ユー・イングリッシュ代表取締役 中山 裕木子のブログ


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書籍出版への想い

今回の書籍は、軽い内容で、一般の方向けに、書きました。いえ、書くつもりでした。

都合で一年前の自分のブログを見ていましたら、丁度ここで↓、企画書を、出版社(ダイヤモンド社 様)に、送っていました。

 

一年前のブログ(http://www.u-english.co.jp/blog/?p=1169)

 

頭に浮かんだアイディア構想から、丁度一年、一応の「形」になりました。

 

今回はこれまでの2冊の書籍に比べると、少し軽い気持ちで書き始めたのですが、しかし結局、いつも必死に、なってしまいます。

 

前著(外国出願のための特許翻訳英文作成教本)のような「悲壮感(?)」が表れているような本ではありませんが、自分としては、それなりのことを乗り越えて、仕上げたつもりです。

 

 

本を書くことへの想い・・・

 

それは、人それぞれなのでしょうけれど、私の場合は、これまでやってきたことを、使いやすい形にまとめて、どんどん公開していくこと、です。

 

これまで自分が曲がりなりにも一生懸命工夫をしてきたことであって、もしかしたら他の人にも使ってもらえるかもしれないアイディア、それを公開して、残して行くことです。

 

また自分も、一つの形にまとめることで、過去の軌跡を利用しやすくなりますし、また一方で、過去をきれいに清算して、前に進んでゆくことができます。

 

さてさて、なんとか無事、出版されまして、紙の書籍を手にすることができました。

 

 

books for blog

 

book

 

やはり、「紙」は、良いです。

紙の手触り、好き。

 

世の中の「書籍離れ」が進んでいるでしょうから、もうギリギリ紙の本は最後かな、などと思いながらも、「紙」の書籍にこだわっていました。

 

(今回の書籍は、時代の流れもあり、Kindle版も出しました。なお、前著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」は、「紙」にこだわって、電子化をしませんでした。しかし、最近読者の方々からご要望をいただくことが多々あるので、前著のKindle版のリクエストをしているところです。前著のKindle化、されるかな・・・。→追記:その後、今からの電子書籍化は難しいとの回答が、前著出版社よりきました。)

 

 

さて、今回の書籍ですが、ダイヤモンド社様のウェブ記事でも、かなり多くの内容が読めるようになっていますので、もしよしければ、ご覧ください。

 

(私が語っている風に、なっています。内容は、おおむね書籍からの抜粋となります。)

 

第1回 “英語は3語で伝わります”特許翻訳者が教える「やさしい英語」(2016.10.12)

http://diamond.jp/articles/-/104230

 

第2回 日本人に最適な「3語の英語」。特許翻訳者のテクニックを紹介!(2016.10.13)

http://diamond.jp/articles/-/104287

 

第3回 日本人の英語は「長くて、難しい」3語でしっかり伝わります。 (2016.10.14)

http://diamond.jp/articles/-/104367

 

・・・連載は6回まで続く予定です。

書籍はじめの、極簡単な、導入部分だけとなりますが、よろしければ、覗いてみてください。

 

 

ダイヤモンド社 さま について・・・。

「広い読者層を持っておられる出版社」ということを知っていたので、今回の一般向け書籍を、お願いしてみました。

 

今回の新たな発見は、同社の編集者様の熱心さ・・・。

著者が自分の書籍に「熱い想い」を抱くことは普通のことなのですが、編集者様も、「想い」をシンクロしてくださっているようだったことには、驚きました。

出版社としての、販売戦略が当然あるでしょうから、それを上手い形で盛り込むご提案をされながらも、私の著者としての、やっぱり譲れない部分、というところも、よく受け入れてくださっていました。

お互いに要望を調整しつつも受け入れながら、上手く歩み寄れた結果になったのではないかな、とも考えています。

(なお、前著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」は、出版社による口出し(?)はほぼゼロでして、内容からレイアウトデザインまで、ほぼ私の生原稿を使わせてもらったのですが(えっと、タイトルのみ、出版社によるものです。)、しかし今回の書籍は、レイアウトや内容の見せ方などに、編集者の方が、工夫してくださいました。なおいずれも、それぞれに、目的にかなった良い執筆環境でした。)

 

今回の編集者様、大きな組織の中で、自分の仕事に「誇り」と「責任」を持って行動・尽力される姿が、勉強になりました。

 

さて、この書籍の話は、このくらいにしておきます。

 

ちょっと暇つぶし、に上の記事(書籍の冒頭より抜粋)を読んでいただける方は、どうかよろしくお願いいたします。