ユー・イングリッシュ

?= $title; ?>

共催セミナー【U.S. Patent Application Translation Strategies】について(ブログ後半)


さて、前のブログに続き、ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所・株式会社ユー・イングリッシュ 共催のセミナーについて。

 

U.S. Patent Application Translation Strategies

実践!翻訳者・特許実務者のための英訳講座

http://www.u-english.co.jp/seminars/2015/7.html

 

●2015年9月12日 東京開催 1日セミナー

●2015年11月14日 大阪開催 1日セミナー

*東京と大阪の内容は同じです。

 

ここがポイント!

1. 特許実務講師が米国クレームドラフティングを教授(質問歓迎)

2. 課題(クレーム2セットの日英翻訳)を講師が個別添削

3. 米国特許法の関連条文(米国特許法112条など)を実務に即して解説

 

 

本セミナーの講師は、ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所 東京オフィス勤務、米国パテントエージェントのブラッド・コープリー氏です。

 

先のブログの続きになりますが、セミナーを企画する中で翻訳者に独自に事前調査しましたところ、「英語だけのセミナーは少しつらい」、という声も聞きましたので、英語も日本語もどちらも対応が可能な先生に、お願いすることになりました。

 

******

ブラッド・コープリー先生:

Mr. Brad  Copely – Resident Instructor
Mr. Copely  began  working in Japan  in 2000,and has extensive experience working with Japanese client
companies.  Mr. Copely has worked in a Japanese patent firm and has extensive experience training Japanese staff
and  Benrishi with  respect to U.S. Patent practice and international business practices. Currently
Mr. Copely is focused on supporting Japanese Benrishi and  large Japanese companies with  their  U.S. and
international patent application filings. Mr. Copely is fluent in Japanese.

******

 

さて、本セミナー(U.S. Patent Application Translation Strategies)では、本体のPADIASコースの考え方を元に、PADIASから翻訳者に必要な法律部分だけを取り出して講義してもらうと共に、翻訳者向けに、英訳演習を含めて、構成されています。

 

具体的には、クレーム2セット(それぞれおおむね独立クレーム2つと複数の従属クレームからなる)の日英翻訳を課題として受講者にお願いし、受講者は、講師による添削フィードバックを受けることができます。課題は、電子・電気、機械、化学分野の複数課題から、2セットのクレームを、選択していただきます。

 

また当日、クラス内でのクレーム英訳演習もあります。

 

さらには、日英翻訳において迷いがちな単語や表現リスト(翻訳者から収集)の簡単な解説資料もあります。

(特許翻訳者から収集した表現を持参して相談すると、即座に、所長のハウプトマン氏が、米国の実務スタッフ数名に解説を作成するよう、米国オフィスにメール配信してくださいました。ハウプトマン氏に感謝。)

 

単語リストの例:

1. 蛇行する

stagger / meander / zigzag

 

2. 混ぜ合わせる

mix / blend / stir

 

3. 面

surface / face / end face / edge / plane

 

4. 方向、側

direction / side

 

5. 境界

boundary / border / interface

 

6. 直方体

prism / parallelpiped / cuboid

 

7.照射する

irradiate / illuminate / radiate

cf. project light, apply light

 

8. 演算

operation / calculation / computation / arithmetic operation

 

9. 空隙、孔、開口

void / hollow / space / cavity / pore / bore / aperture / opening

 

10.  取り付ける

attach / fasten / fix / secure

 

11. 接続する

couple / connect / join

 

続きます。

 

 

さて本日私は、ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所の東京オフィスへ、セミナー前のお打ち合わせに出かけてきました。

 

ブラッド・コープリー先生、所長のハウプトマン氏、そして他のスタッフの方と、お打ち合わせをしてきました。

 

私のほうは、So demanding (!) に、あらゆる「言いたいこと」を、お伝えしてきました。ご受講者の要望を満たしたいですので、「お願いごと」、をたくさん伝えてきました。

 

私のしつこい要望や度重なる質問にも笑顔でお答えくださったコープリー先生、そして私の要求にすぐさま応答してくださったハウプトマン所長に、心から、感謝しています。

 

本日も仕事と仕事の合間を縫ってトンボ帰りで出張しましたが、実りある、お打ち合わせができたと思っています。

 

 

最後に、講師のブラッド・コープリー氏について。

 

ブラッド先生は、優しい笑顔がとっても素敵なGentlemanです。英語はとても分かりやすく、そして日本語も、ペラペラです。

特に、日本の特許明細書の問題に精通され、日英翻訳における問題や難しさについても、よくご存じです。本セミナーに向けて、ご受講者の要望を満たすべく、尽力してくださっています。

 

brad sensei

ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所 東京オフィスにて(Photo taken today)

 

 

 

セミナーのお申し込みは募集を開始したところでして、現在東京10数名、大阪15名超程度となっています。まだまだ空きがありますので、広く皆様に、U.S. Patent Application Translation Strategiesセミナーを体験していただきたいと思っています。

 

なお、東京でご検討の方は、事前課題の送付を8月10日頃までに予定していますので、お申し込みは、少しお急ぎいただけますと幸いです。

 

 

スキルアップしたい特許翻訳者の方、翻訳チェックの自信を付けたい、またはご自身が翻訳やクレームドラフティングされたい特許技術者の方、弁理士の方に、おすすめのセミナーです。

お申し込みはこちらから

 

私、中山も、当日会場で皆様にお会いできますことを、楽しみにしています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

共催セミナー【U.S. Patent Application Translation Strategies】について(ブログ前半)


昨年、個人的に、ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所という米国事務所(東京オフィス有り)が日本で開催しているPADIASコース(Patent Application Drafting and Infringement Avoidance Strategies)に参加しました。5月から7月まで東京で電子・電気のコースを、9月から11月まで大阪で化学のコースを受講しました。

 

過去のブログにも、少し触れていました。

 

昨年5月25日のブログ:

http://www.u-english.co.jp/blog/?p=38

 

PADIASコースの内容は、米国特許出願の従事企業または事務所の弁理士、特許技術者、特許翻訳者などが米国特許の法律と判例を学び、強い特許を取得するための明細書のあり方を学ぶ、というもの。

課題付きのコースでは、図面と技術情報から英文特許明細書を作成する(明細書、クレーム)、OAに対する応答書の作成、といった実践的な内容でした。

普段の特許翻訳では使わない頭の部分を駆使して行った明細書の作成(従来技術から実施例)、クレームドラフティングは、大変、勉強になるものでした。

また、法律・判例について多くの講義があり、米国のみならず、欧州、そしてブラジルの代理人も登壇、各国の手続きの違いも、知ることができました。資料の情報量も、膨大でした。

 

米国特許庁がすぐ臨める場所に構えられる米国事務所で日々仕事をされている先生方の生の声、元米審査官の豊富な経験による見解、が勉強になりました。そして何より、講座中も、講座が終わってからも、質問自由、という環境も、気に入っていました。

 

そんなPADIASコースに参加することが、特許翻訳者の日々の業務にも、役に立つのではないか、と考えてきました。

 

そして、もっと気軽にPADIASのようなコースを特許翻訳者が受けることは出来ないか、と考えた結果、Super-mini PADIAS for translators(正式名:U.S. Patent Application Translation Strategies)の開催を、考えつきました。

 

昨年秋、化学コースの先生方に、まずは相談をしてみました。

rachel and sean

PADIAS化学コースのメイン講師のお二人(Photo taken in November 2014)

 

PADIAS化学コースでは、Rachel(レーチェル)先生とSean(ショーン)先生が、絶妙なコンビで、講義を展開されました。

 

ニューヨーカーのレーチェル先生は、とってもかわいらしい、素敵な女性でした。ショーン先生は、ウィットに富む、楽しい方でした。

 

 

さて、その後、ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所との調整を重ね、今年9月12日(東京開催)と11月14日(大阪開催)の両日、それぞれ1日コースにて、ロー・ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所、株式会社ユー・イングリッシュ 共催セミナー【U.S. Patent Application Translation Strategies】を、開催する運びとなりました。

 

U.S. Patent Application Translation Strategies

実践!翻訳者・特許実務者のための英訳講座

http://www.u-english.co.jp/seminars/2015/7.html

 

ここがポイント!

1. 特許実務講師が米国クレームドラフティングを教授(質問歓迎)

2. 課題(クレーム2セットの日英翻訳)を講師が個別添削

3. 米国特許法の関連条文(米国特許法112条など)を実務に即して解説

 

 

→次のブログに続きます 続きを読む

第三刷とノンネイティブとネイティブ論争と


先日、ブログで、拙著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」の増刷(第二刷)について、報告をさせていただきました。

http://www.u-english.co.jp/blog/?p=882

 

無題

 

今日はそのことについて、追記をします。

 

 

はじめに話がそれるのですが、最近、講師業において、「ネイティブによる圧力(?)」、に遭遇することが、何度か、ありました。

 

一つは先日のTEDxKyotoUniversityでのことでした。もう一つは通常の大学授業でのネイティブ学生、もう一つは、また別の大学での論文英語勉強会での出来事でした。

 

いずれの状況においても、ネイティブの方々は「涼しい顔」をして、「自分達の英語表現はパーフェクト」「日本人は何を苦労しているのか」、というような圧力(?)を、かけてきます。(そんなつもりは無いのでしょうけれど。)

 

また、「英文法?SVOとかは分からないし知らないけれど、なんとなく、この表現がいーんじゃない」とか、「なんとなく、こっちのほうがいいよ、だって自分はネイティブだから」、などとも、言ってきます。

 

私がスタイルガイドを引用して説明する箇所は、ネイティブは自分の例文を作り、「こういうものですよ。ネイティブが言うのだから、間違いない。」といった、説明をします。

 

 

さてさて、今回、いくつかの異なる状況で、「ネイティブ」が同席することで、私自身の英文リライトに対する「切れ」や「勘」が鈍り、こともあろうか、ネイティブに遠慮したり、自分の英文リライトに自信を無くしたりしてしまう、という経験をしました。

 

「まだまだ、甘いなあ」、と自分自身に、幻滅しました。

「何を今更、遠慮しているのか。」

 

今回の経験は、自分のスタンスを、今一度、見つめ直す、良い機会となりました。

 

 

●私は、15年間のテクニカルライティング人生において、ネイティブ論争(ネイ ティブかノンネイティブか)を、ずいぶん、続けてきました。

 

「ネイティブ至上主義」の日英翻訳の現場で、ずっと、ノンネイティブとして、戦ってきました。

 

今回の経験では、苦しかったそのトラウマ(?)がよみがえったのか、こともあろうか、少し「調子」を崩してしました。

 

そして、この情けない体験を自己分析した結果、次の決意を新たにしました。

 

●15年間のネイティブ至上主義の現場を経験した結果、私は、「ノンネイティブの道」 を歩むことに決めました。

 

ノンネイティブが自分で表現を決めて、世界のノンネイティブに伝わる英語を書 くことができる、そしてそのノンネイティブの英語は、ネイティブよりもシンプ ルで、ネイティブよりも分かりやすく、そしてネイティブよりも品位が高い。

そんな「ノ ンネイティブ高品質」、を提唱することを、決めていたのです。

 

背中を押してくださった特許翻訳のお客さんも、ありました。

「自分はネイティブ特許翻訳者の〇〇さんの英語を素晴らしいと思います。でも私は、特許翻訳者中山さんの英語が好きです。」と言ってくださったこと、とても感謝しています。

 

 

●さて、ノンネイティブがノンネイティブとして、自信を持って、根拠を持って、ノンネイティブならではの勤勉さを持って、正確、明確、簡潔な英文を作成する、そんなことを、拙著「外国出願のための特許翻訳 英文作成教本」に、思いを込めて、書きました。

 

この書籍は、今から思えば、苦しかった自分に終止符を打つつもりで、本当に思いを込めて、書いたのだと思います。

 

 

さてこの書籍、2015年7月10日付けで、三刷り目を、出していただきました。

 

初版から1年満たない間に三刷りまで出していただきましたので、一体どなたが読んでくださっているのだろう?、と不思議に思っていましたが、最近、少し、自分の中で結論が出てきました。

 

内容の是非を別にしても、とにかく読者の方々に、私の「気持ち」だけは、伝わっているのだろう、と結論付けました。

「気持ち」が伝わり、それに共感してくださる方が、購入くださっているのではないか、と思っています。

 

 

●読者の方々に深く感謝し、「ノンネイティブ高品質」を目指して、自信を持って先に進もうと、心を決めています。

 

「ノンネイティブによる、ノンネイティブのための英語」

 

増刷と今回のネイティブ体験により、また決意を、新たにしました。

小さな一歩でした(TEDxトーク)

Ideas worth spreading(広めるべきアイディア)を持った人が集うTED(Technology, Entertainment, Designの各分野のスピーカーが集う)では、アイディアがあれば、それを広めてしまおう、というもの。

 

自分のアイディアは、公開しても、減らない。

アイディアがもし他の人の役に立つのであれば、短い人生においてアイディアやノウハウを隠しておくのではなく、公開するのが良い、というように私も考えています。

 

 

そんなTEDからライセンスを受けて運営されるTEDxに、少しの出来心から、参加をしてきました。

 

TEDxKyotoUniversity(http://www.tedxkyotouniversity.com/speaker.html

 

小さな、一歩でした。

 

技術英語、テクニカルライティング、特許英語、と考えると、関係者以外には理解しづらかったり、他人事のように聞こえますので、”Simple English for Everyone”と題して、広く一般の人にも、このような分野を、少しでも知っていただきたいと、思いました。

 

 

さて、トークが、YouTubeで公開されはじめました。

 

My message is here(私のメッセージ):

Simple English will change your communication, and your entire career.

 

つたないトークですが、もしよろしければ、ご覧ください↓

 

Simple English for Everyone | Yukiko Nakayama | TEDxKyotoUniversity

https://www.youtube.com/watch?v=24Tzq9sdTas

1513268_471479149685337_6008784966991172697_n

理系卵さんへの尊敬の念


今期も大学の授業が終盤に差し掛かっています。結構、頑張りました。

今期は授業数が多かった。府県をまたがり、行ったり、来たり、していました。府県に加えて、道(どう)、にも行きました。

 

さてさて、終盤の今、各種大学の最後のレポートチェックにも、追われています。

 

「自分の研究について、分野外の人にもわかるように、What you are doing. Why it is important. について説明してください」、というレポート課題です。

 

 

毎年思うことですが、今年もやはり、レポートをチェックしながら、次のことに、感銘を受けました。

 

理系卵さんたち、本当にすごいです。こんなに多岐にわたることを、一人一人が、研究していて、その人たちが、一クラスに、集まっている。

誰一人として、研究内容がほぼ同じ、という人はいません。分野自体も、色々です。

 

世間で見聞きする最新テクノロジーが、盛りだくさん。

本当に、素晴らしいです。

 

 

理系研究者の方のお仕事といえば、先日TEDxKyotoUniversityで、京都大学の先生方の研究について、TEDxトークを通じて、垣間見ました。

 

その中で、「研究とは、誰もしていないことをするもの」、と、ある先生が、おっしゃっていました。

 

******

研究とは、

人がやらないことをやること。

わからないことをやること。

思いついたことをやること。

それが研究だ。                                           京都大学   酒井敏  教授

 

Do what people don’t do.

Do what people don’t understand.

Do what you have in mind.

That is the research.                                  by Professor Satoshi Sakai at Kyoto University

 

2015年6月7日 TEDxKyotoUniversityトークより

 ******

 

 

 

理系研究者さん、理系卵の学生さんたち、本当に、かっこいい。

女性も男性も、若い方もベテランの方も、みんな、素晴らしい。

 

みな、ご自身の研究について書かれるとき、話されるとき、キラキラ、生き生き、とても幸せそうに見受けられます。

 

今チェックしている課題レポートの英語も、キラキラ、生き生き、光っています。

 

そんな理系卵の学生さんたちを、英語の面で手助けできれば、私の仕事も、この上なく、幸せな仕事です。

 

 

pagetop