Nakanishi IP Associates LLC (NIPA)社とユー・イングリッシュの共催で、先日、名古屋でセミナーを開催させていただきました。
強い米国特許を取得するために-米国における権利化実務の重要ポイント-
【第1部】 日米間における特許実務の違いを知ることの重要性
【第2部】 英文特許明細書のチェックポイント
第2部の私の担当部分の資料↓
米国代理人であるNIPA社の中西先生とは、ここ一年ほど(正確には半年ほど、かな・・・)、お仕事を、ご一緒させていただいています。
日本人による、日本人のための、丁寧で高品質なサービスが提供できないか、といったことを、一緒に模索させていただいています。
無駄なコストを省き、業界のすべてが一つの方向を向いて、仕事をする。そして、日本企業の適切な特許権利化、というゴールを目指す。
そのための、業界におけるそれぞれの協力関係、といったことをテーマとして(恐れ多く壮大なテーマ)、お話をさせていただきました。
名古屋での開催でしたが、東京や、関西や、また他の地域からも、27名の方々がお集まりくださいました。
ご参加者の皆様に、心より、感謝申し上げます。
そして共催のお声をおかけくださって、あらゆるご準備をしてくださった中西先生に、深く感謝しています。
ご参加者の皆様にとって、何か一つでも、有益な情報をご提供できたことを、またはせめて、楽しい時間をご提供できたことを、望むばかりです。
さて、私の方にも、とても嬉しい、セミナーの収穫が、ありました。
それは、ただの一翻訳者である、私の考え方、私の仕事の方法に、共感してくださる方が、いてくださったこと。
翻訳者、という、とてもちっぽけな存在ですが、思っていることを、話してみた。
そうしたら、「翻訳者」と「明細書作成者」、という、立場が全然違う、いわば目上の方々が、ある点において、共感してくださった、ということが、ありました。
これは私にとって、本当に、嬉しい出来事でした。
なんとなくではありますが、未来に向けて、明るい世界が、描けてきました。
皆様、ありがとうございました。