さて、先のブログでは、クレームのチェック方法として、「頭にマップを描けるか」、ということを、お伝えいたしました。
拙著『外国出願のための特許翻訳英文作成教本』にも、次のようなことを、記載していました。
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クレームが完成したら発明を手元で描いてみましょう
クレームを訳し終えたら、完成した英語を読んで、クレームに記載した内容が手
元で描けるかどうか、調べるとよいでしょう。
Is It Sketchable?(発明を描けますか?)
After drafting your claim, you or a friend should be able to make enough sense out of it to sketch your invention. If this isn’t possible, the claim is unclear and needs to be reworked.
(クレームが書けたら、書いた人または他の人が発明を描けるように筋が通っていなくてはいけない。それができない場合、クレームが明瞭でないため、書き直す必要がある。)
Patent It Yourself, 14th Edition, Other Techniques in Claim Writing
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さてさて、Is it sketchable?(発明を描けますか?)
・・・駆け出し特許翻訳者の頃(今も同様ですが)、英文クレームが完成したら、心新たに机に向かい、真っ白の紙と英文クレームを用意して、自分の訳した英文を読みながら紙に描いていた頃を思い出していました。
スムーズに描けるか?これで、英語が審査の邪魔をせず、審査官が中身(内容)をすぐに審査できる英文になっているかどうかが、チェックできると思います。
さて、先のsketchable?という表現を拙著で引用したPatent It Yourselfという書籍も、なかなかの、良書でした。平易に書かれていますし、実務者向けのことが載っていて、とても勉強になりました。
AmazonのKindle版(電子書籍)(17th edition)もあり、そちらも便利です。
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それから、拙著『外国出願のための特許翻訳英文作成教本』ですが、Amazonでの入荷が遅れていて不便、というご報告を受けることがあります。(入荷部数がきっと、極少なかったのでしょうね。)
もしもAmazonなどからご購入が難しく、私の方からご購入を希望される方がいらっしゃれば、弊社にご注文いただくことも、可能です。(恐れ入りますが、お振り込み手数料をご負担いただきます。送料はかかりません。)
ご注文の流れは、次のようになります。
①お問い合わせフォーム(http://www.u-english.co.jp/inquiry/)より、ご注文冊数と送付先ご住所をご連絡いただく
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ただ、発送に少しお時間をいただくことがあります(1週間など)。
どうぞよろしくお願いいたします。