ユー・イングリッシュ

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講師の一押しを利用して、成功を収めること


学生さんから、嬉しいご報告をいただくことがあります。今日もとても嬉しいご報告がありました。

 

「頑張ったら、成功した」「夢がかないそう」「目的の進路に、進めた」「これから~を頑張りたい」

 

私にメールを下さるとき、それは、ご報告に加えて、これからの「決意表明」のような文章だったり、します。

 

そんな「前を向いて進む」若い人のご報告を聞くとき、幸福を感じます。夢に向かうキラキラした瞳が、メールの文脈からも、感じられます。

 

若い人の背中を押したり、そっと支えたりすることは、少し年上である私たちの役割なのでしょう。

自分に伝えられる何か、私の場合はテクニカルライティングなのですけれど、それを使って、本当に微力ですが、若い世代を支えていきたい、とそんな風に、思っています。

 

そんなことを思いながら、本日の学生さんからのご報告に、感謝していました。

 

 

さて、学生さんに限らず、もしも、テクニカルライティングを学んでみたい、テクニカルライタ/翻訳者になってみたい、自宅で自由に仕事がしたい、ゆくゆくは独立したい、などの思いを抱える方がいらっしゃれば、もし私にできることがあれば、お手伝いしたいと思っています。

 

そんなことで、2015年も、まずは少しですが、講座を企画しています。弊社ホームページには、12月の一週目後半あたりに、新しいセミナーの情報を掲載する予定です。

 

ただ、本日の学生さんと全く同じで、その「夢」を実現するかどうかは、ご本人次第です。

私を講師として学ぼうと思ってくださる方がいらっしゃるとすれば、素早く講師から吸収できるところを吸収し、そして、優に、超えていっていただく必要があります。

講座からも、集中的に、学べるところを学んでいただき、どんどん、卒業していただくとよいと思っています。

 

それぞれのご受講者が良いところを持っていらっしゃるので、講師から学べるところは吸収し、ご自身の強みについては、さらに自信を持って、ご自分で伸ばしていかれるとよいと思います。

 

先の学生さんと同じに、色々な意味で、優に超えられた、と感じるとき、そしてまぶしい背中を送り出すとき、私はとても嬉しく感じます。

最近のセミナーでも、そんな予感を感じる学習者の方々がちらほら見えていて、嬉しい限りです。

 

さて、私自身も、進化したいと思っています。ですから講座では、進化のペースがどちらが速いか、競争、ですね。

私も真剣勝負で、頑張ります。

前置詞を探る-untilの答えを探して


さて、先のブログに続いて、「untilの答え探し」、について、記載しておきます。

 

今から10年以上前、私のはじめての講師業の題目は、「冠詞」と「前置詞」でした。2時間半のセミナー、周到に準備をして、望みました。

 

前置詞のin, at, on, under, over, above, below…, before, after, between, from, toなんでも聞いて、という完璧な準備のもとに挑んだ始めてのセミナーでの、忘れもしない、受講者からの質問。

 

講師を値踏みするかのような、経験のありそうな男性からの質問でした。

 

 

「untilは、その時点を含みますか?」

 

 

その時点を含むかどうかの議論について、between, from, to, そしてbeforeとafterについては、答えられるけど、untilは? until??????

 

頭の中が、真っ白になりました。

満足のいく答えが、出せませんでした。

 

 

さて、セミナー終了後、冷静になって考えました。

なぜ、頭が真っ白になったのか?

なぜ、答えが出ないのか?

 

 

「~まで~する」というとき、untilはその時点を含むのか?

 

例えば

I work until 5:00 o’clock.

(5時まで働く)

 

5時になったら帰ってよい、ということは、5時は含むの?含まないの?

 

さて、この質問に、答えられなかった理由を、当時(10年余前)、自分なりに、納得しました。

 

理由は、untilがその時点を含むか、について、これまで考えもしなかったため、と理解しました。

 

つまり、before, after, from, to, betweenは、その時点に焦点が置かれることが多くありますが、untilについては、「~までずっと~する」、という「動作」のほうに文章の焦点がおかれ、その「時点」については、あまり、焦点が当たることが少ない、と思ったのです。

 

例えば、I have to submit the paper by 5 o’clock.(5時までに論文を出さないといけない)やI have to be here by 5 o’clock.(5時までにそこに到着していなければならない)、といった「期限」を表すものならともかく、I have to be here until 5 o’clock.(5時までずっとそこにいなければならない)という時、「5時を含むかどうか?」には、あまり、焦点が置かれることがありません。

 

含むのかなあ?含まないのかな?

 

少しだけ含む?「その時点」に触れる感じ? ←中途半端な答え。

 

さて、そんなことを心に引っかけながら、時が経ちました。

 

 

長くかかり、先のブログで書いたような考えに到達しました。

 

ヒントをくださったのは、京都のラジオ番組のDJ、佐藤弘樹さん

 

京都の「αステーション」、というラジオ番組のDJで、ワンポイント・イングリッシュ、という時間を、長年、持っておられます。

 

英語と日本語の両方の言葉と文化を愛し、深く知り、微妙な差異に迫られるところが魅力的な方です。

 

ラジオ番組の中で、先の例文、つまりThe shop is closed until Monday.について、触れられました。

 

答えは、「お店は月曜日に開く。」(通常の解釈)

 

運転しながらラジオを聴きながら、はっとして、メモを取っていました。

 

詳しく聞きたかった私は、質問をするために、数年後、佐藤弘樹さんに、会える機会をこじつけました。

 

ここまでくると、執念、ですね。

 

ダンディな声が素敵な、佐藤弘樹さん、丁寧に、説明をしてくださって、私の10年来の悩みに、答えが出ました。

 

さて、今日の雑談のまとめです。

 

疑問が生じたら、忘れてしまわないで、常に答えを探して「アンテナ」を張っていると、思わぬところで、納得できる答えが得られることが、あります。

 

納得できたら、前に進める、そうして一つ一つ、課題をクリアしていきたいと思います。

前置詞を探る—untilはその時点を含むのか?


11月の大阪開催基礎セミナーで、講義内の雑談で、前置詞に触れることがありました。話しかけたまま終わってしまいましたので、気になっている方がいらっしゃるかもしれませんので、ここに、記載しておきます。

 

お店の掲示例:

The shop is closed until Monday.

 

 

この場合、お店はいつ、開きますか?

月曜日でしょうか?火曜日でしょうか?

 

 

複数の方からいただいた予測:

「お店は火曜日に開く。つまり、月曜日まで、閉まっている。」

 

さて、このお店が実際に開いたのは:

「月曜日。」

 

 

「え?」・・・という感じでしょうか?

 

そう、前置詞は、その前置詞が表すイメージを、理解することが、大切です。一つ一つの前置詞を正しくとらえ、理解することが必須です。

 

個人的には、前置詞at, in, onにはじまり、of, by, with, over, under, above, below, それからacross, throughなどと、前置詞の深い理解が、比較的スムーズに、進みました(これらの技術英語で大切な代表前置詞については、拙著や各セミナーでもよく扱うため、説明を割愛します)。

 

そんな中、私が理解するのに時間がかかったものは、「untilはその時点を含むか」です。

 

私のuntilの結論です。

 

*****

untilの結論:

– 「継続の終了時」を示す。

– 「その時点自体は含むけれど、すべて突き通すほどは含まない」、と解釈するとよい(場合がある)。

–  解釈に悩む場合には、untilを使わず、より明確な表現を選択する。

 

 *****

 

上の例(The shop is closed until Monday.)の場合、「月曜日になる時点」は含むけれど、「月曜日すべてを突き通す」ほどは含まない、つまり月曜日ずっと休みである訳ではない。したがって、月曜日の、例えば朝10時、などには、「開店」している、ということになります。

(なお、別の文脈では、別の解釈がある場合もあるので、注意が必要です。)

 

 

 

加えて、技術英語の観点からは、曖昧に解釈が揺れる表現は使わない、ことが重要でしょう。

 

たとえば技術英語では、次のように具体的に書けば、明快でしょう。

 

The closedown period starts on XX(日付) and
ends on YY(日付). The shop will be open on ZZ(日付).

 

 

または、先の例であれば、次のように書くことができるでしょう。

The shop is closed now. It will reopen on Monday.

 

(このようなことを考えることになったきっかけについて、次のブログに記載しておきます。)

 

2020年オリンピック開催に思ったこと:学生さんのご質問より


技術翻訳者/技術英語講師である中山さんの、これまでの「道」について、英語を勉強する大学生向けに、英語でプレゼンしてくれませんか?

 

大学の先生からのこんな一言に始まった、今回のお仕事。

 

私のこれまでの歩み、それから今学生さんに伝えたいこと、を15分の英語プレゼンテーションに、まとめました。

 

プレゼン後に、質疑応答がある、と聞いていました。

 

どんな質問が来るかな・・・?

私が英語プレゼン指導の授業でいつも言っていることを実行するため、ある程度の質問予想と、質問への答えを、考えて望みました。

 

そうしたら、全く、思いもよらない、質問が来ました。

(たいてい、プレゼンとは、準備していない質問が来るものですね。)

 

 

●「2020年オリンピック開催で産業翻訳が増えるかもしれない一方で、機械翻訳が発達して、翻訳の仕事はなくならないでしょうか。」

●「頑張って翻訳者を目指しても、翻訳の仕事は無いのでは?」

 

 

さて、私の答えは、次のとおりです。

(実際は、少し違うことも含めて答えましたが、以下は、私の極論です):

 

●機械翻訳が発達すると不安に思われるなら、今すぐハイレベル翻訳者になるのはどうでしょう。そうすれば、オリンピックの頃には、翻訳ソフトの開発に携われるかもしれません。

 

●7年先を見ているんですね。「今」のことを考えられてはどうでしょう。7年とは、果てしなく、先です。この世に居るかどうかさえ、全く分かりません。実際、オリンピックの開催地が東京に決まった時、日本中が喜び、皆が7年後の自分を、想像したといいます。対する私は、「7年先の自分」など、全く想像も出来ず、生きているのかどうかの自信すら、ありませんでした。

ただ、今頑張っていたら、7年後には、きっと、何らかの形で、関わることが出来ると思います。

 

 

さて、私自身は、ブレや悩みが無くなった今、10代を含む若い人たちに対して、断言することができます。

 

「すべての将来への心配事」は、「杞憂」です。

 

「今目の前にあること、目の前にあって、出来ること、に邁進して、努力していけば、将来・未来は、自然に、形作られていきます。」

 

これは私が、これからの若い人達、つまり学生さんたちに、伝えていきたいことでもあります。

 

英語の授業、という媒体を通じて、講師は、授業の中身以外にも、学生さんに、伝えていけることがあるのではないか、と、そんなことを、最近は思っています。

 

「知識」や「技術」を伝えることに加えて、その「知識」や「技術」を、日々の生活、または今後の人生において、どのように応用するか、そんなことまで伝えられる授業、それは、今後、私が目指していくものでもあります。

Henry Fordの言葉 と 日英翻訳の仕事 と 「言葉」の力


弊社のオンライン連載(http://www.u-english.co.jp/reading/)では、日英翻訳に役立つ様々な内容を取り上げています。

 

generallyやrespectivelyとの付き合い方にはじめ、日本語とニュアンスがずれる動詞、種々の前置詞、似通った英単語の選択方法など、日英翻訳で生じる疑問や問題を扱い、スキルアップを目指します。

 

これまで第1回から第11回まで、様々な内容を扱いましたが、結局、日英翻訳で最も大切なことは「しっかりと考えながら訳す」ことだと思います。

 

日本語を単純に英語に置きかえるのをやめ、日本語が意図している内容をその都度しっかりと考え、3C(Correct, Clear, Concise)に沿った英語で説明することが大切です。

 

日英翻訳は機械的な作業ではなく、いつも、「頭を使いながら」行う必要があります。

 

つまり、翻訳者は、学び続けなければいけない環境に自分を置き、そのことにより、ずっとスキルアップし続けることができるのです。

 

学び続け、ひいては次の言葉のように心を若く保つことができる、日英翻訳とは、素晴らしい仕事です。

 

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Anyone who stops learning is old, whether at twenty or eighty.

Anyone who keeps learning stays young.

The greatest thing in life is to keep your mind young.                    Henry Ford

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さて、オンライン連載の第12回から第14回『注意したい日本語』も、近日中に、アップ予定です。よろしくお願いいたします。

 

なお、弊社オンライン連載は、社団法人日本工業英語協会による機関紙『工業英語ジャーナル』に2009年6月から2014年6月にわたって連載した「日英翻訳スキルアップ」(中山裕木子著)を元に、加筆修正を加えたものです。

 

「書くこと」が大の苦手だった私ですが、書かなければならない状況、に自分を置き、とにかく継続してきたことで、少しずつ、苦手意識が薄れてきました。

 

今は、「書くこと」で頭の中の知識を整理し、人に伝えるまでの理解へと深めることができることに気付き、改めて、「言葉の持つ力」を実感しています。

 

英語にしても日本語にしても、「言葉」とは、人が人である証、これを自由に使いこなすことで、「考える力」、も深まるように感じています。

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