原点に戻ります。
テクニカルライティング(Technical writing in English)とは、情報を伝える英語、実務の英語、会社などの機関が作成するあらゆる文書(マニュアル、仕様書、提案書、報告書、論文、特許文書など)に使う英語のことです。
「伝える」ことが目的の文書、誤りはご法度、Correctが最も重要です。
技術文書に少しでも誤りがあると、文書全体の品位・質が落ち、文書の中身が疑われることになります。
そして次に大切なのが、ClearとConcise。
文書が複数の解釈を与えず、誰が読んでも「明確に」内容が伝わることが重要です。
そして、忙しい読み手に読んでもらうため、それから明確に内容を伝えるためには、「簡潔性」も必須の条件となります。
Clearであり、Conciseであることが、Correctになる可能性も高めます。
これが、テクニカルライティングの「3つのC」です。
- Correct 正確に書く
- Clear 明確に書く
- Concise 簡潔に書く
今日は、原点に戻りました。次の記事では、1つ前の記事に続いて、Collins COBUILDの”Correct, Clear, Concise“の定義を読みます。