く求め」「行動」をしなくては、何ごとも決して前には進まない。そのことを思い出し、痛感した。
チームが定まらない中、方向性の定まらない英文の膨大なリライト量に、苦戦していました。
「いざとなれば自分でやるから大丈夫」はもはや成り立たず、講師業・翻訳業ともに、自分一人のキャパを超える仕事量に対して、もがいていました。
これでは、いけない。
今時間がかかったとしても、とにかく今、やらなければならない。
今、必死で、求めなければならない。
今しなくて、いつするか。
そのようなことで、ユー・イングリッシュ翻訳チーム作りを、開始しました。具体的には、弊社に協力して欲しい人材像をはっきりと定め、そのような方に、呼びかけました。
そして、英文1文1文を、毎日徹底的にリライトをして、フィードバックしました。方向性を定めて提示することで、それに賛同してくれる、本当の意味での協力者が、弊社の翻訳チームに加わってくれるのではないか、と考えました。
少しずつ、少しずつですが、しかし着実に、推し進めてきました。
2017年、このことは、ユー・イングリッシュにとっての進歩でした。
おかげで、若い方も、ベテランの方も、バランスよく、弊社のチームメンバーに、加わってくださいました。
若い方のご参加、とても、嬉しい。
弊社に勤務したい、と言ってくれること、とても、嬉しい。
中堅ベテランのスタッフ、とても、心強い。
弊社に勤務したい、と言ってくれること、とても、嬉しい。
若い方々には、夢がある。夢中になれる、力がある。そして、体力もある。
少し年上の私たちにも、夢がある。夢中になりたい、心がある。そして年上の私たちには、これまでに蓄えた、少しの英知がある。
それぞれの力が合わさって、ユー・イングリッシュという法人を、支えていくことができることを願います。
私、中山は、ユー・イングリッシュという「格」のお世話役として、皆が気持ちよく仕事をし、同じ方向へと向かっていけるよう、努力していきたいと考えています。
ユー・イングリッシュ。
法人とは、「格」である。
人格のような、「格」である。
これは私がはじめに会社を作るときに、学んだことでした。
その頃はいまいちピンとこなかったのですが、4年目に入り、少しずつ、分かってきました。
ユー・イングリッシュという「格」のお世話役として、ユー・イングリッシュがその目的を果たすことができるように、率先して、支えていきたいと思っています。
社内・社外の協力者に、心より、感謝しています。
良い1年でした。
2017年、ありがとうございました。
(年末ではありますが、少しセミナーの情報を、掲載させていただきます。年始1月5日より、受付を承ってまいります。どうかよろしくお願いいたします。)