ユー・イングリッシュ

ユー・イングリッシュ 中山裕木子 ブログ

書籍という取り組み


英語論文ライティング教本」が無事手元に届きました。

執筆にあたりこれまで支えてくださった方々、出版を可能にしてくださった出版社様に、心より感謝しています。

 

書籍に出合うときは貴重な瞬間です。

著者と書籍は、その瞬間から、切っても切れない関係になります。

「これから、よろしくね」というように、大切に、向き合います。

 

本書が少しでも読者の方のお役に立てることを、心より、ただ、ただ、願っています。

セミナーお礼(+新著の情報?)


2018年ユー・イングリッシュセミナー3つが終了しました。

ご参加くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。

 

●まずは「シンプルイングリッシュ」にて、幕を開けました。

Good morning, everyone. We came here today to talk about Simple English that any one of YOU can use. We have a new lecturer, Setsuko Bito. She loves English. She loves simple English. She enjoys working for U-ENGLISH, (hopefully).

 

と、中山より本セミナーの新講師、Setsuko Bitoを紹介させていただきました。

彼女はみっちり独学で学び、綺麗な英語の発音(TOEICは900点越え)をマスター。

 

弊社では、ペラペラの海外在住経験者には分からない独自の勉強方法、という点、結構重視しています。

マスターするのに苦しんだからこそ、学びたい人に伝えられることがある。

そんなことにより、「シンプルイングリッシュ大好き」「もっとみんな、自信を持って、誰でもきっと、話せるようになるよ!」というミッションを持った新講師に、シンプルイングリッシュセミナーを担当してもらいました。

 

ご受講者の方々、シンプルイングリッシュ、楽しんでいただけたでしょうか。

みなさまとても積極的に話してくださっていて、誠に、ありがとうございました。

 

 

●さて、次は中山担当1級2級ライティングセミナー。

京都までわざわざお越しくださった方々に・・・、と普段あまり話さないことも冒頭に少し含めまして、セミナーを、開始しました。

相変わらずの詰め込みなセミナーでしたが、素早く応答して英作に取り組んでくださる皆様に救われました。

タイマー片手に「時間」を大切にしながら、セミナーを進めました。工業英検受験会場の雰囲気も、少し意識をしながら・・・。

 

ご参加くださいました12名の皆様(+弊社数名)、誠に、ありがとうございました。

 

セミナーは一度限り、二度と同じ時間は経験できない・・・。その日をとても、大切に思っていました。

今回ご参加くださった皆様に、心より、感謝しています。

 

●そして最後のライブセミナーは、先週23日(金)、東京よりお迎えした、特別講師の平野先生。

自分が講師をしない時ほど、ひどく緊張してしまう中山でしたが、先生にはとても早い時間に弊社に到着くださって、感謝とひと安心・・・。

 

そしてご受講者が、順に、続々とご到着・・・(遠いところ、弊社まで、みなさま本当に、ありがとうございます!)。

みなさま、ようこそユー・イングリッシュへ。(オフィス内へは、平野先生しかご案内できなかったのですけれど。)

 

平野先生のセミナーは、丁度な資料の量と完璧な時間管理で、セミナーを進められます。

そして、とても楽しい先生で、セミナーの手法は独特に編み出しておられます。

 

先生の「日本語」に着目をして、メモをすることがあります。

 

今回のメモより:

●マニュアル対策には「ひねくれもの対策」と「せっかち対策」が必要

●アクションを任せるのが「仕様書」、 他のことをやらせないのが「手順書」

 

これらをはじめとして、沢山のメモをさせていただきました。

こんな風に上手く「言葉」を使われるのは、翻訳者としてのスキルでもありますね。

また、今回は平野先生のお仕事に対するマインドにも、共感することが多くありました。

・・・と、自分の感想ばかりを失礼いたしましたが、ご受講者の方々が、良い時間を過ごしてくださったことを、心より願っています。

 

●3つのセミナーのアンケートは、集計ができましたら、アップしてまいります。

 

残るは、添削講座の返却と第2回課題、というところです。

 

2018年ユー・イングリッシュセミナー、ご参加くださった方々に、心より感謝しています。

みなさま、ありがとうございました。

********

 

 

さてさて、続いて少し、失礼いたします。

ライブセミナーがすべて終わり、次のことへ向かって走りはじめていますが、今週から来週にかけて、過去の産物(?)の機会が少しあります。

 

●1つ目は、この1年取り組んできた、新しい書籍。本当に、出せるのかなあ・・・、と待っているところです。書影がなかなか出ないところなど、本当に、出版できるのかな。

新著のamazonリンクです

 

 

●もう1つは、京都商工会議所様にて、「3語英語の記念講演会(?)」のご依頼をいただいていています。

2018年3月7日会話もメールも英語は3語で伝わります 講演会

 

「記念」といっても、もう3語本の出版からは1年以上たってしまっているのですが、しかし、1年たってこそ分かる反省点も改善して、できるだけ楽しく、「3語」についてお話をしたいな、と思っています。

 

書籍の販売とサイン会?!・・・これはあまり慣れないこと。どうなることやら・・・(かなり消極的に、思っています。果たして中山にサインしてほしい人がいるのか不明)。

先の新著「英語論文ライティング教本」もあわせて販売いただけるとのことですが、うーん、本当に無事出版されるのか、といまだ半信半疑です。

シンプル英語で元気になろう


県立高校の先生が、および下さいました。

 

2016年サミット後にて、シンプル英語の取り組みを、やってみたい! と。

 

シンプルな英語で、県を紹介したい! また、例えば「津波」が来た場合などに、地域にいる外国人にに防災の指示を出したい!

 

外国人観光客であふれる日本。

今必要なのは、「おもてなし」と「指示」、の二つです。

 

2020年Tokyoにむけても、シンプルな英語で「おもてなし」をし、さらには「これはしないでほしい」「こんな場合にはここに行ってね」などと「指示」までができると、very goodだと思います。

 

さて、今回は、3つのテーマを決めました。

①高校の紹介

②地域の観光

③防災パトロール

 

みんなでシンプルな英語で、フレーズを作りました。

 

「3語英語」であるSVOを中心に、SVやSVCも少し(例:Sumo is 2000 years old.「相撲には2000年の歴史があるよ」)、そして命令文も少し(例:Follow me.「ついてきて」、やEnjoy the sea view!「海がきれいでしょう」など)。

 

各グループで作ってもらったフレーズに、私からも足して、全部で高校様オリジナルの100フレーズ!

 

そう、昨年のテレビ番組『世界一受けたい授業』を見てくださった先生が、番組のように、是非英語を100単語覚えて、しゃべってみたい、そんな「成功」体験を、生徒にさせてあげたい、とおっしゃってくださったのです。

 

今回は、100単語、ならぬ、100フレーズとなりました。

また、学校教育らしく、「自分たちで作る100フレーズ」ということを重視して、取り組んでいただきました。

 

昨年12月、みんなが作った英文を、中山添削でフィードバック(みんな、シンプル英語への変換、楽しんでくれたかな)。そののち、「フレーズ集」に、まとめました。

 

100フレーズは覚えるのが大変かな?と思ったのですが、どれもとても短いので、大丈夫だろう、ということで、頑張っていただきました。

 

先生方からも、「英語だけ見ると、とても簡単」というお声が出ていました。

 

若いみんなならではの楽しいフレーズ(例:We eat ice cream in Summer.「夏にはアイスを食べるよ。」)や、クラブの紹介(例:Sumo has a long history.「相撲は古くからあるスポーツです。」)または、先生の紹介など(Ms. XX teaches English. She is friendly. 「XX先生は英語の先生。やさしいよ。」We enjoy learning math from Mr. YY. 「YY先生は数学教えるのが上手い。」)など、とても楽しい100フレーズが、出来上がりました。

 

さて、みんなで作ったフレーズ。

冬休みに、100個、覚えられるかな?

 

 

そして1月、みんなで集まり、実践練習をしました。

 

おなかから声を出す!

英語は「声」がとっても大切!などなど。

 

はじめはモジモジしていたみんな、どんどん、声が出るようになりました。

 

素晴らしかった!

 

みんな平等に素晴らしかった。

分厚い辞書を持ち、一生懸命自分のオリジナルな内容を組み立て説明しようとする生徒もいて、感心しました。

 

日本の文化を真摯に伝える「相撲部」の生徒たち、そして元気でかわいい女子生徒たち、「グレィト!」「エクセラント!」とあいづちをうってペラペラに見える女子生徒・男子生徒、サミット後の頼もしいパトロール隊の生徒たち、また、2人で交代で英語を読んでがんばる男子生徒、それぞれが平等に、素晴らしかった。

 

自分なりに、みんなそれぞれ、英語体験を楽しんでくれたでしょうか。

 

最後には、自分の1分間スピーチ、できたかな。

 

「上手だったよ」と褒め合っているグループもあって、とても良かったです。

 

 

今回お声をおかけくださり、生徒たちのために是非に、成功体験を! 「英語、伝わった!」や「英語、話せるかも!」という自信をつけてあげたい、という熱い思いでお声をかけてくださった先生に、心より、感謝しています。

 

2回お邪魔しただけですが、私、その地域が、大好きになりました。

 

様子を少し、こちらに記載してみます。引用先は、高校様HPより。

http://www.mie-c.ed.jp/hsima/topics/topics29.11.html

http://www.mie-c.ed.jp/hsima/topics/topics30.01.html

 

ありがとうございました。

 

 

シンプルイングリッシュ・・・。

この高校様の数日前には、東京の140名の大人の方に、講義させていただく機会がありました。

 

大人も頑張って、勉強している。

若い人たちも、頑張る!

みなさんの英語への積極性を、とても感じています。

日本の英語は、今やはり一気に、変わるときなのではないか、と感じています。

 

ありがとう、シンプルイングリッシュ。

自分の本が、面白い(笑)


書籍原稿のチェックをしています・・・。

今回は「3語英語」の類ではなく、過去の私に戻り、専門書の類の書籍となります。

 

拙著「3語英語」(会話もメールも英語は3語で伝わります)の時も、やりたい放題に、好きなことを、書かせていただきました。

 

しかしひとたび執筆をし終われば、私はいつも綺麗さっぱりとそのことを忘れてしまい、次のプロジェクトに向かう傾向があります。

 

その結果、出版された書籍「会話もメールも英語は3語で伝わります」を手にした時は、読み返しながら、自分の本ではないように、「へぇ~」「ふーん」「なるほど!」などと思いながら、2回くらい、普通の読者になって、読みました(笑)。

 

単純に、シンプルイングリッシュの世界を楽しんでいる自分がいました。

 

「あとがき」まで来てやっと、ああ、自分の本ね、と我に戻っていました。

 

 

今回はまだゲラ原稿チェックの段階なのですが、すでに同じ現象が、起こっています。(原稿提出後、翻訳やセミナーに多忙でしたため、書籍から心が離れたためかと思われます。)

 

へぇ~

ふーん!

なるほど!

面白い!!

 

(申し訳ありません、どうか、自画自賛、とは呼ばないでください。本当に、シンプルイングリッシュの世界は、面白いのです。今回も、私が書いた本、私が見つけた内容、というよりは、シンプルイングリッシュに支えられ、10年間、京大院生や他の学生、また大学の理系の先生方にも、テクニカルライティングの授業をしてきた。そこで受けた頭の切れる皆様からの授業内容へのご指摘や英語のご相談、それらを検討し、ブラッシュアップして、組み立て、確立した内容なのです。したがって、自分が書いた、という感覚よりも、これまで私の大学授業に参加してくれたみんなで作り上げた内容、といった、そんな感覚なのです。)

 

へぇー!!!

うんうん!

ホント~?!

 

・・・と、私の原稿ゲラチェックは、続きます。

 

今回の書籍も、好き放題に書いていますので(編集者様には、わがままにおつきあいくださって、感謝)、色々と、お叱りを受けることがあるかもしれません。

 

しかし、きっと、シンプルイングリッシュは、みんなの役に立つ。

 

そんな気持ちで、なんとか出版へと到達させたいと思っています。

 

(誤記に懲りて、今回、原稿ゲラ出しを3回依頼していまして、まだもう少し、時間がかかります。冬を乗り越えたころ、改めてご報告ができるようにしたいと思います。・・・春はもうすぐ!)

2018年どうぞよろしくお願いいたします


新年となりました。皆さま、良いお年をお迎えのことと思います。

皆さまにとって、幸多き一年となりますように、心より願っています。

 

 

 

弊社にとっては、今年はどんな一年になるか、ワクワクの幕開けでもあります。

地道に、コツコツと、歩んでいきます一方で、挑戦してみたいことも色々あります。

 

特許翻訳:

弊社の核の業務であります特許翻訳。ご依頼を下さるお客様に心より感謝をしながら、今年は品質をさらに安定させ、向上させていきます予定です。

どのような翻訳を求めていただけるか、お客様へのヒアリングもしていきたいと考えています。

今年はもう少し、お客様とお話をしたいです。どうかよろしくお願いいたします。

 

 

論文英語:

「特許英語・論文英語を専門とする会社」として2014年、弊社の業務を開始しました。

論文校閲もお受けしています。論文の要点が査読者によく伝わるように、元の英文を生かしながら改善をさせていただきます。

英語非ネイティブ著者の気持ちに寄り添う校閲者でありたい私、中山と、さらには理系の弊社英語ネイティブ顧問も、一緒に校閲を担当いたします。

 

また、「論文英語」の良い資料ができるように、もう少し、努力します。

 

また、今年も私、中山は、理系学生への講師業も、数箇所にて、続けさせていただきます。もう少し、もう少し、学生達と、一緒にいさせてください。キラキラ輝く彼らの研究の英語、もう少し、お手伝いしたい。年末年始にも学生のアブストラクト添削をしていましたが、キラキラ輝く、彼らの研究の英語は本当に素晴らしいのです。研究への尊敬の念を持ちながら、伝わる英語へとブラッシュアップできる力を付けていただけるように、工夫してまいります。

 

 

特許明細書の英語:

特許英語は拙著「外国出願のための特許翻訳英文作成教本」を基本にしていますが、今年は中山の個人的な興味による検討も進めながら、より実用的な、英文明細書の作成に関する資料集めと便利に使える資料化、をしていきたいと考えています。

こちらも今からとても、楽しみです。

 

 

企業様のテクニカルライティング:

ここ数年、定常的に企業様の研修を担当させていただくなか、いかに時間効率良く、素早く、かつ効果的に学んでいただくかについて、考えてきました。

また、学んでいただいた内容を部署内でも展開していただけるよう、誰でも学べて、誰でも教えられる、そんな技術英語(テクニカルライティング)の基礎をお伝えしたいです。

こちらも便利な資料を作ります予定です。短時間で情報を網羅できて、便利に使える、そんな資料を作ってまいります。

 

 

3語英語:

3語の英語の展開は・・・読者の生の声によるリクエストにお応えできるよう、便利な資料を作りたいと考えています。

書籍はいつも、「自分自身が欲しいと強く思うもの」、を作っていきたいと考えています。

心さえ向けば、一気に書けます。待ってくださっている一般の方が少しいらっしゃるようでして、どうかもう少し、私の心が再び動きだすまで、もう少しお待ちいただけますよう、お願いいたします。

 

 

社内の技術講座関係:

社内の技術講座は、業務が多忙を極めるときも、続けてきました。継続が、力になるか、未だお試し中・・・。

 

「電子電気」は、3年目に入ります。3年目らしく、演習中心に、回路を学んでいきます予定です。

 

「物理」と「化学」が分かれば、世の中の仕組みがもっとよく分かるだろう、そうすれば、特許明細書に書いてあることを、もっと明快に頭に描き、理解して訳せるだろう。そんな「思い」から、物理も化学も、勉強してまいります。

「弊社で教えていただきたい」と、強く願っている先生方に、お願いをしていきます予定です。

 

昨年より開始しました「機械」講座では、各部品のしくみや、「形状」や「位置関係」の英語も学ばせていただきたいです。

皆の協力により、今年は機械の英語表現集も、まとめていきたいと思っています。機械製品のベテランの先生により、とても多くを、学ばせていただいています。ご協力くださっています先生に、感謝しています。

 

特許翻訳には、①技術理解 ②法律理解 ③言語の自在な表現力、この3本立てが必要。

弊社スタッフともども、頑張りたいと思います。

 

②法律理解、これは今せっかく個人的に学んでいるので、特許の基礎、商標の基礎、意匠の基礎、についての社内講座の講師に立候補しようかな、と考え中。「誰かに伝えられる」ようになれば、自分の理解も進むはずです。(そうすれば、万年の知財劣等学生を、とうとう卒業できるかもしれない・・・。)

 

負荷をかけなければ成長はない、しかし、①技術理解 ②法律理解に割く時間が、日々の翻訳業務を圧迫しては本末転倒です。そのバランスを考えなければいけません。

 

それから、③言語の自在な表現力は、必須です。英訳翻訳者ですから、英語を書けなければ、はじまらない。

弊社2018年セミナー(http://www.u-english.co.jp/seminars/2018/1.html)にて、スタッフ一同も、今一度、勉強させていただきます予定です。

 

特別講師の平野先生のセミナー(2月23日、弊社の場所にて開催)も、楽しみです。テクニカルライティングの「深さ」を、楽しくわかりやすく伝えてくださる先生です。

 

 

そのほか:

弊社では、誰もが自分のスキルを人に伝えられる、広めていける、そんな人材チームを目指しています。

一人一人が日々自らのスキルを高めることに加えて、互いの良いところを吸収して自らのスキルを引きあげる、一つの目標(企業が社会への価値を提供すること)に即して学び合い、高め合う、ということが、企業という組織に属する人材の在り方でもあると考えています。(なお、そんなチームの一員に我こそは、という方がいらっしゃいましたら、引き続き、お声をおかけください。)

 

今年は社内会議も充実させる予定をしています。その中では、各人にスキルの発表を通じた「講師」の練習もしていただきます。

「伝えるべきスキル」があれば、誰でも講師になれる。私でさえ講師になれたのですから。

 

 

最後に:

昨年から、観察し、強く感じていること。弊社スタッフは、翻訳が、好き・・・。

弊社特許翻訳チームは、翻訳の仕事が大好きな人材で作られています。

 

好きこそ物の上手なれ。今年も一年、頑張っていきたいと思っています。

どうかよろしくお願いいたします。

翻訳祭への登壇(11月29日)


第27回 JTF(日本翻訳連盟)翻訳祭、にて、90分枠で、登壇をさせていただきます。

http://www.jtf.jp/festival/festival_program.do#koen_004

 

機会をいただきますことに、心より、感謝いたします。

関東の皆様にお会いできますこと、楽しみにまいります。

 

 

最近、東京方面の特許翻訳者の前でお話をするという機会が、少しですが、増えています。

 

翻訳祭とは別の機会で、比較的大人数の特許翻訳者様が一同に会されている、という仕事現場での機会に、いくつか、お声をおかけいただきました。

 

これまで、比較的大人数の現場セミナーでは、知財ご担当者の方々向けが多く、「大勢の特許翻訳者」の前でお話するという機会は、それほど多くはありませんでした。

 

私の特許翻訳歴は、現在18年程度・・・。

対して、現場の特許翻訳者であられるご受講者の中には、特許翻訳歴30年とか、時には40年(45年という方にお目にかかり、尊敬!)、といった方々も、いらっしゃることがあります。

 

自分よりも翻訳歴の長い方々の前でお話をすることには、少々、気が引けるということがあります。

 

しかし、お声をおかけくださった「ご依頼者」の目的に沿った情報を提供できるように工夫をしたい、といつも考え、セミナーを組み立てています。

一つでも、ご受講者にとって参考にしていただける内容があったことを、切に願っています。

 

 

 

さて、変わって「翻訳祭」では、その名が「お祭り」ですので、少しでも楽しく、また私らしく、お話をさせていただきたいと考えています。

 

今回は「お祭り」との名のもとに、翻訳者としての「マインドセット」の部分も、少し入れさせていただきます。

 

ハイレベル特許翻訳者の方々、翻訳学習中の方々、分野の異なる方々などの皆様方に、お会いできるといいなと考えています。

 

またお若い翻訳者・翻訳志望者の方々などにも、色々な講師が登壇なさる翻訳祭に、是非にお運びになられるといいなと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

(翻訳祭の事前のお申し込みは、締め切りになっているようです。当日のお申し込みもできるのかな、と思います)→その後、今年は当日のお申込みは受付されない、という情報を得ました。

 

 

 

 

 

 

苦しい語数減らし


細切れ時間を見つけながら、執筆活動も、続けています。

 

他の大切な業務が多くありますため、本当に短い細切れ時間です。

10分とか、5分、時には隙間時間3分でも、つないでいきます。

 

本当は「もっと執筆時間が欲しい」、と心が叫び、時には泣きたくなる時もあるのです。

 

しかし、これは私がこれまで行ってきたタイトさと同様であるため、今さら泣くことや、10分では書けない、なんて思うことも、決して、ありません。

 

一切の不要なこと(と心の迷い)を切り捨て、大切なことは一つも捨てず、そして細切れ時間をつなげば、どのような状況であっても、時間は捻出できると考えています。

 

 

次は専門書なのですが、心を注いで、書いています。

 

ああ、現在400ページ超。ここからどうやって、語数を減らしていくか・・・。

 

かなり、減らさなければなりません。

 

特許本(外国出願のための特許翻訳英文作成教本)を書いた時も、600ページくらいから400まで減らしましたが、今回も、書きたいことは盛りだくさん。まだページ数が増えそうです。

 

しかし、規定が300ページ程度なので、実際の原稿の文字間隔も考えると、おそらく大幅に、減らさなければなりません。

 

「読める本」にしなくてはならないのは、分かっています。

 

また、「手に取りやすい本」にしなくてはならないのも、分かっています。

 

「ページ数が多くて安い本」を出版してくださる出版社があれば本当にありがたいのですが、通常は、ページ数が増えれば、それに応じて価格が上がる、したがって、読者が手に取りにくくなるから、ページ数を減らすように、と出版社からは、結構厳しく言われるものです。

 

前の「3語本(会話もメールも英語は3語で伝わります)」も、なんとかお願いをして、当初の提案よりも行間を縮め、余白を減らしていただいて、そして1枚のページを薄くして、情報が多く入るように、仕上げていただきました。

 

おかげで情報を網羅しながらハンディに手になじむ書籍になったこと、とても嬉しく思っていました。

 

せっかく購入した書籍が、ページの紙が厚くて持ち運びにくかったり、余白や行間が広くて中身の情報が少なかったりすると、自分自身ががっかりするため、できるだけ効率的、効果的に、情報を詰めこみたいのです。

 

今回もなんとか、行間を縮め、余白を減らしてもらえないか・・・。
また願わくば、価格そのままで、ページ数を少し増加させていただけないか・・・。

 

また、どうしても含めたい内容、読者に役に立つと考える内容があり、タブーかもしれないのですが、なんとか入れていただけないか・・・。

 

 

お願いごとは、直接伺うのが一番。東京の編集者様を急遽、尋ねます。

 

ダメ、って言われるかなあ・・・。

ああ、どうか、お願いします。

本を書くことは、そうそう何度も出来るわけではありません。一度の書籍には、自分の想いのすべてを、込めておきたい。

そして読者にとって、少しでも役に立つ書籍にしたいのです。

どうか、どうか、お願いします。

 

 

・・・・と心に願って、出版社をお尋ねしてきました。

 

なんとか一部は許容いただけることが決まったものの、その後も増え続けるボリュームに、なかなか、苦慮しています。

 

 

語数の減らし方は、分かっているのです。

 

「ここ、削除してください」

 

これまで同様に、幾度と言われたこの言葉、これを「頭に浮かべる」のです。

 

書籍原稿の、あらゆる箇所に、この言葉を、言ってみる(つまり、言われたというように、想定してみる)のです。

 

そうすれば、「とんでもない!」「これこそが、私が伝えたかったことです」「絶対に削除はできません」

 

と反論したくなる箇所と、

 

「分かりました。検討します。」

 

と思える箇所が、明らかに、存在しているのです。

 

そう、前者を残し、後者はざっくりと消す。

 

これが、私の書籍の語数減らし、です。

 

セミナーの資料減らし、も同じ方法で行います。

 

ですから、よく周りの方々に言われる、「そんなに書けるんだったら、2冊にすればどうですか?」や「削除した資料で、もう一回別のセミナーしてもらえませんか」や、「セミナー準備で削除した例文を、勉強のために提供してください」、などというリクエストには、なかなか、応じられません。

 

なぜなら、「一冊(または1つのセミナー)」が「よりすぐり情報」で構成され、「もう一冊(または次のセミナー)」が「残った不要情報」で構成される、なんていうことは、大変、失礼なことであるためです。

 

以上、私のやや苦しい語数減らしは、もう少し続きます。

 

ばっさりと削る、英文リライト、の過程とも似ています。

 

削った資料よ、さようなら!

20年・・・


英語論文の講座、技術英語の講座、特許英語の講座、などのお問い合わせが増えてきました。

最近、私はどこへでも行きますので、遠方からのご依頼もあります。

 

少し前には、九州の大学様へ、お邪魔してきました。

HPに掲載くださいました。

 

 

先日は、鳥取県の大学様へ、お邪魔してきました。

*こちらもHPに掲載くださいました。

 

また年内に別の九州の企業様へ、という機会もあります。

ほんとうに、ありがたい限りです。

 

そのようなわけで、セミナーの資料を、日々、改訂しています。

企業様の場合には、その企業様特有の文章を、追加します。

大学様の場合には、ご受講者の分野に応じて、例文を作ります。

特許英語の場合、ご受講者の目的に応じて、一からセミナーを組み立てます。

 

しかし、伝えるコンセプトは、いつも、同じ、です。

 

つまり、「3C(正確・明確・簡潔に書く手法)」です。

 

その中には、どんなに難解な類の文書の英語であっても、いつも、「3語の英語」(=SVO)へと収束する例が、多く入っています。

 

 

さて、資料を改訂するときには、過去の自分と、現在の自分が、出合うことになります。

 

昔の例文を採用した過去の自分と、資料を改定している今の自分。

驚くほど自分が変わっていないことを実感しながら、しかし、新しい自分も、見ることができます。

 

そんな中、自分は何年、テクニカルライタとして働いてきたか、ということを問われましたので、数えてみましたら、20年、になっていました。

 

何事も10年は一区切りと思っていたのですけれど、英語を書く仕事をはじめて、今、20年・・・。

 

20年か。

 

紆余曲折もあったのですけれど、20年、英語を書く仕事を、続けてきた。

 

平均時間にすると、1日6時間程度、書いてきたと思います。土曜日も、日曜日も、講師に出ている日も、日中休んでいる日も、朝/昼/夜/夜中、を平均すると、1日だいたい6時間、英語を書いてきた。

 

パソコンを触らなかった日は、ほとんどありませんでした。

 

後ろを振り返ると、日々歩んできた、軌跡、がありました。

 

どんなときでも、つながっている仕事の軌跡に「穴」をあけないこと。

 

色々なことがあるわけですけれど、しかし、何があっても、仕事に「穴」をあけてはいけない。これは私の、モットーでした。

 

したがって、転職するときも、1日も間をあけず、むしろ前職と現職を「重ねて」、転職をしてきました。

 

色々な状況がありましたけれど、これまで続けることができて、良かった、と思っています。

 

そして、自分を見つめなおす機会をくれる講師業に、感謝しています。

 

しかし20年たっても、「とても難しい」と感じる、英語ライティングの世界。

特に、特許翻訳は、難しい。

 

自分に足りないスキルをなんとか手当てしながら、これまで、歩んできた。

もう少し、願わくば大幅に、スキルアップしたいものです。

 

スキルアップを図るためには、一歩一歩、地道に歩まなければならない、近道はない。

 

It’s all about PRACTICE.

 

また一つ一つ、地道に、積み重ねていこう。

毎日仕事を続けられる、こんなに幸せなことはない。

9月の取り組み


今年は、これまでのセミナーの類を、減らしていました。弊社開催のセミナーも予定のお知らせができず、申し訳ございません。

 

特許翻訳の案件数をこれまでより増やしてご依頼をいただけるようになりましたので、翻訳・リライトに時間を裂きたかったこと、また今一つ別に取り組んでいることがあること、そして、今年6月あたりから、弊社「翻訳チーム」をなんとか形作りたい、その想いが強くあり、人材開発(協力者を募集したチーム作り)にも、力を注いできたつもりです。

 

しかし9月は、いくつか単発のセミナーのご依頼をお引き受けさせていただき、週に2,3回の割合にて、これまでと少し異なる類のセミナーのご依頼があります。ここ最近は、資料作りにも時間を使っていました。

 

さてまずは1つ、週末にセミナーが終わりました。
工業英語協会主催の工業英検セミナーでしたので、私にとっては、これまでに何度も、経験しているはずです。

しかし今回、名古屋に伺うのは久しぶりで、また工業英語協会セミナーの担当も久しぶりでしたので、なぜかとても、緊張しました。

 

初心に戻る、セミナー前。
「気楽」にはなれない、セミナー前でした。

 

受講者が何を学びにお運びくださっているか。
どのような情報を提供することが、期待されているのか。

 

資料を作成し終えた後も、その日の朝まで、考え続けていました。
早朝に突然「はっ」とひらめきとともに目覚め、資料を追加準備・・・、といった始末です。

 

いい加減にこのような緊張感をやめればいいのに、と自分でも思いながら、おそらく過去に、自分が「人前」で何もできなかった頃の恐怖の思い出が、時々に現れるのです。

 

緊張感を乗り越えるのは、たった一つの方法です。
つまり、「周到な準備」、なのです。

 

そのようなわけでも今でも、心の奥底に残る「弱い自分」と戦うために、周到に、準備を進めてしまうわけです。大丈夫、大丈夫なのに・・・。

 

協会の他の講師陣のように、いつか「余裕」で講師業を楽しむ講師に、なりたいものです。

そこには、圧倒的な実力があるのでしょう。

(協会のHPは新しくなったようです。丁度、講師のページができていました。)

 

さて、そんな「私の内側」の緊張感とは裏腹に、今回も、実際にはとても楽しんで、講義をさせていただきました。

 

25名程度のご受講者の皆様、とても熱心に演習に取り組んでくださり、もっと時間が欲しい、もっと皆様と時間を過ごしたい、もっと皆様と色々な対話も持ちたい、そんな気持ちで、一杯でした。

 

名古屋セミナーはいつも、活気がみなぎる、私の好きな場所の一つです。

過去には講義をするために、よく通っていました。

 

ご参加いただきました名古屋の皆様、誠にありがとうございました。
一つでも、学んでいただいたことがあったことを、心より願っています。

 

 

さて、今月のセミナーは色々ありますが、クローズなものが多いです。
オープンなものには、例えば次のようなものを担当予定です。

 

 

「伝わる英語」のポイント習得講座
https://www.toyro.co.jp/SeminarForm.php?id=1468
普段の「技術英語」よりももう少し、簡単な内容となります。しかし一般英語ということではなく、ビジネス・技術の内容です。

 

 

「起業家セミナー」というものも、依頼がありました。私がお話します担当時間は30分だけです。
https://www.act-kyoto.jp/events/20170915ki21.html
こちらは英語には関係がなく、また事業として何をしているかでもなく、起業家の気持ち(?)、に焦点を当てて話すようにご依頼をいただきました。
弊社の入居しています建物での開催です。

 

 

さてさて、他にもいくつかありますセミナー準備に、ようやく目処が立ってきました。

 

 

セミナーは、自分にできるすべての準備を終えたら、最後の方法は、たった一つ。

 

準備が終わり、心を決めたら、次のことが大切、と考えています。

 

Enjoy the experience!

楽しかったね 世界一受けたい授業


もう1ヶ月以上前ですが、日本テレビ「世界一受けたい授業」に、2度目の出演を、させていただきました。

http://www.ntv.co.jp/sekaju/profile/nakayamayukiko.html

 

「英語に親しみを!」という観点からの授業を担当させていただきました。

ありがとうございました。

 

 

さて2度目の出演では、妙に冷静な自分がいて、スタジオでも、とても冷静に、他のみなさまを、観察(笑)していました。

 

私はよく、「セミナーは戦い」、という表現を、これまでに使ってきました。

 

自分のセミナー(技術英語セミナー・特許英語セミナー・論文英語セミナー)の時、限られた時間で、伝えたいことを決めて、それを伝えるために、時間と戦い、自分と戦い、またある意味ご受講者の方々とも、戦うのです。

 

90分、2時間、3時間、5時間、2日、と色々な時間設定がありますけれど、それぞれ1分たりとも、無駄な時間はない。

 

時間を最大限に生かしながら、効果を高めていく。

 

セミナー中は、一つのことを話しながら、頭では次に話すことについて考えていたり、一つの英文リライトを受講者に問いかけて一緒に考えながら、手元では次のプリント配布の準備をしていたり・・・。

 

とにかく少しでも、セミナー中に自分の頭の中が「ブランク」になったり、または少しでも「休む」ようなことが講師である私に生じそうになれば、慌てて「次にすべきことは何?」と自問して、その準備を進めます。

 

ですからセミナーの前は、私は基本的に、ほとんど食事をとりません。

 

なぜなら、人は「飢えた状態(笑)」のほうが、頭がシャープで、ハングリー精神があって、そして、「戦い」には、もってこいなのです。

また単純に体が軽くて、会場内を動きまわりやすいです。

 

 

・・・と、自分のセミナーの話をしてしまいましたが、上の番組収録の際に、同類のような「時の流れ」を感じていました。

 

 

素人の私だけでなく、出演者の方々みなさん、戦い(?)のような気迫が、伝わってきていました。

(私はその場で素人ですので、ある意味気楽なものでしたが、他のみなさまからは、お一人お一人、気迫があふれていました。しかし私も、誤りをおかしてご迷惑だけはかけてはいけない、というような生真面目心から、気合いだけは、入れていました。)

 

自分のセミナーのことを思い出しながら、貴重なプロのお仕事の現場、というのを見せていただくことができて、興味深い経験でした。

 

 

出演のご依頼をくださった番組さまに、感謝しています。

 

今はすっかり特許翻訳と論文英語の本業に戻っていますが、たまに「ああ面白かった」、と思い出すことがあります。

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