2月3月は、通常の大学の授業がお休みになりますので、日々の業務は翻訳に集中することができます。
そんな中、例年、いくつかの集中講義を担当させていただく時期でもあります。
非常にありがたいことです。
普段担当していない大学様などでの授業では、どんな学生さんかな~、とワクワク。
今回の学生さん達、素晴らしかった。
日本を背負っていく研究者を育てるグローバル人材開発プログラム、といったものについてよく耳にします。研究留学をしたり、各種特別講義が組み込まれたプログラム。プログラム参加には、強い希望と、それを確認し選抜する面接試験もあるらしいです。
その一貫でのライティング講義を担当させていただきました。
さすがはグローバル人材。皆様、モチベーションが、素晴らしい。
大変熱心に、勉強していただきました。
10時から17時の授業×2日でしたが、2日目の午後3時、「えっ?もう3時!」と学生さんからのつぶやきが・・・。
講師である私は、いつも時間に注視しながら授業をしていて、午後に入ると時間はあっという間。
ああ、「あと3時間」、「あと2時間しかない」、「ああ、足りない!あっと言う間!」 といつも思いながら授業をしているわけですが、学生さんの「もう3時?」という「あっと言う間」の感覚というのは、素晴らしいな、と思いました。
「まだかな~90分」なんて思いながら一コマの授業を受けていた自分の学生時代とは大違い。
終了した時の学生さんたちの爽やかな笑顔、清々しい「ありがとうございました」、という言葉と表情を見ると、本当に、心洗われる気持ちになりました。
こちらこそ、貴重な機会、素敵な時間をくださって、また皆さんの研究内容も垣間見せていただいて、ありがとうございました。
日本を背負っていくグローバル人材のみなさん、頑張って!!!
さて、今回は久しぶりに授業アンケートを書いてもらったので、ここに残しておきます。
授業の感想:
英文の添削をその場で説明しながらやってくれたのが良かった。
英文の添削を多めにやっていただきありがとうございました。
実践が多くとても楽しかったです。
すべてにおいて丁度いいと思います。
すごく多くの知識をもっていらっしゃって、とても説得力のある講義でした。
とてもいい刺激になりました。今後も精進して英語を勉強していきたいと思います。
初級コースを受けていなかったので、分からない所もあった。
今まで何の根拠もない、と難しさを感じていたライティングに決まりごとを見つけ出すことが出来たのは大きな収穫であった。
1つの解に誘導するのではなく、何とか私達の書いた英語を生かそうとしてくださっていたのが、非常にありがたく感じた。
すぐに実践できそうなテクニックをたくさん教えていただき大変良かったです。
内容が終わるごとに、簡単にまとめをしていただいたので、とてもわかりやすかったです。辞書も有効活用されていました。
現在論文を書いているところなので、大変役に立ちました。これからどんどんブラッシュアップしていきたいです。
Sampleが多かったのがすごく良かった。その場添削も良かったです。
連日の方が、feedbackが確実になるかもしれないと感じました。
ありがとうございました。スピードがあったのがとても良かったです。
もし一日当たりの時間を減らして、そのかわりに回数を増やしてくれたら、個人的にはうれしいです。
私の論文abstractを直していただいてありがとうございました。
近い将来に作成するであろう論文を書くために必要な基礎を網羅できたのではないかと思います。論文の各項目を各際に気をつければいけないこと、3Cを意識した英語を書くことがいかに重要であるかを実感できた2日間でした。
少人数で適切だったと思います。
親切、丁寧で分かりやすく、講義の中で添削も頂けたので非常に分かりやすかったです。
Please come to teach us again.
みなさま、ありがとうございました。ご活躍を心より願っています。