ユー・イングリッシュ

ユー・イングリッシュ 中山裕木子 ブログ

道が間違っていなかったこと


知財関係のセミナーに、参加してきました。

どうしてもお会いしたい方がそのセミナーにいらしたのと、セミナーのテーマに、興味があったためです。

なかなか最近はセミナーなどに足を運ぶことができていませんでしたが、今回、行けてほんとに良かった。

 

3つ、「良いこと」がありました。

 

●1つは、セミナーの内容が素晴らしかった。

これまで何度か同じテーマのお話やセミナー・勉強会の機会がありましたが(また通学中の大学でも毎週話題を見聞きしますが)、今回は、それらが結びつくとともに、具体例と一緒に学べて、とても分かりやすい内容でした。

 

講師の先生(米国人特許弁護士)のお話がとても分かりやすく、また日本人弁理士の先生の解説や質問も、理解を助け、定着させてくれる助けとなりました。

セミナーに参加させていただけて、感謝の気持ちで一杯です。

 

●2つ目は、セミナーの内容に、必死でしたが(かなり集中しました)、なんとかついて行けたことで、これまで自分が行ってきたことや学んできたことが間違っていなかったことを知り、勇気をもらいました。

うん、私、(多分)成長(?)している!

おそらく数年前の自分には理解できなかったであろう内容でしたが、今回、大筋が理解出来たこと、そして自分の翻訳手法やこれまで持っていた知識が、今回のセミナーと一致していたことに、大きな勇気をもらいました。

 

また、いつも、私は翻訳者だから、、、と、知財関係のセミナーでは、コソコソしていました。

学んでいることを知られるのが恥ずかしいような、コソコソと講座に出て、コソコソと帰る・・・。

しかし今回、まだまだ分からないことはあるものの、以前より、少しは知財のことが、分かるようになってきたことを実感。

 

そしてセミナーに出たら、1つは必ず、質問を。

講師の先生にも、講座終了後に、しっかりと質問をしてきました。

(そうしたら、後で講師の先生に、「知財担当者ではなく翻訳者っていうから、networking(コネ作り?)のために講座に来ているのかなとはじめ思ったけれど、きちんと内容を学びにきていたんだね」、とメールをもらいました・・・。

私、networking=人脈作り、のために行動したこと、まだ一度も、無いです。

人脈というのは、「想い」さえあれば、結果として自然に形成されると考えていますので、今はただ、「想って」います(笑)。

しかし昨年は、「この人会ってみたいなあ」とぼんやり思っていた人が会いに来てくださったり、各所に呼んでくださったり、「こんな分野の方と知り合いたいな」と思っていたら、そんな方がセミナーに足を運んでくださったり、ということが多くありましたので、考えは、間違っていなかったと思っています。)

 

さて、これからは、引け目を感じたりせずに、堂々と学ばせていただこうと決意し、ようやく、学びのスタート地点に立った気持ちになりました。

 

●最後の良いこと。

3つ目は、10年間 気になっていた「お礼」が言えたこと。

なかなか機会がなくてお会いできなかったその方に、当時のことについて、ありがとうございました、と言うことができましたので、胸の中が、スッキリしました。

仕事の中でも色々な出会いがあるわけですが、少しの出会いやその方のお話などが、その後の方向性に影響を与えることがあります。

そんなわけで、10年越しのお礼が言えて、良かった。

 

さてさて、また明日から、前を向いて歩いて行けそう。

 

走って帰ろう。。。

(帰路にて書き留めました)

翻訳文を送り出す時(翻訳実務より)


なかなか難しい、案件でした。

 

機械の構造が複雑で、和文の意図の理解に、少し、時間がかかりました。

 

かなり作り込んである和文でしたが、ちょっとした漢字使いなどにより、理解するのに時間がかかる表現がありました。

 

また、図面が複雑で、参照番号が見つかりにくい場合や、また図示されていないような場合も、ありました。

関連技術から想像したり、関連案件でより見やすい図面を探したり・・・。

 

 

リライト1段階目は、かなり、言葉を増やし、文章を区切って、まずは関係を明確にしました。

その後、切ったり、つないだり、を繰り返しました。

リライト複数回を経て、自分の内容理解が、進みますと、それほど、難しくは、無くなってきました。

その後、最終リライトでは、区切っていた文章を、結構な割合で、元に戻しました。(リライトしているうちに、自然に、戻りました。)

また、加えていた言葉も、少しの工夫で、消すことができました。

 

時間をかけすぎたかな、という感じも、ありました。

(あまり時間をかけすぎると、かえって考えすぎてしまい、ベスト英訳からずれてしまうことが、あります。)

 

また、時間をかけた結果、納品が、納期の前日(しかも休日)、になってしまいました。(申し訳無い限りです。)

 

さてさて、お客様の意図に合う翻訳に、仕上げられていると良いのですが・・・。

後は、送り出すだけです。

 

十分なリライトを(自分なりに)した明細書、さあ、頑張って、その目的を、果たしてくれますように。

 

本英文明細書が、お客様の意図にかなう仕事を、してくれますように。

 

まずは目の前のお客様、そして発明者様、それから審査官、それから・・・。

 

●英文明細書、頑張って!

 

心を込めて、送り出します。(=納品)

 

 

納品は、いつも、大切な翻訳文との、bittersweet goodbye(ほろ苦いお別れ、心痛むお別れ)、です。

 

ああ、私、この仕事、好き。

 

リライトに時間をかけてしまうため、お引き受け出来る案件がごく少ない今の状況・・・。

 

心苦しい限りなのですが、今はこのように、丁寧に、仕上げていきたいと思っています。

 

さて、一息つく間もなく、次の案件に取りかかります。

目の前に来たらNoと言わないこと


これまで、目の前に来る新しいことに対して、Noと言わないで、仕事をしてきました。

少し難しそうでも、また果てしなく難しそうな仕事でも、また少し時間的に厳しそうな仕事でも、よほどのことが無い限り、新しい仕事に対して、Noとは言わない。

 

目の前に来たら、とにかく受け入れ、その後、最大限の努力をすることで、なんとか形を作る・・・。

すると、帳尻合わせのように(?)、なぜか、出来そうにないと思っていたことも、なんとか、出来るようでした。

 

しかし最近、それでは自分の体がもちそうにないことに気づきはじめ、少しだけ、自分をコントロールするように、なっていました。

 

いくつかの基準を自分の中で決め、その基準に照らして、YesかNoかを、最近は、決めるようにしています。

 

その基準は主に、「その仕事の目的」と「時間的な余裕度」です。

 

今、1つ、オファーがありました。Noと言おうかなあ、Yesと言えば、なんとか出来るのだろうけれど、少し色々と難しそうで、時間的にも無理があるなあ、と思う、オファーでした。

 

しかし、私は、一瞬の迷いもなく、Yesを、言ってしまいました。

無理をせずに、プランBを選ぶこともできたと言うのに、プランAで即答のOKを出し、詰め込んでしまいました。

 

自分というのは、芯の部分が、10年前と、15年前と、少しも変わっていないことに、驚いてしまいます。

 

なお、即答した理由は、その仕事を行う「目的」が、自分の今後の目的に合致していたためです。

 

「目的」、これがきっと、私にとっては、一番の原動力になるのだと思います。

 

さて、また必死で頑張らなければいけないと思うのですが、何かに押されて(自分で自分を押しているかな)、前に進んでいきたいと思います。

pagetop