今年も富山高専様の季節がやってきました。授業名は「アドバンストコース:英語プレゼン」。
今年で4年目の担当となるこの授業、長岡技術大学の先生によるロジカルシンキング(第1ステージ)に始まり、中山によるテクニカルライティング指導からプレゼン指導(第2, 第3ステージ)へとつながります。
コースを通じて、学生たちは、自ら選んだテーマについてのパラグラフを自力で仕上げ、クラスメートと専門の先生、中山のアドバイスにより、自力で英文をブラッシュアップします。この「自力で」というところがとっても大切。自分の技術について、自分で伝える。自分で修正する力をつける。試行錯誤でライティングが完成すれば、最後にプレゼン原稿を作成し、プレゼンテーション大会をします。
富山の学生、瞳キラキラ、本当に素晴らしいです。10代を含む若者の瞳に、いつも吸い込まれます。 テクニカルライティングの授業は、これまでの英語と違うところがあるのでしょう、「英語表現にすべて根拠があるなんて、これまで聞いたことない」という真 剣な瞳が講師を見つめます。若い分、インパクトが大きいのだと思います。 富山の学生に出会うたび、テクニカルライティングは間違っていなかった。そんな風に感じることができます。みんなの英語を方向転換し、実務の英語に変える、そしてみんなの気持ちにスイッチを入れて、必要な英語力を短時間で身につける、そんなテクニカルライティングの手法を、より多くの、若い人たちに伝えていきたいと思います。