ユー・イングリッシュ

ユー・イングリッシュ 中山裕木子 ブログ

2月6日開催セミナー(午前・午後)ありがとうございました

先の土曜日(2月6日)、2件のユー・イングリッシュセミナーを、開催いたしました。

 

午前:【工業英検1級・2級 演習コース(2回+添削講座1回)】第1回

午後:【平野信輔先生のテクニカルライティング実務講座】

 

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

 

 

●午前の【工業英検1級・2級演習コース】では、私・中山裕木子が講師を担当しました。

 

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今回は、事前アンケート、と称して、皆さまのセミナーへのご要望を把握するとともに、英訳スキルチェック課題を1題、お願いしました。

 

皆さんが一体どのような方向を目指されるのか、そして、その方向に対して、現時点で足りない力は何か、どのようにして、その力をご自身で付けていかれるか、ということを、共に考える、といったことを、目指したつもりです。

 

今回の工業英検セミナーは、これまでと少し趣向を変えました。

 

セミナー中に扱える英文や表現は限られているため、どうやって勉強し、自力でどうやって 「自分」を合格へと導くか、ということを、扱いました。

 

そんなことに焦点をあて、私も一受験者の気持ちで、自宅で最新問題に取り組んだり、新しい問題を作って取り組んだりして、資料を準備しました。

 

そして、「自分でどんどん勉強していく方法」を、ご提案しました。

また、試験会場を再現する緊迫した雰囲気(を作ったつもりです)の中で、英訳・要約練習もしました。

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私にとっても、受講者の皆さんにとっても、2時間半の、戦い(?)であったのではないかな、と思っています。

 

戦い・・・。

 

それは、「時間」との戦いであり、「自分」との、戦いです。

 

工業英検を受験する方々は、皆さん、真剣、だと思います。

 

私も2001年の受験時にそうでしたが、自分の仕事を変えたい、自分の仕事の方向性を一気に定めたい、というような、強い気持ちのもと、受験される方が多いように思います。

 

単なる検定試験というより、自分の仕事を見つめ直し、一気にレベルアップし、そして1級を取得したら、その後、そのまままっすぐに修行へと進んでいく・・・、と、そんなイメージです。

 

工業英検対策は、そのまま直接、実務の対策であり、工業英検の問題の随所には、実務とつながる工夫がなされている、と個人的に、思っています。

 

したがって、受験者の皆様には、一気に、1級へと進んで欲しいと思っています。足踏みせず、一気に勉強をして、できれば1回での合格を・・・。

 

そうすれば、その後の修行、さらなるスキルアップ、という点で、上手くいくのではないか、と思っています。

 

 

さてさて、そんな工業英検セミナーの第一回をなんとか無事終えまして、午後は、平野先生に、バトンタッチ。

 

●平野先生のセミナーは、軽快な話し口調と、テキパキした進行で、楽しく、すすめてくださいました。

 

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ユーモアに満ちた小話を交えながら、「英語」と「日本語」の違いについて、丁寧で適格に、教えてくださいました。

 

多くの英語表現や翻訳テクニック、それから仕事のコツを、教えてくださいました。

 

平野先生のセミナーで心に残ったのは、「様々なバリエーションで書けること、そしてその中でベストを読み手のために選択することが重要であること。」

 

私も午前に工業英検セミナーで、「答えはひとつではない、様々な表現で書けることが大切です、その中で、状況に応じたベストを自分で選択していく」、と強調していましたので、恐れ多いですが、先生の内容とのシンクロも感じられ、やっぱり平野先生にお願いしてよかった、と思いました。

(先生、ありがとうございました)

 

 

さらに、平野先生のセミナーは、受講生のご質問や疑問点について、その表現はダメ、といった「切り捨て」ではなく、「暖かく受け入れ」、そして「具体的な解決法を提示され」、そして「受講者の納得を得る」、という方法で、行われていました。

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ご受講者からの質問も、沢山、いただきました。

積極的なご参加に、感謝しています。

 

 

●セミナーにご参加くださった皆さま、あらためて、ありがとうございました。

工業英検対策にご参加の皆さまは、引き続き、課題のご提出と第2回(3月19日開催)まで、よろしくお願いいたします。

 

●それからブログを読んでくださっています皆さま、いつも誠にありがとうございます。

 

仕事だから・・・のうしろに続く言葉


仕事だから・・・

 

という言葉の後ろに、何の意味が続くでしょうか。

それによって、その人の、仕事に対する気持ちが分かるように思うのですが、この後には、2つの相反する考えのうちのいずれかが、続くということを、最近、見受けました。

 

仕事だから

→しっかりとやるのは当たり前。仕事なのですから、当然、勢力込めて、全力で、頑張ってやります。

 

仕事だから

→やらなきゃいけないのは、仕方がないんです。したがって、好む好まざる関係なく、仕方が無いからとりあえず、やりすごします。

 

 

こんな風に、相反する状況、に出会いました。

 

もちろん私は、前者です。

 

つまり、次の通りです。

 

仕事だから

→勢力込めて、全力で、頑張って、やります。それが私の選択であり、歩んできた道であり、これからも私の歩んでいく道です。

 

 

前者以外、つまり、後者であるように感じていたのは、遙か昔、学生時代のアルバイトの頃のみです。(当時は、様々なアルバイトを経験しましたが、やりたくない仕事をしながら、時間が経つのを待っている。電話の応対から居酒屋やレストラン、結婚式場、国際会議の片付け、喫茶店、ファーストフード、カバン屋さん、服屋さん、郵便仕分け、家庭教師、ありとあらゆるアルバイトを経験する中、そんなとき、「仕事だから仕方が無い」、と思っていました。)

 

 

 

仕事だから・・・?

 

みなさんにとって、「仕事」とは、どのようなものなのかな、と素朴な疑問が起こりました。

 

お金を稼ぐ手段?

生活の手段?

 

それはもちろんのことなのでしょうけれど、仕事の「種類」を選ぶのは、自分自身。

その仕事を選んで、全うするのは、自分自身の選択。

 

つまり、仕事とは、「完全にやらされている」ということは決してなく、自分で選択をして、その仕事をしているのだと、思います。

 

 

つまり、上の前者と後者のうち、「前者」、であるのが本来の姿だと思うのです。

 

そんな風に考えていたところ、先日、上級翻訳者から耳にした、次の言葉・・・。

 

 

「仕事だから・・・」

 

この発言の後ろに来る言葉は、何?

私、本当に、理解できない・・・。頭の中が、多少、パニックになりました。

 

 

「仕事だから」、仕方がない

「仕事だから」、我慢する

「仕事だから」、それはそれで、それなりに、行う

 

 

このような言葉が、省略されていたような、感じを受けました。

 

 

私は今の仕事(特許翻訳・講師業)をはじめてから、仕事を、そのようにとらえたことが、一度も無かったですので、あらためて、この発言に、違和感を抱き、なんだかとても、驚きました。

 

また、正直、ショックを、受けていました。

 

大好きな特許翻訳を、自らの選択のもとにされている上級翻訳者であっても、こんな風に、仕事をとらえることがあるんだ・・・

 

実力もあって、お立場も素晴らしく、ご自身の仕事に誇りを持って、日々、精進されている方にとって、「仕事」が、そういうもの・・・?

 

仕事だから・・・?

 

 

仕事だからこそ、頑張る

仕事だからこそ、本気で行う

仕事だからこそ、愛し、添い遂げる

 

 

このように感じられなくなった時、つまり、

 

「仕事だから」、仕方がない

「仕事だから」、我慢する

「仕事だから」、それはそれで、それなりに、行う

 

 

・・・とこのように感じはじめてしまった時には、何か状況が、おかしくなってしまっているのだと、思います。

 

つまり、例えば、「組織の中で制約が多く、自分の思う仕事が出来ていない」「組織の中でなくても、自分の中で、納得のいく仕事が出来ていない」「誰かに気を使っている」「本来の自分の仕事ではないことを引き受けてしまっている」などなど。

 

私は、少しでもこのように感じてしまうことがあったとしたら、そしてそれが、長期に及んで続くようであれば、その原因を探り、その状況から脱するように、対処するつもりでいます。

 

必ず、原因があると思うのです。それを、取り除くつもりでいます。

 

ですから、「仕事だから」という言葉のうしろにある自分の感情をチェックすることは、自分自身の仕事の健康状態(健全さ)をチェックするのに、役に立つと思います。

 

(時にこのようなことを考え、自分を見つめ直します。)



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