SEMINARSセミナー

参加者アンケート結果

セミナーの後日、メールでアンケートをお願いしました。
35名のセミナーご参加者中、ご提出いただいたアンケート結果を、ここに掲載いたします。(順不同となります)

講座の運営について

①講座の日時(金曜日 9:30~16:30)・回数(全1回)はいかがでしたか

1. 良いと思う
6名
2. 普通
3名
3. 改善が望ましい
2名

②講座の料金は、いかがですか。(12,000円+税)

1. 高いと思う
0名
2. 妥当な値段だと思う
7名
3. 安いと思う・お得だと思う
4名

講座の内容について

②講座の難易度は、いかがですか。

1. 難しすぎる
0名
2. やや難しい
3名
3. 丁度良い
8名
4. 簡単すぎる
0名

④講座のご感想

  • 日本明細書からの米国の特許明細書への好ましいアプローチが分かりとても勉強になりました。
    まさに日米間における明細書の差異と、その差異をどう埋めるかを詳しく知りたかったので、スライドの前半のブラッド先生の説明はそれらの要点がわかってとてもよかったです。もっと詳しく聞きたいところもありましたが、その他の内容も捨てがたいトピックだったので、時間などを考えると、全体的にとても内容が濃い講座だったと思います。視点をドラフティングと翻訳の両方に置いた内容はとても勉強になりました。中山先生の翻訳講座もよかったです。英文明細書に携わる人がすべてUSの特許システムについて知ることが理想で、それより品質が高まると思います。そのためにとてもいい内容だったと思います。盛りだくさんの内容と資料をどうもありがとうございました
  • PADIASで解説される、スライド(一部)の意味が大体理解できたので満足でした。
  • 特許制度に関する日米の違いや、そこから生じる問題点、その対処法などについて、実際の判例なども交えながらとても詳しく説明していただき、大変勉強になりました。”the invention”や”preferably”等の語句の記載がもたらす影響や、従来技術への言及によって生じ得る問題などについて知り、この講座を受けていなければ、疑問を持つこともなく、依頼主の不利益になる翻訳をしてしまっていたのではないかと思います。私自身は、現時点では明細書の英訳は担当していないのですが、明細書和訳においても、本講座の内容を踏まえることで、原文である英文明細書作成者の意図をより正確に読み取ることができるのではないかと思っております。また、PCT翻訳に関してもアドバイスをいただき、お陰様でずっと気になっていたことがすっきりしました。大変有意義な講座を開催していただき、ありがとうございました。
  • 非常に有意義な内容でした。ありがとうございました。講師お二方より、原稿作成者及び翻訳者の視点で、同ポイントにつき解説をいただき、出願人としての立場で多角的な理解が進みました。Padiasの講師でもあるB.Copely先生は、原稿作成時の30の留意点が具体例(好ましい相対表現等)を持って説明くださったので、留意点がその根拠とともに理解できました。また、翻訳者である中山先生が、日本語が表す意味を自然な英語で表すこと、言い換え(rewording、rewrite)の重要性を強調されていたのが印象的でした。受講前にPCT出願におけるミラー翻訳として思っていた表現よりも、大胆な言い換えのご提案があり、驚きをもって受講いたしました。また、個々の質疑応答にも多くの時間を割いていただいたことも理解を深める一助となりました。講義全体として事例の紹介も多く、具体的かつ多観点での検討が可能で、自分でも翻訳例をつくってみることできるため、わかりやすいと感じました。
  • リライトの事例紹介について、もう少し時間をかけて説明していただきたかった(どのような観点から翻訳をリライトしているのか、もう少し詳しく知りたかった)。
  • 講義はほとんどが英語ということで理解できるかどうか不安だったのですが、ブラッド先生の英語はとても分かりやすかったです。
  • ブラッド先生の講義も中山先生の講義も大変勉強になりました。US実務において好ましい明細書・クレームの書き方を概ね理解することができましたが、やはり翻訳者としてはそれをどのように自身の仕事に活かしていけるかが一番気になるところです。中山先生の講義は(もちろん)それについてのものだったと思いますが、もっとブラッド先生と同じくらい時間をとって丁寧に講義していただけたら…、と思いました。
  • これまで断片的だったことが体系的にとらえられるようになりました。翻訳の指針として役立たせたいと思います。
  • 翻訳を納品した後のことまで考えて翻訳を行なうということが印象に残りました。今後そのように心がけて翻訳をしていきたいと思います。ありがとうございました。
  • 昨年も受講したため、内容は重複するところもあったが、それにより理解がより深まったと思う。また、受講者の方々の質問が鋭く、大変勉強になった。
  • 通常の知財セミナーでは、なかなか聞けない有益な情報を多く学ぶことができました。特に、普段疑問に思っていた、実務上の問題について多くの知識を得ることができました。受講料も受講しやすい料金に設定されていて良かったと思います。また、機会がありましたら、受講させて頂きたいと思います。

⑤本講座や今後の講座へのご要望

  • 今回のような日本明細書を元にしたUS出願におけるドラフティングおよび翻訳に関して、分野別、(特に電気、)ソフト)の詳しい講座があればいいなと思います。
  • 今度は、中山先生の経験に基づく話を聞きたいです。
  • 時間の都合上致し方ないことと存じますが、準備してくださっていた内容を一部省略されていたことが少し残念でした(それでも十分すぎるほどの情報量だったとは思うのですが)
  • 強いてあげるならば、以下の2点でしょうか。
     1点目は、リライトの演習にもう少し時間を割いていただいてもよかったと感じました。具体例のほうが、実践的な言い換えが身につくと考えます。
     2点目は、判例の解説を絞ってもよいのかなと感じました。判例を確認する重要性は講義中に中山先生が触れてらっしゃいましたが、その判決を根拠として何に留意すべきかに重きを置いてもよいのかと。情報量が豊富な内容に対して時間を捻出するために、詳細な判例の解説はPADIASに譲るのも一案と考えます。
  • 中山先生の時間を増やしていただきたいです。ご参考までに、今回参加されなかった知り合いの方が、「PADIASは以前に職場で受講したので、中山先生の時間がもっと長ければ、多少無理してでも参加したのだけれど。。。」とおっしゃっていました。日本語での補足ももっと多ければ、私としては助かります。毎回重複があったとしても、復習になるのでよいと思います。
  • 簡単なものでよいので(添削などはなくてもよいので)、当日の内容の理解を深めるための事前課題があるとよいな、と思いました。
  • draftersとtranslators の両方の立場のことを学ぶことができる講座はあまり無いのでとても為になりましたが、翻訳(日英特許翻訳)中心の講座も開催していただけましたら、是非参加させていただきたいと思っております。
  • Markushクレームの説明において、"X comprises at least one of A, B and C" ⇒covers only X=A+B+Cとの判例の補足として、中山先生が、この判例以後のいくつかの判例においては通常の英文法通りの解釈がなされているとおっしゃっていました。事実を述べて頂いたと思いますが、これを聞いて、却ってどちらを選択すべきか迷ってしまいました。どちらが安全だと思うかという私見を聞かせていただければ幸いです。
  • セミナーとしてどのような形式でできるかは思いつきませんが、受講者を翻訳者と弁理士・知財部に分けて、それぞれの立場から意見を述べ合うような場があると面白いかなと思います。
  • 翻訳チェッカーのための講座も検討頂けると助かります。現在、企業に勤務していますが、将来、翻訳チェッカーとしての職業を目指そうと考えています。